Chocolate Babka・チョコバブカを作ってみた

一ヶ月ほど前かな。チョコレートバブカというものをどこかで見かけた。

もちろん、ネット上のどこかで。

バブカはユダヤ系のパンなんだって。

モントリオールやトロントやバンクーバーなどの大きな街に行けば、きっとユダヤ系のデリやベーカリーがあって、そういうところでホンモノのバブカを買うことができる。ビクトリアでは見たことがない。ユダヤ系のデリや焼き菓子をたくさん知っているわけではないけれど、今まで食べた数少ないホンモノは、どれも私好みだった。このバブカ、っていうパンは、ブリオッシュのような生地で、牛乳とバターが練り込まれている。これは絶対に美味しいな〜って思い浮かべていた。

それ以来「これが食べたい。」って。選んだレシピのページをずっと開いたままにしていた(笑)

で。イースターホリデーの少し時間が取れたときに、思い切って試してみたっ☆ 参考にしたのはこのレシピ→Chocolate Babka

ど。ど。どーーーーん。

バブカでっせ。

すごい。強烈な姿。時代で言うと縄文時代だ。

で。結論・感想から言いますと。

  • すっごい頑張った。生地を長方形に伸ばすのが一番疲れた。
  • レシピをちゃんと読まなかったので、2斤も焼いてしまった
  • 焼き上がって少し冷めて待ちきれずにスライスしたところで、、、撃沈。

ちーーーーーーーん。

切った途端にチョコペーストのところで分裂!!!

こんなに頑張ったのにっ。分裂。

ブンレツせんとってっ!!

バカ、バブカっ!

と。2斤のバブカ、My First Babkaを叱りつけてしまった。

多分、生地の「編み方」があまかったのか。

妄想に浸っていた期間が長すぎて期待しすぎていたのもあり、スライスした尻からブンレツしてしまうバブカちゃんをみてガックリきてしまって。全部スライスして、ばらばらにならないようにくっつけつつ、ラップできゅっとくるんで冷凍してしまったのでした。

ばらばらになっちゃうからトースター(縦に入れるタイプ)には入れれないし。うまくくっついてくれている部分もあるんだけど。

こんなにたくさんのバブカスライス、どーするよ。

先日会った友だちに無理やり「食べてね」って押し付けたりして。

で。今日、冷凍庫から出して、トーストもせずにそのまま解凍したものをおやつに食べてみると、悪くない。ちょっとひんやりしていて、しっとりしていて、焼き立てのときよりも美味しく感じた。

2斤も焼いて気が済んだし。もうバブカは焼かないと思う。多分。笑。

*余談:今日の豪風

すっごい風だった。私の「簡易グリーンハウス」も、この風でいよいよぶっ飛んでいくか、崩れてしまうんじゃないかって心配で心配で。幸い今日はリモートワークの日だったので、午後にチェックしにいくと。。。なんとー!グリーンハウス全体が風でゆさゆさと揺れていて、チープなビニールがバタバタと暴れまわっていて、その振動で中の簡易「棚」に乗せていた私の「苗たち」が!!苗床ごとひっくり返ってたーっ!!涙っ!

うぇ〜ん。 3週間たってようやく芽が出たっていう苗もあったのに、ひっくり返って何がなんだかわからなくなっちゃって。

まぁ。。。でも。そんな状態になったのは4つの苗床のうちのひとつだけだったから。全滅はしのげたし。わたし、ナイスレスキュー!なのかな、ということにしておいた。めげずにまた残っている種を蒔こう。

本当に寒い春。ダウンジャケット着てスキー帽かぶって散歩している人いっぱいの春。来週末くらいからようやく気温が二桁になるらしい。やれやれ。

食いつき良し・犬用サーディーンクッキー

最近はネット情報があふれているので、ペットの健康への飼い主さんたちの意識もぐんぐんと高まっている様に思う。どんな食事を与えるべきか、お洋服からネイルクリップ、歯磨き、ブラッシング、サプリメントやトレーニング、定期検診… すごい。すごすぎる。。。と感心することばかり。

私の子供の頃に飼っていた犬たちのことを思い出すと、申し訳なくなる。ご飯はニンゲンの食べた残りものをカリカリにぶっかけたものとかだった。生きものたちとの関わり方のかたちが変わってきた、というのもあるのだろう。

多くの飼い主さんたちが、色々と調べて色々としてあげるその根底には「元気に長く、猫らしく・犬らしく生きてほしい」っていう願いがあるからなんだろうな。

私も、Gusにしてあげれなかったことや、Gusと暮らしていたときには知らなかったことを、チューイにしてあげたいなって思うもん。

…と。なぜこんな話をし始めたのかというとですね。

「犬用のクッキーやご飯も例外なくどんどん値上がりしている」のを、お店に行くたびに痛感する。それでも「わがわんこが健やかに暮らすためなら…」と、深く迷うこと無く買ってしまう。つい先日も「トレーニング用パンプキンクッキー」みたいなものに手が伸びてしまった。こういうのを見ると「これでトレーニングしたらうまくいくかもよ。食いつき良いかもよ。かぼちゃだからヘルシーだしっ」って思ってしまうんよねぇ。もうひとりの私が「なんでこんなもんが$15もすんねん」とぼやく。結局買わなかった。

で、今日は(リモートだったので)お昼ごはんの時間に、ちゃちゃちゃっとチューイのトレーニングクッキーを作った!(前置きめっちゃ長いな。苦笑)

このレシピは、チューイのパピースクールの卒園式の日に、「これはトレーニングのときにだけあげるクッキーのレシピよ。大抵の犬が大好きで食いつきもいいから、ぜひ作ってあげてね!」って先生からもらったもの。3つほどレシピをもらったけれど、このレシピが一番簡単で作りやすい♪

犬用・サーディーンクッキー

材料(1カップ=250cc)

  • サーディーン(イワシ)の缶(魚もオイル・水も使う)1缶(106g)
  • 卵 1個
  • 米粉 半カップ(米粉とフラックスシード粉を半分ずつ)
  • 粉チーズ 大さじ半(オプション。何のチーズでもいい)

  1. 材料をすべてボールに入れ、フォークで潰してよく混ぜる。
  2. パーチメントペーパーの上に広げ、もう一枚のパーチメントペーパーをかぶせて押さえながら平たくする。5mm~1cmの厚さ。お好みで。
  3. 180度のオーブンで40分。焼き上がったものを小さく切り、オフにしたオーブンに15分ほど入れておく。硬さはお好みで調整。

以上!

おいら、こうして「まて」ができるようになったの、えらいじょ。

私はいつも倍量で作る。そのときに卵を2個にするとべちょっとするかも。1個でも大丈夫だし、2個でべちょっとしても焼いたら大丈夫。大体40分焼いて取り出して硬さをみて、切ったあとに火を止めたオーブンに入れて乾燥させます。

粉もなんでもいいと思う。オーツがあれば粉にしてそれを使ってもいいし、小麦粉でもいいし。私も家にあるもので、今日は玄米粉とフラックスシードの粉を半分ずつ使った。

これね、わたしが食べても結構おいしい。サーディーン好きなら、香ばしくって少しチーズも効いていて「イケる」。

トレーニングにむいている理由は、お魚の匂いが結構する、っていうのと、カリカリのキブルや硬いトレーニングクッキーと違って「セミソフト」な焼き上がりなので、犬もトレーニング中に食べやすいから。硬いクッキーを使うと、チューイのように落ち着きのない食いしん坊くんは、トリーツのご褒美を一気に飲み込もうとして喉の奥につっかえることがある。時々、こほっこほっと咳き込んでクッキーが口からぴょーんと飛び出てくることもある。それが私の顔にあたったことも何度もある(笑)

防腐剤も入っていないセミソフトクッキーなので、保存は冷蔵庫で。一瓶は冷蔵庫、残りは冷凍庫。

今日はコレをポケットに忍ばせて夕方散歩に行った。時折、思いだしたように「はっ☆」と私の方を振り向いてサササッっとそばにやってきた。私が名前を呼んだりリードを引っ張ったりせずに、自発的な「はっ☆母ちゃんはどこだ?」が増えてくれるといいなぁ。今はまだ「はっ☆クッキーはどこだ?」の段階かな。

ぼちぼちと。

良い週末を☆

cookies & winter flower

ほどほどに寒くて、冬のビクトリアにしては珍しく青空が広がった一日。

久しぶりにお昼休みにキャンパスのガーデンまで歩いた。濡れた枯れ葉と土が触れ合っているあたりの、微生物の活動さえ感じてしまう独特のにおいがして、なんだかずいぶん長いこと「離れたところ」にいたような気持ちになった。

最近、というか、もう数ヶ月もの間、とても表面的に(?)毎日を送っていたような。うまく言えないけれど、外側の皮の部分だけで感じたり、ものを考えたり、言葉にしたりしなかったり、ぶりぶりとしたり、少し喜んだり。浸透していなかったというか。

なので久しぶりに、とても透き通っている冬の光と緑や土のにおいが、じんわりと染み込んできた。

こういうジャムのクッキーを作ってみた。相方の最後の伊語の集まり用の焼き菓子。

ジャムが入っているサムプリントクッキーは、めちゃくちゃ美味しい!って言うものでもないんだけど、心が躍る。ジャムのアクセント付き、だからよね(笑)

アプリコットとブラックベリー。こういうバタークッキーは温かい牛乳と一緒に食べたくなる。お皿に並べる前に、少しだけ粉砂糖もふりかけてみた。そうするとイタリアンベーカリーでひとつ$3近くするクッキーっぽく見えてきた(笑)

カレンデュラって、夏のあっついあっつい日に水も与えなくても元気に咲く。冬の霜が降りそうな日でも咲いている。日本でも、月極駐車場のアスファルトの隅っこで咲いていて、雑草だな、って思っていた。とても力強い花。

そして♪

見てやってください、このかわいいビオラたん。

ちゅーんって顔して。こんなにきれいに、まだ咲いてる。

クリスマスまであと2週間をきりましたねぇ。今週末には少しだけ緑を飾ろうかなー。

あまりごてごてとせず、さらりと軽くクリスマス、年末を迎えたい気分です。2022年の終わりはそんな気分でいいかな。