久しぶりにベーキング/デザート作りをした。相方がダイエットをしていたので、甘いお菓子を作るのは4月以来始めて(あ、あのおいしかった「八つ橋」以外で)。
ベーキングは、カナダに来てから始めたもの。クッキングよりも好きです。混ぜ合わせたり、こねたり、待っている間わくわくしたりというのが楽しい。
この時期、色んなローカルの果物が市場に並ぶのですが、先週、相方の大好きな「桃」を8つ程買ってきておいた。日本の桃の様に一つ一つネットに包まれている「上等な桃」ではありません。大小様々だし、熟れているのも熟れてないのもある。500gが85円〜125円程かな。
で、久しぶりに「Cobbler / コブラー」を作ることにした。
コブラーというのは、この辺りでは基本的に果物がペーストリーのレイヤーで覆われているデザート。あ、でもイギリスでは、お肉のキャセロールをスコーンの様なレイヤーで覆って「おかず」として食べるらしい。おかずコブラーは、試したことがないけど、おいしそう。
コブラーの中で、一番好きなのは「イチゴとルバーブのコブラー」。ルバーブの酸っぱさと、イチゴの風味と、甘ったるいカスタード味のペーストリーの相性は最高だと思う。でも、今日作ったのはピーチコブラー。で、ペーストリー部分もライスフラワーを混ぜて、あまり甘くないようにした。一応、相方のことをきにかけてと。
ピーチコブラー
材料:(今回はこの半分の分量で作った)
- 桃 2kg弱
- 砂糖 1C (注意:こちらの1Cは250cc)2/3Cと1/3に分ける
- クイックタピオカ 1/2C
- レモンの皮 小さじ1(すったもの)
- レモン汁 大さじ1.5
- バニラエッセンス 小さじ2
- 小麦粉 1C
- ベーキングパウダー 小さじ11/4
- ナツメグ 小さじ 1/2
- バター 3/4C (さいころの大きさに切る)
- ホイップクリーム 2/3C
桃の皮をむいて、1cm弱の厚さにスライス。砂糖2/3C、タピオカ、レモン汁、レモンピール、バニラを混ぜて15−30分ねかせて、タピオカをふやかす。
ふやかしている間に、粉の材料を全部混ぜ合わせる。ぽろぽろしていて良し。そこにクリームを少しずつ混ぜていく。一つにまとまったらそこでストップ。
バターを塗った容器(私はガラスのベーキングディッシュを使った)に、ピーチを敷き詰める。その上に、ペーストのミックスを手でほぐすようにのせる。私は半分の量にしたせいか、心持ち足りなかったようです。
180度のオーブンで50分−60分。
もうちょっと焼いてもよかったかも。コブラーというよりも、ピーチクランブルのようになりました。別のレシピで、もっとふかふかだったりもちもちカスタードっぽくもできる。
バニラのアイスクリームと食べるとおいしい。
相方もひっさびさのデザートに大喜びでしたー。
んん〜 満足。
フルーツを使ったデザート、いいですよねぇ。日本よりもフルーツが高級でないところが気軽、デザートに回せるのかもしれませんね。サイズもバラバラ、熟れさ加減もまちまちで、愛らしい。そして季節になるとどどぉーーーんと安い(笑)。
コブラー、名前が出て来た通り、こっちのクランブルっぽいデザート、おふくろの味みたいなものなんでしょうね。アイスに混ぜて美味しいあたりも似ていますね。
そうそう、どどどぉ〜んと安くなるのを待って、たんまりと買って楽しむのね 🙂 その時期がやっぱり「旬」でおいしいし。前回、帰国したときに「バナナブレッド」を作ろうと思ったけど、バナナも高くってもったいなくてできませんでした。プラス、朝バナナダイエットなるものが流行っていて、店頭からバナナが消えてたり。
このコブラーは「クランブル」の様な感じでした。個人的には、もっとモッチっとケーッキっぽいレイヤーの方が好きかも。