レーザー治療

昨日は長い一日だった。昨日の朝起きたときには予想もしなかった展開になったのでした。

レーザー治療を受けました。

10日ほど前だったか、歳のせいか「飛蚊症」の糸くずのようなものが増えた気がする、ということをブログにも書いた。そのときに「目の診察」の予約を入れた。私の保険では目の診察が一定金額までカバーされる。なので、2年に一度くらいは診察を受けるべきなんだけど、気がつくと最後に眼科検診(?)してもらったのが5年前!目の中を浮遊するものが増えたっぽいし、検診受けておこうかと予約した。その検診が昨日の朝だった。

前にも診てもらったことのあるDr. H。若いアジア人の先生で、汗だくでちょっと遅れてやってきて「ごめん!自転車のチェーンが途中で外れてさっ」と、元気いっぱいのりのりで診察室にはいってきた。「さて。なんで5年ぶりに予約を入れたの?何か(目の)気になることがあるの?」と聞くので「いやぁ、フローター(飛蚊症のひょろひょろ)が増えたかなと思って…左目の上に浮遊してるのが見えたから予約入れてみました。」と答えた。

視力は問題なし。

フローターが気になった方の左目をじっくりと診てくれて、ぼそっと「Retinal tear(網膜裂孔)が見えるね。」と。

耳を疑った。「Retinal tear」って60歳とか超えてから起こるものじゃないのー?えええっっっ??? とびっくり。「ひどいのですか?裂けてますか???」と聞くと、「いや、完全に剥離はしてないけれど、破れてるというか穴が空いてるヨ。網膜治療の専門医に今すぐに電話を入れますね。これはすぐに治療しないと危ないので。」というではないですか!「このタイミングで予約入れてよかったよ。これ、1週間放っておいたら剥離してたから。」と、にこにこ笑って冷静に言いながら、軽やかな足取りで部屋を出て電話をしてくれた。

「専門医から今日か明日のうちに連絡が来なかったら、折り返し僕のところに電話してくださいね。ソレ、すぐに治療しなきゃいけないからね。じゃ、またね!」と、Dr. H。 えっらい軽いノリなので、不安なものの「まぁ、そんなにひどくないのかなぁ」と思いながら自転車で一旦帰宅。 家に着くか着かないかのところで、網膜専門医のDr.Nから電話が入った。

「今日の2時半、来れますか?来てくださいね。」ということ。「もちろん行きます!」と。

木曜日はリモートワークの日。まぁ、なんてタイミングが良いのだろう。Dr.Hも瞳孔を開く目薬(6時間効果あり)を入れたけれど、午後の治療でも同じ薬を入れて瞳孔を開くので、運転はできない。相方の運転は余計に私のストレスになるので、自転車でクリニックまで行くことにした。幸い、Dr.Nのクリニックはダウンタウンの近くなので、自転車で20分もかからない。

2時半の予約。一通りの診察(眼圧を測ったり、写真を撮ったり、瞳孔開いたり)をアシスタントスタッフにしてもらい、Dr.Nが診察室に登場したのが3時半過ぎ。若いアジア系の先生で、前進真っ黒のスポーティーな格好に黄色いスニーカー。私の名前を声にだして読み、両手を合わせて「Nice to meet you、日本人ですね!日本はいい国ですね!」という挨拶。「はぁ、い。イェス、日本に行ったことあるのですか?」と聞くと「まだ行ったことないよ!でも日本は良い国です!」と言うので、わたしも笑ってお礼を言った。

私の左目の写真を見て「ほら、ここ。ここが破れてきてますね。見えるでしょ? このタイミングで見つけることができて良かったよ。」

「フローターが気になって診察の予約入れたんです」と私。

「あぁ、ちゃんとフローターに気づいて良かったよ。でもそれはフローターじゃなくて、多分亀裂からの出血だよ。気づかないでいると、そのまま網膜が完全には破れちゃうんだよね〜。破れて剥がれてしまうとちょっと大変なんだよ。ところで、キミはボクシングしたりしないよね? 顔面パンチされたとか、ないよね?強い力で目をゴシゴシ引っ掻いたりするくせがある?そういうのが原因で起こることもあるけどねぇ。。。。」と、先生。

答えは全部NOです、もちろん!ボクシングもしないしパンチされてないし、ゴリゴリ目玉を掻いたりしませんし!

レーザーでこれ以上亀裂が大きくならないように周りを。。。ま、簡単にいうと「固めてしまいます」。痛くもないし治療は2分もかかりません。何か質問ありますか?

。。。わたしもかなり疲れていたので、「痛くない、さっと終わるんですね。了解です。よろしくお願いします。」と言って、承諾書にサイン。

レーザー治療は本当にあっという間だった。

てっきり、ベッドに寝転がって上を向いて、上からレーザービームが降りてくるのかな、と思っていたんだけど、違っていた。

普通に椅子に座り、顎をのせ、両手でバーを握りしめる。「あなたがしなきゃいけないのは、絶対に動かないことです。痛みはないですが、たまーーに痛みを感じるひともいます。が、普通は感じません。」とN先生。

向かい側に座った先生が、特別なレンズを私の左目に押し付け、そのあと何かをしてビーッビーッビーッビーッ。

本当に痛くなかった。ただ、プレッシャーを感じた。2分もかからず終了。

1週間後に治療した箇所のチェック。その予約の紙をカウンターでもらっておしまい。私が最後の患者で、スタッフひとりとアシスタントひとり、先生以外はみんな帰り、待合室の電気も薄暗くなっていた。なんだか寂しい。

一日の最後の治療。先生、疲れていただろうけど、ちゃんとやってくれたよねー。多分、大丈夫よねぇ。

とにかく。病院や診察の予約で何時間、何週間と待たされることが「ザラ」のビクトリアで、こんなにもさささーっと予約してもらって診てもらい、同じ日に治療も終えることができたのがありがたいです。自転車で行ける距離だったのもありがたい。

定期検診の大切さを再認識。みなさん、目にひょろひょろ〜っと浮かぶものが「増えたな。あれ?」と気づいたら、眼科で診察を受けましょう!網膜裂孔や網膜剥離の早期発見につながります!

はぁ、、、これまた「歳」ですなぁと、ひとつしかない自分の身体を大切にしていかないとなぁ、と実感した木曜日でした!

スクリーンタイム

一昨日、少し高いところにあるものを両手で取ろうとしたときに、ぴきんっっと首の後ろに嫌な痛みが走った。

こちらでは「pinched nerve」と呼ばれるものだと思う。

写真は話と関係ないけど、「pinched」ダリアの芽。笑 枝葉を増やす。

二日たって大分動かせるようになったけれど、首の後ろよりの側面から肩にかけてカチンコチンのばきばき。夜寝ているときに枕の上の頭を動かせず、朝起も両手で頭を固定しながら「よっこらせ」と起きる。五十肩とかもこういう痛みなのかなぁと思う。温めたほうが良いのだろうから、朝いちの冷水シャワーは控えておいた。痛みが強いのは先週末にエッジをして思い切り筋肉痛になった方なので、あれが関係していたのかも。

普段元気なものだから、少し不便になると「カラダはひとつ、一生ものだなぁ。」としみじみと思う。

そして、目も!

私はメガネをかけている。最近、オフィス用メガネの右目のガラスに「何か」がくっついている気がして、何度も布でガラスを拭いた。または、視界の端のほうで虫が横切った!みたいな。

そう、飛蚊症(フロート)というやつでした。。。 「飛蚊症」っていう症状名、まさに、言い得て妙! 目玉を動かすと、ひゅぅ~っと一緒について動く。前からあったけれど、最近増えた様に思う。

スクリーン(職場のPC、家のマック、スマホ)の見過ぎかもしれない。ほんと、スクリーンばっかり見ている気がする。。。スマホの使用時間をアプリごとに見てみると、一番多いのはSNS、で続いてカメラとLibby(オーディオブックアプリ)。数週間ほど前からSNSをスマホで見るのは1時間未満、と決めてみた。家のマックでコメントやメッセージに返信するのは除く。今週のスマホの1日平均利用時間は2時間32分。先々週と比べると少し下がったものの、まだ2時間以上もスマホを見ていることになる。あかんやろ!!

インスタでは結構「役に立つ・ありがたい」情報をもらったり、メッセージやコメントは私にとっては嬉しいコンタクトだ。Doodleの方のアカウントで、描いたもの・作ったものなどをアップする場所がある、というのは自分自身を掻き立てる(?)きっかけにもなっているし、他のクリエイターさんたちからも沢山の刺激をもらっている。なので、アカウントを閉じるのはあまりにも寂しい。

なので。一日の平均利用を1時間半までという目安で、目と精神を労ろうと思う。

みなさんも、良い週末を!

家庭医との会話より。

先日、長い間お世話になった家庭医(General Practitioner)の3年後の退職、新しい看護師さんグループへの移行の話を書いた。オンラインで手続きをすませ、次はこの看護師さんグループから最初の「顔合わせ」のお知らせが来る予定。完全に移行するまでにはまだ時間がかかるようで、昨日、家庭医のDr.Pとビデオ予約で話をした。

相方の薬の処方の更新、私の女性検診の更新についてなど質問があったからなのだけれど、今までお世話になったお礼を言いたかったというのもあるし、もし看護師グループさんに断られたらDr. Pに戻れるのかの確認もしたかった。

私たち二人が移行後に納得できない場合も、数週間以内であれば戻ってきて良いと言ってもらえた。

家庭医と看護師グループの大きな違いを聞くと、家庭医は診察して「診断」ができるけれど、看護師はおそらく「診断」よりもどの専門家に診てもらうべきかという橋渡しをすることがメインになるだろうって。それと、やはり、家庭医はわたしたちのメディカルヒストリーを十分に理解してくれているし、それぞれの専門家と直接話して総合的に把握してくれている。そこに大きな安心感があるのだろうなぁと思う。

Dr.Pに、「移行することを思うとやっぱり寂しいです」と伝えると、「この(移行)チャンスについて連絡した50人の(私の)患者さんたちの殆どが、実は私のFavorite patientsなのよ。だから私も寂しいの。」と言っていた。じぃんとする。良い先生にお世話になることができて、私たちは幸せだったなー。

Dr. Pが、相方の「短期記憶障害」の進行はどうかとも聞いてくれた。私が見ている限り、大きく進行はしていない。じわりじわりとは進んでいるのだろうと思うけど。「良くなるものではない。だから、現状をどれくらい維持できるか。頭を使うことやひとと会うことはもちろん大切だけれど、体を動かすということも脳の健康にはとても大切、と(相方に)伝えておいてね。」と。 「おそらく、彼自身よりもしんどいのは、ケアギバーであるアナタの方でしょう。」と、アルツハイマーソサエティの「ケアギバー(介護者)のためのサポート」にコンタクトしてみるのも良いかもしれないよ。彼のケースはアルツハイマーではないけれど、記憶障害を持つ家族をどのようにサポートしていくと良いのか、介護者グループもあるから、アナタのペースでコンタクトを取ってみてはどうかしら。

アルツハイマーソサエティのことは知っていたけれど、きちんと調べて連絡していない。私自身に余裕のあるときに調べてみよう。

Dr. Pが「(私が相方に)今さっき言ったよ!と言ってみたり、覚えていないという事実をわからせようとしたりしても、それは本人の脳に何一つポジティブな影響にはならない。できるなら、なるべく、Go along with him。覚えていないということを普通のことと捉えて(彼に)話しを合わせていく。のが、アナタにとっても楽だと思う。」と言っていた。

コレには「はっ」とした。 始めて聞いたことではない。でも、普段の生活の中で、Go along with him は正直なかなか難しい。「アナタには短期記憶障害があるのよ、それは覚えてる?」と、それだけでも自覚してくれよな、って彼に「刷り込もう」ともがく私がいる。「覚えていないことを無理に思い出させず、彼に合わせてリピートリピートする」ということを私が選んでしまったら、どんどん彼の症状が悪くなっていくようで不安なのだ。どんどん彼というひとが「遠く」に行ってしまうようで。
また忘れてるよ!と私が言うことが、小さな「刺激」になり、少しでも「思い出そう」としてくれるんじゃないかなぁって期待してしまうんだけど。これは間違いなのか、意味のないことなのかなぁ。

と。Dr. Pと話したあと、「第三者の意見をオープンに聞く」ということの新鮮さを感じた。相方相手で毎日のルーティーンをこなしていると、どうしても視野が狭くなるし煮詰まってくる部分がある。そんなことにも気づかせてもらったのでした。