Goodies#311: スパナコピタ

SPANAKOPITA / スパナコピタに初挑戦しましたー☆

と、いうのも。きっかけは、お料理ブログ「kitchen 20」の mizueさんがね、最近、「フィロ」のマジック(?)を紹介されていたのですね。ひとつが、「リコタチーズとフィロのケーキ」。もうひとつは「ほうれん草+リーク+リコタのフィロ」。←どっちも美味しそうでしょー?

はい、クレンジングやってる最中に、このひらひらしたフィロの作品を二つも見てしまったもんで、「クレンジングが終わったらフィロを買いに行くのだ。」と決めていました。

このフィロ、うすーいうすーい、金箔ほどの厚さのペーストリー。冷凍食品エリアで売ってそうなんだけど、なかなか見つからず、昨日、ようやく見つけて大喜び♪ うほほーい。

で、早速、spanakopita / スパナコピタという、ギリシャ料理を作ってみることに決定。スパナコピタは、ほうれん草のパイです。グリークレストランでは必ずメニューにのってるよ。私は、mizue さんのレシピを試したかったのだけど、珍しいものやちょっと変わったものを見ると大きく後ずさりする「相方」(←時にすんごいやっかいです)のコトを思い、無難なレシピでいくことにした。

スパナコピタの作り方(一例)

材料:

  • ほうれん草 2わ
  • 玉ねぎ 半分(みじん切り)
  • ネギ 4本
  • フェタチーズ 110g
  • りこたチーズ 60g
  • パルメザンチーズ 4分の1カップ
  • ディル 大さじ1(みじん切り)
  • ナツメグ ひとつまみ
  • パセリ 4分の1カップ(みじん切り)
  • フィロシート 6枚
  • バター 大さじ3(溶かす)+オリーブオイル少々

スパナコピタ

あ、この(↑)写真には玉ねぎがのってないけど、玉ねぎ必要です。で、それをみじん切りにして、同じくみじん切りにしたネギと一緒に半透明になるまでゆっくりと炒める。

ほうれん草はセイロでスチームし、柔らかくなったら水をかけてしっかりとしっかりと絞る。

材料を全部混ぜるよー。あ、フェタチーズは手で細かく砕いてほろほろにすること。

スパナコピタ

ぐっちゃぐっちゃとよく混ぜます。

さて、フィロの登場。

spanakopita

紙よりも薄いのは知ってたけど、こーんなにぺろぺろだとは。しかも、フィロの箱に書いてある説明によると、フィロはあっという間に乾燥するので、使う枚数だけを出して、後はまたラップに包んでくるくると巻いておくこと。とある。あまりの薄さに少々「動揺」してしまった。

まず、3枚を重ねる。で、縦に半分に折って、一番下の半分の上に刷毛でバター+オリーブオイルミックスを塗る。で、もう片方の半分にもオイルを塗る。で、二枚目も同じように。基本的にフィロとフィロの間にオイルミックスを塗ってあげればよいということです。

で、塗り終わったら、縦に包丁をすすっといれて、「3枚の帯」に切る。

一枚の帯の左端のコーナーに、具をのせます。(後の2枚は布巾でおおっておきましょう)

で、それを「三角」に折っていく。

スパナコピタ

これは、折り紙上手の日本人は得意とするところ。ぱたんぱたんと折っていって、最後にまた少しオイルミックスをぬり、端っこが下になるようにしてクッキーシートに並べる。

180度のオーブンで約20分焼く。

スパナコピタ

できた☆

うれしい。相方に「どおぉ?」と聞くと、「It’s OK.」 それだけかよ! 「何が不満なわけ?」と聞き返すと、「ん〜〜〜、わかんない。なんかちょっと違う。」くっそ〜。

感想:相方のコメントもふまえまして。フィロの層をもっと増やしてもいい。フェタチーズを少し減らして、うーん、ヨーグルトか卵か、そういうものを混ぜたらもっとふわっとするかも。ま、私はこれで満足したよ。何せ、夢にまで見たフィロだもんねー。余っているので何を作ろう… うしし。

「Goodies#311: スパナコピタ」への6件のフィードバック

  1. “It’s OK”……!!!
    あるよ!!ある!!
    うちでもまったく同じ反応のとき!
    でもって、あたしも「それだけかよっ」って思うんだわ。

    思うだけじゃなくて、言うんだけど、正確には。

    やっぱ自分の満足感ってのが、なによりも大事だと思う、うん。
    ブラボーだ。

    1. えぇ〜っ、ジルさんもそういう反応するの? 
      まぁね、変につくろってもらうよりも、素直にコメントしてもらう方がいいんだけどね。
      自分ではおいしい!って盛り上がってる時に、こういう冷めた反応だと「おぬし、いまなんと申した」って刀を突きつけたくなるね。

      自己満足は得意です 🙂

  2. あはは、夢にまでみたフィロになったのね。
    そ、そ、本当に本当に「紙」の様に薄いんだよねーー。よくここまで薄くしたもんだ、と作った人の気苦労を思わず想像せずにはいられない感じ。

    ほうれん草とフェタ、この組み合わせ、イギリス人も大好きみたい。そして▲に折るの、次やってみよう!と思ったところだったのでした。フィロ、そちらでも見つけられて良かった〜。
    次はデザート、レシピ明日アップ出来るかな、乞うご期待。

    ついでに . . .
    さっきスーパーで取り急ぎ、メイプルシロップをゲット。本当はcostcoでバルクサイズを買いたかったけど、行く時間がとれず、でも待ちきれないので、味見を〜。レモンとメイプル、カイエンペッパーを少々のドリンク、結構美味しかった。が、これしか摂れないとなるとどうなることか。ともかく試飲終わりました。

    1. フィロ、フィロ♪ ほんとに、あんまりにも薄っぺらいからあせってしまった。早くしないと乾いてまう〜っ!って。
      で、フィロ。余ってしまった。何を包もうか思案してます… うしし。相方は手をつけてくれないかなー。甘かったら食べるかなー。

      うわっ。メープルシロップ、買っちゃった? いひひ。mizueさん、ここまでくれば、後は「ええ〜っい!」という勢いでやってしまってくださいな。
      あ、でもお料理教室が入ってたりするとダメだもんね。その前だって、準備やれんしゅうで食べないといけないもんね。職業柄、なかなか難しいわけだ…

  3. ウワー 美味しそう。
    美しく出来上がったね。
    こんなに薄いものに油塗ったりしなくてはならないのか。
    破っちゃいそうだ…orz
    手に入らなさそうと思うと、なおさら食べてみたくなるフィロ。

    美味しい時ほどそっけない反応、というひねくれた身内に囲まれていますよ、ワタシ(笑)。

    1. a-ki_laさん、こんにちはー。
      そうなのよ。こんなに薄いからさ、かなりあせった。焦ったついでにオイルを塗りすぎたような気がする。
      フィロそのものにはあんまり味がなかったような。味よりもパリパリという食感がいいかなぁ。

      そっか。身内ってこういう冷めた反応すること多いんだねー。うちの相方だけかと思った。ほっ。

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