クレイグダロック城の続き〜。
これはマスターベッドルーム。奥様のジョアンさんの寝室だった当時は、もう少し大きかったそうです。クレイグダロック城が軍事病院として利用されていた頃(1919年〜1921年)に、改装され、この部屋のすぐとなりにおトイレが設置されました。
これ(↓)がそのおトイレ。昔の学校っぽくてチャーミングだったので記録写真。
三階に上がったところに広がる、一番大きなお部屋が「ビリヤードルーム」。
立派なビリヤードテーブルも素敵だし、私は何故か、このテーブルを照らしているランプシェードが妙に気に入った。ビリヤードテーブルの隣にはこんな(↓)セッティングもあり。
ダンズミアー氏の娘さんたちが、リラックスしたり人をもてなして楽しむフロアーだったんだって。
奥には大きな望遠鏡もあり。こんな風に、それぞれの部屋にきちんとした役割があるのって素敵な贅沢だな。程よい大きさのスペースなのも良し。
ココには写っていないけど、こんな風な寝室の片隅には、小さな洗面台(水差しとバケツ?ちがう、洗面器)が置いてあったよ。
こじんまりとしたお部屋にも、窓辺にリーディングチェアーがあり、小さなソファーもあり、居心地がよさそうだ。
最上階に上がったところ。窓からはお城の庭が見えます。
最上階はダンスホールなんだそうで、ピアノが2台(3台だったっけ?)ありました。1879年のSteinway のピアノはダンズミアー婦人が家を手放した後に加えられたアイテムだそうです。いい味を出してました。
4階から少し上がったところに、ぐるりと見渡せる展望台があったよ〜♪
この赤い屋根瓦は「Vermont slate」っていって、自然の赤い色が変わらない高価なスレート(石板)なんだって。ほほぅ。
この後、建物の反対側を降りていきまして… お風呂場☆
タイルはオリジナルで、ウッドワークは修復されているらしい。当時の人達って身長がそれほど高くなかったみたい。お風呂の長さも今のものよりもずっと短かった。
このお部屋には、ちょっと中国チックなアイテムがあった。たんすの引き出しの取手がアジア風だったし。
部屋の向こう側に見える木製のブラインドは、オリジナルのものと同じデザインで修復されたものなんだって。レースのカーテンも、ボランティアの人たちの手によって、今も修復作業が続けられてます。この(↑)お部屋にもあるけど、頭がなくてドレスを来ているマネキン。お城のお部屋のあちこちに、当時の服装を紹介するように展示されていた。やっぱり、背はあまり高くなかったみたいです。
天井が高くて気持ちのいいダイニングルーム♪ これは朝食用のお部屋。ディナーのメインダイニングは、建物の反対側にありました。
光の取り入れ方が本当に素敵。当時の設計家って、そういうことも配慮して家を設計していたのかな。
…と、まぁ、クレイグダロック城ってこんな感じでした♪ 雰囲気は伝わったでしょうか。
あ。余談になりますが。Yちゃんはね、実は「霊感あり」のヒトなのね。私もあとになるまで知らなかったんだけどー。このお城に行った次の日に、何気なくぽそっと「少し感じましたね〜」みたいなことをこぼしたっ。なに、それ、「感じました」って??? で、詳しく聞いてみると、「写真にも写ってたよ」ってサラリと言うんやもんっ。なんなーんっ!
で、その「写ってた」っていう写真を見せてもらったところ… はい。確かに。人の姿で写るのではなくて、白い丸い形がベッドの端とか、椅子の上のあたりとか… まぁ、あっちにぽつ、こっちにも、っていう感じで。ひょえぇ〜。
どう見ても光の反射とかじゃないし。で、恐る恐る、私が撮った全く同じ部屋の同じような角度の写真を見てみたら、「写ってない」。えぇ〜っと、ちなみに、この一番上のベッドルーム(奥様の寝室)のYちゃんバージョンには、3つか4つ、白い玉が写ってたのでした… ぞぞっ。まぁ、見比べてみて、やっぱり、感のあるヒトの写真には写るけど、私みたいに何も感じないモノの写真には表れても無駄なので写らないみたいネ。ほっ。
長々とお付き合い下さってどうもありがとう〜☆
こんにちは^^
クレイグダロック城の隅々まで詳細に ありがとうございました♪
ビリヤードの部屋まであるなんて・・・憧れます
pikaoには贅沢としか思えないけど・・・
ひとつひとつの部屋の設計がすごいですネ☆☆☆
赤い屋根瓦も本来なら太陽の紫外線で色が飛んでしまうのに
今も自然の赤を維持してるなんて
細かなところまでキッチリできてて関心ばかりです
霊感!
pikaoは信じない派だけど・・・
今 ホームに勤めてから。。。何かと起こってます いろいろと
目には見えないけど。。。不思議なことの連発に
ぞぉ~です(笑)
pikaoさん、おはようございます。
最後までみてくださってどうもありがとうございます!
目的ごとに部屋があるのには少し驚きました。日本の小さな家だと、寝る部屋も食べる部屋も娯楽も全部同じだったりしますもんね〜。
細部へのこだわりも見ることができて、素人目に見ていても楽しかったです。
私もこの赤い色は後で塗ったものだと思ってたんですが、自然の色なんですよね。こうやって観光客になってみるのもたまにはいいですね♪
ホームでお仕事されているのですね〜。いろいろあるでしょう?
友人が看護婦をしていますが、まつわるお話がたくさんあって面白いです(聞いている分には)。
やっぱり、できれば霊には会いたくないなぁ。
続き、楽しみにしてました♪
部屋に明確かつ狭義の役割が与えられていて、過不足ないように設計されてるんだなぁ。
美しい建築物はたいてい機能的ですね。
望遠鏡のある部屋とその下の小さめのベッドルーム。朝食用の部屋、この三つが好き。
バスタブの隣りはトイレ?ロールペーパーのようなものが見える~
この作りだけはどうにも馴染めないや。(笑)
a-ki_laさん、続きまで読んでくれてどうもありがと〜。
そうなのね。これだけたくさんの目的別の部屋があると、設計するときにもホラ、どこにどの部屋をおくっていうのも考えなきゃいけないし大変よね。
日本だとさ、6畳の一部屋が多目的に利用されたりするのにねー。
わたしもあの望遠鏡の部屋が好きだった!あれって、ダンズミアーさんのもってのご要望だったらしいよ。楽しめなかったのはかわいそうだ。
うんうん、バスタブの隣は便座。ユニット式〜。ひもを引っ張ったら水が流れるようになってたみたい。
水回りはまとめた方が楽だったのかな〜。それにしてもね。。。
パプリカさん
すごい豪華やね~。アメリカに無い物のひとつがお城。カナダにはあるのね。
写ってた霊とか教えてくれなくっていいよね~。(笑)
確かに、昔の建物ってドアとかサイズ小さいもんね。博物館とかの甲冑とかも小さめやし。現代人って随分大きくなったのね。
私は、だんなさんに ”小さいの~” ってよくばかにされてるけど、162センチあるのに~。そりゃあ、あんた(180センチくらい)よりは小さいわ。
子供みたい。。。
kumasakiさん、おはよ。
そっか。アメリカにはお城ってないのね。アメリカも若い国だもんねー。
ビクトリアはイギリスの影響を受けた古い建物(古いといっても120〜150年ほどだけど)がいくつかあるかな。
ビクトリア調のヘリテージハウスもあるよ。ケベックやモントリオールにいくと、もっとヨーロッパの影響を受けた建築物があるらしい。
そうそう、ドアのとってなんかも、私の太もものあたりにあってびっくりした。
162cmって低くないよね。私も同じ。旦那さまの背が高いんだよ〜。いいね♪
アメリカやカナダの人はステンドグラスが好きですね。
アメリカに住んでた友だちの奥さんがステンドグラスの教室に通っていて、ステンドグラスでつくった天使の置物をもらったことがあります。
バークレーではガラスに貼ればステンドグラスのようになるシールを買ったことがあります。
共同トイレ、ドアがあるだけいいですね。アメリカでトイレに行ったらドアがなく、先に入っていた人に笑顔でハ~イ!っていわれてビックリ。あせったことがあります。古いモノを大切にしている国、いいですね。、
asoboさーん、おはよー。
うん、ステンドグラスでも、昔のものはキレイっ!
今作られるものって、ここまで細かなデザインではないし、色合いも違うんよ。使う材料や行程が違うのかな。
私の友人も昔、同じようなステンドグラスのクラスに通ってたよ。窓飾りを作ったりしてたっけ。
色のついた透明なものに、なぜかとても惹かれるので、シールを張っただけで浮かれてしまいそう♪
あはは〜、オープンな共同トイレ、経験したことあるよ〜。中国で。溝が掘ってあるだけ、っていうの。。。 草むらで用を足すほうがずっとましだと思ったよ〜。
カナダは若い国だから、アジアや欧州の様に歴史を感じることが少ないのね。たまにこうして古いものを見ると嬉しくなります。
ここは結局行けず仕舞いだったような気がします…いったっけなぁ?
誰かこないと所謂観光場所には行かないよぇf^_^;)詳細な説明、ありがとう
かよこ、やっぱり行ってなかった?一緒には行ってないよねー。
今度遊びにきたら一緒に行こう!
うん。。。軍事病院としても利用されていたらしいしね。。。ま、悪さをしないのならいいんだけどね〜。