相方も私も「あじさい」が好きです。
私たちの庭では、7月のはじめ頃からあじさいがきれいに咲き始める。種類によって花を開かせる時期が少しずつ違うのだけど、今ちょうど「黒軸(黒茎)あじさい」と「額あじさい」がきれいな色をつけている。
黒軸(黒茎)あじさいは「Black Stem Bigleaf Hydrangea」、額あじさいは「Lacecap Hydrangea」と呼ばれる。あじさいにはそれはそれはたくさんの種類があるそうで、グーグルしてもたくさんの写真が出てくる。家の庭には4種類のあじさいがあります。
あじさいの起源は日本にあり。でも、中国に紹介されたときに、中国人が漢字では「紫陽花」と書きましょう、と決めたせいで、あじさいは中国からやってきた植物だと勘違いをするひとも多いそうです。もともとは、やまと言葉の「青い花が集まって咲く」という意味から、「あづ(集)」「さい(真藍)」が語源なんだって。なるほど。で、日本古来のあじさいは「額あじさい」。よく見かける「ぼんぼん」の様なもったりとした種類は、「西洋あじさい」といって欧米で改良されて逆輸入されたんだそう。ほぅ。
ちなみに、あじさいの花言葉。
- 移り気
- あなたは冷たい
- 忍耐強い愛
- 元気な女性
- ほら吹き
- 高慢
- 無情
色が移り変わることから、人が勝手につけた花言葉なんだろうけど、それにしても「ほらふき」っていうのはひどいなぁ…
黒軸あじさいは、名前の通り茎が黒い。その黒と、葉の緑と花の色のコントラストがきれい。
花の色が淡いのもいい。
額あじさいの方は青いです。
西洋あじさいとは違って、繊細さがあって好き。
あじさいって、土が酸性だと「青」になってアルカリ性だと「ピンク」になるんだそうです。相方は「僕は青いあじさいが好きだ」といって、あじさいの周りに土を酸性にするのを助ける「ピートモス」をせっせこと巻いていた。でも、ピンクの額あじさいは毎年ピンクなんだけど。
調べれば調べるほど、あじさいって奥が深い。種類も多いし、酸性・アルカリ性に影響されないものもあるそうだし、種類によって「剪定」の仕方も違うらしい。そうなのよ、間違った剪定の仕方をすると、翌年、全く花をつけないこともあるらしい。
そんな悲しい例が、これ。
庭で一番お年寄りでかわいそうな西洋あじさい。この家に前に住んでいた人に、日当たりが一番きついところに植えられていたもの。私たちが半分日陰に移したものの、まだショックから立ち直れないでいる。その上、2年前、私が剪定の仕方を間違えて、切ってはいけないところまでちょんちょんに切ってしまった。ごめんよ。相方は「暇をやれ」といって引っこ抜きたそうなんだけども、こうして悲しげに葉っぱをつけているのを見るとさ、まだ生きてるんだし。もうちょっと時間をあげよう…
鍵コメさん、とっても丁寧に説明をして下さってありがとうございます!
なるほど~。あじさいといっても、いろんな種類があって、種類によって育つ環境も育ち方も違うのですね。
日向から移したものは、結局、一枝しか葉っぱをつけず、あとの枝は枯れたままです。半日、日が当たるのですが、それでも足りないのかもしれません。
どの種類かをきちんと見分けてから剪定しないといけませんね!勉強になりました!!