Goodies#133: 感謝祭の夕食

数年ぶりにトライした「感謝祭の夕食」。ぜーぜーはーはーでした。

でも、おいしかったし、楽しかった。夕食には、過去2年ほど、続けて感謝祭の日に招待してくれていた、中国人のお友達 Zhow さん家族(お母さんと娘さん、お父さんは現在帰省中)と、「雲南の夕食」に招いて下さった フランクさん一家を招待しました。

さて。前日、洗ってペーパータオルでふいて乾かし、冷蔵庫にいれておいた「七面鳥」をとりだした。

七面鳥

体重計にのせて重さを量ったところ、6.2 kg。

常温に戻すのに結構時間がかかった。もう少し早起きすればよかった。

で、これが昨晩作っておいた「スタッフィング」。

スタッフィング

スタッフィング、又は「ドレッシング」とも言う。ターキーディナーで、一番好きなのがこのスタッフィング。スタッフィングというのは、鶏肉なりなんなりの「中につめる詰め物」。色んなレシピーがありますが、私たちはブレッドベース(白いパンを使うもの)で、リンゴとソーセージのスタッフィングが好きです。パンはイタリアンベーカリーで「Sourdough bread=サワードーブレッド(酸っぱいの)」を買ってきて、2日程室温で乾かしたもの。それを2cmほどのキューブに切ります。ソーセージはスパイシーなもの、リンゴは青いグラニースミス(お料理に向いている青リンゴ)を刻んでタマネギとセロリと一緒に炒める。セージ、パセリ、タイムなどのスパイスをまぜ、それを先ほどの角切りにした食パンに混ぜ合わせる。私たちは、いつもドライアプリコットを小さく切ったものもいれる。これだけでも十分楽しめるくらい、おいしい。

このスタッフィングを、常温にもどった七面鳥に「徹底的に」つめる。スタッフィングは肉汁を吸い込み、スタッフィングのおかげでお肉の水分を保てるという、素晴らしい Give & Take の関係。

七面鳥とスタッフィング

びろびろとした皮を縫い合わせ、七面鳥をオーブンへ。焼くこと3時間。もう少し早い時点で七面鳥をオーブンから取り出したらよかったかなー、とも思った。オーブンから出してからも、もっている熱でお肉が料理され続ける。それを計算して取り出すべきだったな。

ローストターキー

ででーん。

七面鳥を焼いている間に、掃除、野菜の準備。前日に借りたdvdを返しにいったところ、マラソンレースで私たちの住んでいるエリア全体が「ロードブロック」になってしまい、普通10分で帰れるところを50分かけて帰ることになったワタシ...この時間のロスが後にひびいた。

ココから先はてんてこまいで、写真もとれませんでした。ぜーぜーはーはー。

それでもなんとか...

感謝祭の夕食

久しぶりだったので、もうちょっとあれをこうすればよかった、という反省点はいくつかありました。

が、大勢でのお食事はやっぱり楽しい。同じものを食べていても、大勢だとおいしさが倍増するように思う。中国人のお友達家族と一緒に、ノーベル平和賞を受賞された、民主活動家「劉暁波」さんに乾杯をした。彼の様な活動家こそが、中国の人たちを率いることのできる社会がくるようにと。

ターキーディナーの「目玉」は、二日目に作る「ターキーサンドイッチ」。楽しみだなー。これで3日程、残り物で大丈夫そう。うふふ。

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Goodies#132: 感謝祭の準備: パンプキンシフォンパイ

カナダでは明日が「Thanksgiving Day=感謝祭」(祝日、やっほー)。

ここ数年、友人が感謝祭の夕食に招待をしてくれたので、自分たちで作る必要がなかった。

今年は。作りまーす!久しぶりなのでちょっとうかれている私たち。カナダの家庭(アメリカでも同じですが)では、感謝祭というと「ターキーディナー=七面鳥の夕食」でございます。やっほー。

七面鳥。

七面鳥

あんまり美しい鳥ではない。相方のお母さんが住んでいる、カリフォルニアのウォルナッツクリークでは、野生の七面鳥がその辺をうろうろとしていたっけ。顔がよぼよぼで、怪しげな色合いだった。

とにかく。明日は、七面鳥を丸焼きしまーす。うふふ。

ターキーのお肉は、鶏肉などの他のお肉と比べると「ドライ」でばさばさとしていて、あまりフレーバーもない。tryptophan(トリプトファン)というアミノ酸がたくさん含まれているため、七面鳥のお肉を食べると「眠たくなる」らしい。それでも、感謝祭のローストディッシュは、ターキーでなきゃぁね。

感謝祭のターキーディナーを作ろうと思ったら、その週の初めのあたりに買い物を全て済ませる。必須アイテムの「根野菜」や「芽キャベツ」は、新鮮なものが売り切れてしまう。それから、今回は奮発して、ローカルのフリーレインジオーガニックの七面鳥を注文。

そして。大抵、前日(今日)にいろいろと下ごしらえをする。

わたしの担当は、「パンプキンシフォンパイ」。

相方のおばあちゃんのレシピです。今回は合計、大人6人、ティーンが1人。なので、パイは2つ焼くことに。

材料。

パンプキンパイ

レシピは一応「シフォンパイ」なので、卵の黄みと白みをわけて、白みの方を泡立てて角をたて、残りの材料にたたみこむ。普通のパンプキンパイよりも、軽い仕上がりになるかな。昔、始めてカナダに来たときは、パンプキンパイはあんまり好きではありませんでした。が、気づいたらこの時期に食べたくなるパイのひとつ、になってました。

パンプキンパイとホットミルク。好きだなー。季節ものです。

パンプキンパイ

できあがり。ははは。見栄え悪い。クラストが「ぼこぼこ」。気合いをいれすぎると、いつもこうなる。...ふむ。ま、いっか。

今日は、このパイ作りと、ターキーの詰め物「スタッフィング」の下ごしらえをしました。さて、明日は本番。
わーい。