’25一時帰国:美山町・観光農園江和ランド

今日も写真がたくさんです。

美山で一泊したのは「観光農園江和ランド」というところ。ロッジスタイルの宿泊施設が3棟あり、ペットフレンドリー。こういうスタイルの施設に泊まるのは、私は始めて!真ん中の妹の家族は、柴犬ふくちゃんを連れて小旅行に行くことがあり、去年と今年の春も、実家の2匹と両親+末の妹カップルを誘って「キャビン(ロッジ)泊」をした。今回、私も参加することができてすごく嬉しかった☆

ロッジは↑↑の写真の後ろの方に写っているもの。入口を入ると大きなスペースに暖炉があり、キッチンスペースとバスルーム。奥に和室がひとつ(ここに4人、川の字になって寝た)。ハシゴで二階に上がると結構大きなロフトスペースになっていて、ここで4人。全部で10人まで宿泊できるようだ。とてもシンプルで、寒いかなぁと思っていたけれど断熱材がしっかりしていたのか、暑かったヨ。

母屋の横にBBQができるスペースがある。この日、他2棟も宿泊客がいたんだけど、みなさんは自分のロッジの外でBBQをしていたので、↑↑のスペースは貸切りで使わせてもらった。

前回は妹たちが材料や道具も準備したんだって。でも大勢で大変だし、今回はこの施設のBBQコースを予約した。これが素晴らしかった!

具材が!!新鮮!!

いやぁ、どれをとっても新鮮なのがわかった!お肉もお野菜も、甘みが違った。おにぎりもひとり2個ずつついてきたんだけど、そのおにぎりもめちゃくちゃ美味しくって「なに、この美味しさは?!」って声を揃えて絶賛した。

男性陣がまたせっせと焼いてくれて。ほんと、ありがたかった。私は食べるだけという。サンキュー💛

↑↑このオレンジ色の玉は鶏の卵になる前のものらしい。うちの父が「これはすごい!新鮮な鶏からとったものやな!」と感動していくつか食べていた。炭火で焼くとなんでも美味しいというけれど、それだけではなくて、美山というところはお野菜もお肉も、牛乳も、卵も、空気もとても美味しいところ☆

わんこたちは大人しく待つ。いい子だわ〜。パグのココたんは母の隣で大人しくしていた。

この夜、繊細なふくちゃんの一騒動があった。笑。

ロッジの入口付近は天井も高く暖炉もあった。そのあたりをふくちゃんがクンクンしていて、はっっっと見上げて目に止まったのが、かなり大きくて立派な「雄鹿のハクセイ」!角も大きく、半開きの目がななめ下を見つめていた。それと目が合ってしまったものだから、狂うように泣き叫び、壁に持たれて飛び上がり、まぁ〜大変。大丈夫やで怖くないで、といったところでわかるはずもなく。ひとしきり泣いて、鹿が動かないことがわかれば落ち着くだろうと放っておいた。

優しいのがゴンタ。ゴンタはふくちゃんの弟なんだけど、性格が全然違う。穏やか~~で落ち着いている。キャンキャン泣いてソワソワと歩き回るふくちゃんのすぐ後ろを、ずーーーーーーーーっと静かについて回っていた。夜、私たちが布団に入ってもふくちゃんはなかなか落ち着かなくて。しばらく床をカリカリとかいたり、わんっっと吠えたり、歩き回っていた。ふくちゃんがひとつ泣くと、ココたんが「わわわわわわーーん」と泣き、その後ろを静かにゴンタがついて周る。

そんな賑やかな夜でした。笑。

完全寝不足のワンズ。心もカラダもどっしり優しいゴンタは、繊細なふくちゃんの側にいる。本当にかわいい♡ ココたんはマイペースでみんなから「おこぼれ」をもらうのに必死。笑

朝も雨がやんだのを見計らって散歩。気持ち良かった〜♡

その様子を動画に撮ったので、縦動画だけれど、、、見てみてね♪

みんなでロッジキャンプに行けて良かった!京都の里山、魅力的です☆

’25一時帰国:美山町・かやぶきの里

最初の週末には家族全員で京都の美山町へでかけた。

男性陣、出発前のミーティング。ありがとう!

全員というのは、両親、妹二人の家族、犬3匹。車二台に分かれ、妹二人の旦那さんたちが頑張って運転してくれた。犬連れで大所帯というので、一泊できる場所を探すのも大変だった。美山町の外れにあるロッジスタイルの宿泊所を利用した。細かく計画してくれた妹たち、貴重な休みに付き合ってくれた旦那さんたち、本当にありがとう〜!

あいにくの雨の予報で、実際、めっちゃ降った。苦笑。なんだけど!私たちが外に出て歩いているときには、小雨になったり止んでいたりして、なんてラッキーなんだろうとこれまたありがたかった。

日吉ダムの見えるところでトイレ休憩。

みんなで車に乗って少し遠くまで出かける、というのは子供の頃のわくわくを思い出すほどに楽しい。なんなんでしょうね、あのサービスエリアでの休憩なんかも楽しい。何をするでもない、トイレ休憩なのに「うふふ〜ん♪」と鼻歌がでてきそうだ。

トイレ休憩でしっかりウンチをすませたゴンタ。

車の中では17歳の甥っ子のとなりで、最近どんな音楽を聞いてるのかと聞くと、なんと私が高校生・大学生のときに好きだったアーティストの曲が好きだと言う。今回の帰国では、甥っ子の成長に感動したのです。ほんと、素直でかわいい。

美山というと「かやぶきの里

手前の白い花が蕎麦の花。

本物のかやぶきの建物を見るのは、私は始めてだった。土砂降りだった雨が小雨に変わり、土曜日だったのにひとがとても少なく、しっとりと雨にぬれた里の風景はとても落ち着くものだった。こんな風景の中で育ったわけではないのに、すぅっと落ち着くのはなぜなんだろう。

美山というと、美味しいお蕎麦たまご牛乳。これは知らなかった!かやぶきの里のまわりにも、たくさんの蕎麦畑があり、ちょうど蕎麦の花が咲いていてとても素敵だった。柔らかな色合いの蕎麦の花も始めて見た。

お昼ご飯には、そのお店で手打ちしているというお蕎麦と鯖を頂いた。母は美味しい卵かけ蕎麦だった。このお蕎麦、市販のものよりも色が薄く細く甘みがあり、本当に美味しかった〜!卵の色もとっっても濃くて、これなら卵かけご飯を食べたい!って思える新鮮さだった(キャナダの卵では絶対にやらない)。

お昼ご飯の後に、ぶらりとかやぶきの里をみんなで散歩。小さな集落で、実際にそこで生活している人たちの生活感も垣間見ることができた。里山の風景って素敵だなぁ。このなだらかなお山を背に、田畑が広がる風景。

本当にひとが少なくて歩きやすかった。途中、チャイニーズの若い男のひとが「ドローン」を飛ばそうとしていて地元の人に怒鳴られていた。そりゃそうだ。ココまで来てあんたは一体何をやってんだ。

「観光客を意識して」のセットアップもあるのだろうけれど、この里のひとたちみんなが協力して昔ながらの景観を維持されているんだろうなぁというのが伺える。

ワンズはとてもおりこうさんで、静かにてけてけとついて歩いたヨ。

父と私だけ、民俗資料館の中も見学した。

父が子供の頃に実際に使っていたような道具もたくさんあり、風呂場はまさに展示されているものと同じだったようで、かなり嬉しそうに興奮していた。「展示物に触れないように」と書いてあるのに、脱穀機(?)の中に手を入れて「ほほぅー、これは懐かしい!」触っていたので、慌てて注意した。苦笑。

小さなカフェがあり、美味しい卵とおいしい牛乳で作られているプリンをみんなで分けて食べた。素材の味がとても濃い!

コンクリートのない風景って落ち着く。

こういうのを、自然が「浄化」してくれている、というのかな。肩の力が抜けていく。

夏はきっと暑いよね。でも、こんな風景を見ながら蝉の鳴き声を聞いてみたい気がした。私たちが歩く道端からは秋の虫の声が聞こえてきた。前にも言ったっけな。鈴虫などの虫の声を聞いて風情を感じたり心地よく思うのは日本人だけ(アジア人だけだったかも)なんだって。北米人には「ただうるさい」にしか聞こえないらしい。

雨の合間の美山のかやぶきの里、とても素敵でした♪

’25一時帰国:日常の風景より

ビクトリアに戻ってから一週間と1日。なんて早いんだろう!

膀胱炎の症状がひどくなり薬をもらい、加えて1年以上ぶりに風邪をひき、どうもまだスッキリしない。でも、ちょっとぐったりしたせいで時差ボケを感じることはほとんどなかった。

昨夜、ようやく撮った写真を大きく分類できたので、自分の記録としてここにアップしておきたい。

振り返ってみても、私の一時帰国の一番の目的は「家族と過ごす時間」だ。私にとっては「離れているから」というだけでなく、年齢的にも両親も歳をとったので、一緒に過ごせる時間は何にも変えられないものだ。幸い、ふたりの妹たちは実家の近くに住んでくれている。私が帰国すると、時間の許す限り集まってくれたり、今回も小旅行やBBQを企画してくれた。すごく嬉しいしありがたい。

一駅向こうは昔住んでいたところ。この田んぼでもよく遊んだ。

盛りだくさんな2週間の中で、じんわりと幸せだなぁと心に沁みたのは、何でもない「日常の風景」なんだなぁと思った。

きれいになっていたけれど、↑↑これは通学路。中学の頃、友だちと「ブルマ姿」でここを走って帰ったことがあった。制服が雨に濡れるのが嫌だったからだ。若いってすごい。ブルマってパンツよね。笑。ときどき「へんなひと(露出狂)」が出たりもしたっけ。だから絶対にひとりでは歩かなかった。いつでも全速力で走れる体制(?)だった。この道をずーーっと石蹴りをして歩いたこともあった。

父には毎朝のルーティーンがある。夏の間は5時前に起きて畑に行き、ささっと帰ってきて犬の散歩。そして朝ごはん。トマトジュースにお酢を入れたものを飲みバナナを一本食べ、そのあとトーストとコーヒー。犬たちもおこぼれをもらう。

さささっと床に掃除機(ダイソンみたいなので)をかけた後、小さな庭の植木たちに水やりをする。家の周りをホウキで掃く。

週に2〜3回は子どもたちの登下校の「見守り隊員」として定位置に立つ。

身長が縮んだなぁ〜と思いながら眺めていた。

母は難聴が進んでいて、聞こえづらくなっていた。電話だったり、正面から話してもらうと大丈夫なんだけれど、男性の声や大勢の中での会話は響いてしまってわからない。聞こえにくいだけでなく自分の声も響くらしく、そのせいで補聴器も使えないらしい。おしゃべり好きな性格なのに聞こえないのは辛いだろう。父の声はとくにわからないらしく、そのせいでお互いにストレスになっていることも多い。なんとかしてあげたいのだけれど、、、良い方法が見つからないでいる。

私の滞在中は「食べたいものないか?食べ忘れてないか?」と何度も聞いてくれて、せっせと私の好きなものをこしらえてくれた。50も過ぎてから母にこんな風にあれやこれやとご飯を作ってもらえるなんて、幸せだ。

母は小学生の頃から店の手伝いをしていた。お好み焼きもたこ焼きも焼いていた。この日のお好み焼きにはシーフードミックスも入っていて山芋の粉でふかふかで、めちゃくちゃ美味しかったー!

ふたりとも、まだまだ活動的で頑張っていてくれて、ありがとう。健康でいてくれることがなによりの贈りものです。

日常のシーンを少し動画で♪