末の妹の誕生日は、文化の日。誕生日には間に合わないけど、小さな贈り物とカードを探しに、自転車でダウンタウンまで行くことにした。
ダウンタウンというのは街の中心部で、お店が並び活気があり、街の中で一番にぎやか(であるべき)なエリア。なのですが、ビクトリアのダウンタウンは、あんまり「いけて」ない。ま、でも、こじんまりと、「いけてない」ダウンタウンも、慣れればいいものです。「選択肢」がめちゃくちゃ限られているから、迷うことがないのです。ほーんとに。
ダウンタウンに行く途中、なつかしい道を通った。
昔、学生だった頃、仲良しのルームメートと3年程住んだアパート。
正面の二階、玄関のすぐ上が、私たちのお部屋でした。3ベッドルーム。このアパートそのものは1940年代だと聞きました。なので、一つ一つの部屋の大きさが、最近のアパートよりもゆったりと大きく、天井はコーブシーリングといって、角が丸くてキャラクターもありました。古いから冬は寒かったなー。
なつかしい。
アパートの前の道は、この季節になると黄金色に変わる。
この辺りも小さな古い家が壊され、大きなハイエンドコンドミニアムが建てられるようになり、以前のひっそりは悲しくも消えつつあります。
角を曲がったところには、大きなカセドラルがある。
オリジナルのこの教会が建てられたのは19世紀の半ば。ビクトリアで歴史を感じることのできる、数少ない建築物のひとつだろう。
なつかしい。毎週、火曜日の夕方と、日曜日の朝には、この教会からのベルが流れ、私たちのすんだアパートからよく聞こえていた。私は特に、火曜日の夕方のベルが好きだった。宗教とは関係なく、みんなのために流れている様な気がしたからです。
そんな自転車ぶらぶらを楽しんだわけですが。
限られたお買い物エリアの中で、なんとか、妹の好きそうなバックを見つけました。
カナダのケベック州、ケベックシティに住む二人の姉妹がデザインしているんだそうです。日本には素敵なものがあふれているから、いつもこっちから送るものには困るのです。なので、できるだけ、ローカルのアーティストやカナダ人による手づくりのものを選びます。
そーして。
これは、わたしの。
ハロウィンテーマのシール。ふふっ。かわいいでしょう?
そのルームメイトの1人です。
いやぁ~なつかしい( ; ; )
アパートの両脇に薔薇が植えてあったはずだけど、無くなってた?
春先、薔薇のトンネルくぐるみたいで嬉しかったなぁ~(^o^)
教会の鐘を聴くたびに、
外国に居るんだなァ
と思ったものです。
旅費分だけで良いから!
宝クジ当たらないかなァf^_^;)
なつかしいやろー? Vancouver St.は、横切ることはあっても、このアパートの前を通ったのは久しぶり。
バラはなくなってたかなぁ。でも「椿」(やったっけ?ほら、リビングの窓から見えた赤い花)は、まだあったよ。
レントはかなり上がったみたいやで。ま、ロケーションは最高やもんなぁー。教会から1ブロック南に、空き地があってんけど、今はそこにヤッピーなコンドが建ってるわ。ペントハウスは1億近い値段がついてたで。
Good Old Days…
季節の進み具合がドイツと同じくらいですね、きっと。
ホント、日本って何でもあるから、
プレゼントやお土産を選びに、困ることがありますね。
バック、とても素敵です♪。
そちらも冷えてきましたか?
でしょー、日本に送るものやお土産には、いっつも悩みます。お土産は、たいてい「メープルシロップ」関係なんだけど、持ち帰りが重いし。
ドイツには素敵なデザインのものがたくさんありそう。食べ物だったらソーセージ?
バックねぇ〜、末の妹、気に入るといいんだけど。嫌だったら真ん中の妹にあげてね、ということにしてあります 🙂
ごぶさたで〜す。
いや,冷えてきましたね。でも,四季がはっきりしている方が好きなので,少し歓迎しています。もっと寒くなるとブツブツ言い出しますが。
わかりますよ、その気持ち。こっちで何か探そうと思っても,made in china ばっかりなんだもん。ローカルなものを探そう,というpapricaんの意見に大賛成! そうしないと,地場産業がどんどんすたれてしまいますもんね。
muffin’s mom さん、こんばんはー。お元気ですか?
四季がはっきりとしているところに住めるのって、幸せだと思います。4つの違う色を楽しめますもんね。食も、お洋服なんかも。
はい、できるだけ、地元のもの、またはカナダ産のものをサポートしたいと、心がけています 🙂