イラン人の知り合いが「お米やパスタの代わりにキノアを食べるといいよ」と教えてくれた。Quinoa と書いて「キノア」または「キヌア」。こんな風な粒です。
南米のアンデス山脈が原産で、栽培の歴史はインカ帝国の頃までさかのぼり、当時はイモ、とうもろこしに続く主食のひとつだったそう。「Mother Grain = 穀物の母」と呼ばれるほど重要な穀物だったらしい。
穀物の中でもずば抜けて「良質のたんぱく質」の割合が高く、グルテンを含まないから「小麦アレルギー」のひとも食べることができる。良質のたんぱく質というのは、体に必要な9つの必須アミノ酸を含むたんぱく質なんだって。その他にも、キノアには、鉄分、カルシウム、ジンク、ビタミンE、マグネシウム、繊維なども含まれてるそうです。栄養価の高さから、最近は日本やヨーロッパでも注目を集めている穀類だそうです。そうなの?
びっくり、キノアについて日本語での情報盛りだくさんのサイトをみっけ:Quinua.jp (http://quinua.jp/q/index.html)
勉強になりました。
このキノア、嬉しいのは、調理がすっごい簡単。「クスクス」っていう穀類を使ったことありますか?あれと同じくらい簡単に調理できる。基本的に、キノアの倍の量の水やスープストックで柔らかくなるまで「炊くだけ」。20分くらいでオーケー。味はというと、英語では「nutty」とか「seedy」って言われる。ほら、「玄米」なんかも白米に比べると、なんていうのか「香ばしい」様な味があるけど、あんな感じかな。プチプチとした食感もよろしい(私は好きです)。
ひとつ、たまらなく絶えられないのは、「料理した後の見栄え」。これこれ、ウェブから引用。
丸くカーブを帯びた、細い糸みたいなもの。これは、煮たり炊いたりすることで開いたキノアの胚芽の部分。小さくて同じ形のものが密集しているのって、視覚的に絶えられない。げー気持ち悪い。
これを抜きにすれば、キノアは素晴らしいです。
今日ははじめてのレシピーに挑戦してみたので、ここでも紹介!
Spiced Quinoa
(Allrecipes.comより。4人分 / 欧米の1カップ=250ccです)
- オリーブオイル 大匙1
- たまねぎ1個(みじん切り)
- にんにく 1かけ(細かいみじん切り)
- キヌア 3/4カップ
- カレー粉 小さじ1.5
- 塩 小さじ半分
- コショウ 小さじ半分
- クミン 小さじ半分
- シナモン 小さじ1/4
- チキンストック 1.5カップ
- ヒヨコマメ(チックピー)缶詰ひと缶(ゆすいで、水を切っておく)
- 松の実 1/2カップ
- レーズン 1/2カップ (お湯に浸しておく)
作り方:
- オリーブオイルでたまねぎとにんにくを中火でよくいためる。たまねぎが透き通るまで約5分ほど。
- その中に、キノア、カレー粉、塩、故障、クミン、シナモン、チキンストックをいれ、煮立ったら火加減を弱めてふたをして約20分。キノアがやわらかくなればいい。
- 上の写真のようにキノアに火が通ったら、ヒヨコ豆、松の実、レーズンを混ぜ合わせる。
- あたたかくても冷たく食べても、どちらでも良い。(ホントにどっちでもおいしいよ)
Note: 松の実は100gが千円ほどもして、めちゃくちゃ高いので、代わりに「ひまわりの種」をローストして使った。香ばしくてグッドでした。
シンプルだけど、カレー風味にレーズンの甘さがきいていて、おいしかったよー。ひよこ豆の食感も好きでした。おすすめです!
ほー、午後11時54分。あと6分で明日になってしまう。なんとか今日のエントリーにまにあった。ほっ。
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はじめましてcinamonと申します。
キヌアを手に入れたので夕食にどのように調理しようか検索していたところこちらのブログにたどり着きました。
とてもおいしそうなので今夜参考に作ってみたいと思っています!
カナダの暮らし楽しそうですね~
また遊びに来ます。
Cinamonさん、コメントどうもありがとうございます!嬉しいなぁ♪
キヌアって、普通にご飯がわりに食べてる人多いです。簡単に作れるし、スープストックで炊いてハーブやスパイスを混ぜて。
サラダに混ぜたりもしますヨ。
Cinamonさんの生活の様子、これからゆっくりとブログで拝見しまーす!
世界一周旅行のお話も興味津津ですっ!
これからもどうぞよろしくね♪