ちょうど一年と五日前の6月17日、夢の話を書いた(記事:Audi TT Red / 赤のアウディTT)。
そのとき同様、人の夢の話を聞くのってとてもつまらないと思います。が、昨夜の夢。まだ体にその感覚が残っているほど鮮明なので、興奮が覚めやらぬうちに書き残すことにした。
何がってね。「崖っぷちから海にむかって飛び降りた」
古い町でした。小魚を揚げるにおいに誘われて、石畳の小道をぐるぐると歩いて行った先に、古い大衆食堂(←レストランとは呼べない)があった。天井が高く、地元の訛で話す人たちの声がこもるように響いていた。イタリア語。日に焼けて色づいた年季の入った肌。ごつごつとした働く人の手。異色の日本人女をためらいなくじっと見る目。私はイタリア語は話せない。でも言葉ではないもので会話をしていた(←夢の中ではよくある)。
漁師であろうおじいさんが「何を探してるんだい」と聞く。「飛びにきた」と私。おじいさんは、食堂の向こう側、ガラス窓のない窓の先を指差した。だまって立ち去ろうとする私に「飛ぶときには、シャツをぬぐんだよ」と。
食堂をぬけたところからは海が見えた。ちょうど「湾」の様になっている。風もなく穏やか。私は先へと進み、崖の淵に立ち海を見下ろしてみた。建物4階分くらいの高さかな。それまで飛ぶ気まんまんだったのに、淵に立つと急に怖くなってきた。「やっぱりやめとこ。」と振り向いたところに8歳くらいの男の子がしゃがんでいた。「飛んだことある?」とその子に聞くと、「うん。腕を胸のところで交差してできるだけ遠くに飛んだら大丈夫。」とさらりと答える彼。
その言葉でやっぱりやっぱり飛んでみようと決めた。Tシャツを脱いだ。
飛んだ。
最初の2秒ほど、血が体中を逆流するような興奮と「しまった。」という後悔の念。
そのあと、目の前の海がはっきりと目に映り、ふっと「楽」になった。
変な興奮も恐怖心も消え去って、ただ「在る」ということの気持よさだけを感じた。重力から自由になるとこんなに楽なのか、っていう感じ。
数秒してつま先から着水。すっとーんと海へ。水は思ったよりも冷たく、海は崖の上で見たように深く青かった。
***という、経験***
不思議なのは、ちょうど一年前のアウディの夢でも宙に浮いていたということ。思い切ってどこかに飛び出したいという欲求の現れなのかも。
あの数秒間、本当に爽快だった。
こんばんは~
夢って起きたら忘れて居たり
子供の時に見たものでも今でも覚えていたり不思議です。
夢占い?なるものも有りますが、深く考えるとコワイのでw
夢の中ってなんであんなにうまく走れないんでしょうねー><。
夢の中ででも、爽快感が味わえたのなら☆☆☆でしょうか!^^
あるねー。起きたとたんにふっと消えるもの。それから、子供の時に繰り返しみた怖い夢。
占いとか分析とか読むと、大抵ネガティブだったり奇妙な解釈をされるので、夢は見て感じたそのままでいいとおもってます。
ま、たしかに。不安な要素がつのると、夢のなかで走りまわってたり忘れ物をしたり、明らかに心配事があるのがわかるんですけどねー。
この夢はすかっとしたヨ。
夢ってものすご~くリアル感たっぷりの時ある! 私もよくあります。時々papricaさんみたいに「夢日記」を残すべきだったかなぁ、なんて思う時も。。
あと、私はいつも夢に色も味も感触もあるの。良く夢は白黒だって言う人がいるけれど、写真はモノクロが好きでも夢は色と味があってほしいよなぁ。笑
やっぱり普段感じていること、気にしていることが夢の中にでてくるんじゃないかと思います。私もまさにその通り。。
一時期、枕元に鉛筆と紙をおいておいて、見た夢をはしょったりしてました。
へー、おごしゅさんの夢にも色や感触があるんだねぇ。私も〜。ご飯食べたら味わえるよ〜。
それって得やんね♪
「現実逃避」して新しい世界に飛び込んでいきたい「欲求」の現れっぽいデス。あはは。
I’m guessing you’re talking about that dream, eh??? I want to see a picture of the fried fishies you were sniffing out 😉
Ya! hehe… I was drawing these at work. ‘little fried fish’… it smelled so good, and actually the old fisherman was nibbling some. I’ll leave it to your imagination 🙂
すごいな。見た夢を字と画に出来るなんて。たったのふたコマで。
「下降中」の画の「崖の途中」、素晴らしいな。
乳、控えめだな(笑)
夢。寸劇は見てるんだろうけれど、この頃は、何にも覚えていないや。
a-ki_laさん、おはよーさん。
ふたコマしか描けなかったよ。仕事中に鉛筆と消しゴムもって描いてました。
「ひかえめなチチ」。あははー。宙に浮かぶほど「豊」ぢゃないんだなー。ほんと。
私ごと夢話を読んでくれて、どうもありがとうね。