先週、相方が内緒で私に買ってくれていたものが届いた。
Tomato Strainer って呼ばれるツール。つまり、トマトの皮と種を取り除いて、スムーズなソースを絞り出してくれる機械。手動ですよ〜ん。Maid in Italy, ステンレス製って書いてあるけど、なんだかブリキのおもちゃの様で、正直「コレ…ちゃんと動くの?」と不安になってしまった私。相方は、トマトのシーズンが終わってしまうまでに届いて良かった〜!と喜んだ一方、上手くいかないようだったら返品しようねと、包装してあった箱をとても丁寧に開けていた。
というわけで、今日はプロジェクト・トマトの日でしたー☆
窓辺のトマトもいい具合に赤くなったし、庭のもほぼ終了。このトマトソース作りが多分今シーズン最後のバッチになるかな。
タイミングよく、ローマの友達のマシモがスカイプをしてきて、この機械を見せてみると「あぁ〜〜!懐かしいっ!それの大きなの、うちのばあちゃんが使ってたよ。トマトを潰したらバジルの葉っぱを一枚入れて、それからそれから。。。」と懐かしのトマトソース作りを語りだした。家族総出でソースを作る日があったんだって。
「そうか。イタリア人も使う機械なのか」と、ほっとする。
簡単な説明書には、①生のトマトを放り込む、または、②洗ったトマトを半分に切って3〜5分鍋で火を通し、それをこの機械に通す、とあった。最初、生で試したけれど、つるつると滑ってうまく「潰すセクション」に入って行かなかったので、②の少し火を通して柔らかくするという方法でやってみた。
トマトを上からいれて、ハンドルを回す。
すると、手前から種と皮が出てきた!
そして。
左側からスムーズなトマトソースが出てきた〜♪
水分も多いので、これをまた細かい網目のストレーナーにさっと通したヨ。相方も興味津々で、「ちゃんとできた?ちゃんと皮と種、取り除かれてる??」と何度もチェックしにきていた。
不安だったけれど、ちゃんと仕事をしてくれたブリキのおもちゃっぽい機械。ハンドルを回すのも楽しい♪
お湯にトマトをとおせば皮もはがせるし、細かいストレーナーを使えば種だって取り除ける。なので、別になくても良い機械といえばそうなのですが。一つ、コレはいいな!と思ったのは、プチトマトも簡単にソースに出来ちゃう。プチトマトは生のままこの機械に通しても大丈夫。今までは皮が入るのが嫌で、プチトマトは生食のみで、たくさん採れてもソースにはしなかったのだけど。この機械があったらプチトマトも放り込めるよー。
種も皮も入っていないスムーズなトマトソースの出来上がり☆ そしてふと、長い長い狸とのバトルを振り返り、ソースにできる分だけ採れたことに感謝。
この機械を使ったら、ブラックベリーの種も取り除けるのかな〜。次の実験だ。うふふ。
秋ですね。スクワッシュの季節。
バターナッツスクワッシュをスライスして溶かしバターをふりかけてローストした。美味しい♪