Goodies#361: 結婚記念日の夕食: フェテチーニアルフレッド

この夕食のために先週末「予行練習」をした「生パスタ」。セモリナ粉と普通の小麦粉を2:1で試したのだけど、捏ねるのがとっても大変でした。で、あれから色々とネットで調べていて、「シェフ・トム (Chef Tomm)の基本のパスタ」のビデオを見っけ。この巨体のシェフのビデオ、とってもわかりやすかったので、彼の勧めるとおり「普通の小麦粉」だけで生パスタを作ってみることに決定!
よっしゃー。

小麦粉3カップ、オリーブオイル8分の1カップ、卵4個+卵黄2個。この分量で大人ふたり分のパスタが2食〜3食分(少食なら4食分)作れるよー。

トムさんが言うに、液体(卵と油)を初めに混ぜあわせ、その中に粉を混ぜる。これを逆にしてはいけません。

生パスタ作り

小麦粉は予め計って別のボールに入れておき、徐々に様子を見ながら足していく。最終的に全部使わなかった。今回、私たちは大きなボールの中でザクザクと混ぜあわせ、だいたいまとまってきたらカウンターにだしてこねました。前回よりも断然捏ねやすいっ!

生パスタ作り

伸びもいいしまとまりも良い☆ こねすぎるのは禁物。途中、記事の真ん中に切り目をいれて、指をいれてみて「ぴたぴた」とするくらいにこねあがったら、そこでストップ。生地が指にへばりつくようだったら、もう少し粉を加えて捏ねるんだって。

一番幅広の設定で「3回」通す。一回ずつ、折り畳み→通す。これを3度繰り返す。そのあと、2段階薄い設定に切り替えて1度ずつ通していく。で、最終的に一番薄いところまでぐぐっといきます。うすいっ!

生パスタ作り

これをフェテチーニの太さに切りまーす。

生パスタ作り

薄いけどほどよい弾力性があるので、びりびりとちぎれなかった。ほっ。

生パスタ作り

前回の4分の1の厚み。良い感じ。

パスタは切り終わったら「冷凍庫」で休ませる。その間に「アルフレッド」のクリームソースを作ります。

が、この作業はささっとやんなきゃいけなくって、のんびり写真を撮ってられなかった(汗)。トムさんのアルフレッドソースは至って簡単。ヘビークリームを2カップ、ふつふつと泡が出てきたらパルメザンチーズを約1カップ入れる。塩コショウで味を整える。一方で、冷凍庫からパスタを出して、思いっきり沸騰しているお湯の中に塩を「大さじ3くらい」どさりといれ、パスタをその中に。湯で時間は1分もかからず。入れて出す!お湯をしっかりと切って、アルフレッドソースの中に放り込む!絡める!

よっしゃ、出来上がりやー!

っってな具合。使い勝手の悪い私たちの台所は、半分パニック状態のシェフ二人でごったがえし…

なんとか、かんとか。できまひた。ほっ。

生パスタ作り

ガーリックソテーしたエビは、前にブレントウッドベイで引き上げたもの。この日のために冷凍しておいたのです☆

ドライでさっぱりとした白ワインもブリティッシュコロンビア州のもの。

カロリーが高く、炭水化物みっちりの夕食。美味しかったー♪ 生パスタも前回のよりもずっと良かった。ただここまで薄いと、ほんと、沸騰したお湯に「いれて出す、で食べる!」。でないと全部くっついてしまいます。

ごちそうさまでした。

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#Goodies27: 9回目の結婚記念日

実は明日6月26日は、 Allocco  と私の9回目の結婚記念日。しみじみと、9年。

今日の夕方から3日間、久々にバンクーバーの友達家族のところに遊びに行きます。なので、今朝、一日早く、結婚記念日おめでとうと言いあいました。
朝起きると、机の上にアニバーサリーのカードとプレゼントが置いてあってびっくり。

結婚記念日

ネックレスはこの間一緒に買い物にいったときに目をつけていたみたい。そのときに私が買った、パンツとシャツに合うだろうと。Alloccoは私よりも買い物好きだし。色々とこだわる性格で(これが時にはとてもやっかいなんだけど)、センスは私なんかより断然よろしい。

そういう Allocco との結婚生活も9年が過ぎ、あさってからは10年目にはいる。色々とあったなー。
私たちの年齢差は20+。そして文化の差。私は日本人で彼はカナダ人(お母さんはイタリア人でお父さんがアメリカ人:彼は断然、イタリア人の血をひいていて「あつく」なりやすい)

始めの2年・3年は、年齢差による違いをずいぶんと気にしたり、その違いを埋めようと背伸びをした部分があり、しんどい、と思うこともよくあったなー。そのうちに、年齢の差はどう頑張っても埋まらないとわかり、あきらめると楽になった。

でも、文化の差はついてまわる。日本の社会では「良いこと」「礼儀正しい」とみなされることが、ここではそうでもなかったりする。「よかれ」と思ってこっそりしてあげたことが、「なんでそんなことしたんだ?」って問い返されたり。そうすると、またそこで「いちいち」理由を説明しなければいけなくて、それがたまらんイライラすることもある。今でもある。
笑える違いは、私たちはいろんなことを反対にする。靴のそろえかた、ハンガーに掛ける服の方向、コップの置き方、箱の作り方、タオルのたたみ方などなど。最初のうちは「なんでやねーん!」といらついてたけど、これもあきらめました。なんてったって9年だもんね。

結婚生活は努力の積み重ねだと思う。そうやって、あかの他人を理解し合い、思いやる努力は、何年経っても大切だと思う。

あらためて、どうもありがとう、と思いました。

追伸:明日から3日間はブログ書けませんが、帰ってきたら復活します。