春が来る。

2月は逃げるというけれど、ほんと、逃げられちゃったという感じだ。もう25日!

猫の月の一日一猫も、残すはあと3つ! 今日のは真っ赤なセーターを着た猫。

今日は何にしようかなぁとぼんやり考えていたときに、赤いセーターを着せてあげたい、って思った。それで、赤いセーターの猫。動物たちにおしゃれをさせてあげるときが楽しい、と気付いた。笑。

雨が続き気温が穏やかになり、もうすぐ二桁台まであがるらしい。そうなると、植物たちは顔をのぞかせ始める。

草木のつぼみが開き始めるよりも前に、ビクトリアでは苔が鮮やかさを増し、シダの葉が広がり始める。茶色とグレーが風景の主な色で、足元がぐちょぐちょとした冬の終わりを感じ始める。二月も終わりだから。

二月は体調も気持ちの調子もかなり振れてしんどい日が多かった。それも終わって、春が来る。

スノードロップが風に揺れていた。ちりんちりんとかわいらしい音が聞こえそうだ。

揺れているスノードロップのベリーショートクリップはインスタに→☆

春が来るなぁ。

春が来ますよ、みなさん!

お兄ちゃんっぽい表情のチューイ。何を想う?

毎日、夕方散歩はチューイと上手に歩く練習をする。チューちゃんはジェントルワーーーン!と唱えながら。笑。今日は大きなワンコに3秒ぐらいギャウった。私自身も「あ、吠えるかな、、、」とカラダを強張らせていたから、それも伝わったのだろう。地味に少しずつ練習しよう。

初めての曼荼羅ロックペイント

今日は「曼荼羅ロックペイント」のワークショップに参加した。

楽しかったー!

友だちSちゃんが誘ってくれて行ってみた。ふたりとも初めての挑戦。全部で11人の参加者で、先生のお宅のリビングでのワークショップだった♪

名前の通り、石に曼荼羅の模様を描くもの。石といっても、石膏(?)を型にいれてまん丸の形にしたものに、あらかじめ石のような色がつけられていたもの。3時間のワークショップで、その間に道具やペイントの説明、基本の「点」と「Swoosh(人魂みたいな形)」の練習、その後、実際に先生の説明でパターンに沿って色を載せていく。気がついたら3時間はあっという間だった。

記録で写真をのせておきまーす。

あらかじめ全て用意してあった。パレットには番号のついた絵の具、小瓶には使うプラスティックのスティック、目安にする線が引かれている「ロック」、練習シートなど。

今日のワークショップで挑戦したのは「Hydrangea Fireworks(あじさいの花火)」というパターン♪

ロックペイントにも専門用語(?)のようなものがあり、丸い点は「Dotting」、人魂みたいな「Swooshing」、中心は「アンカー」、そこから徐々に点を打って小さくしていくのは「Walking dots」などなど。そんな練習を最初にやった。見ているよりも難しくて、、、老眼でよく見えない!とか、小さな点を打っているときには「手の震えがあったらコレ無理よな。。。」とか、おばちゃん世代にはそういうレベルでもチャレンジングだった。笑

練習が終わると、パターンにそって色を載せていった♪ パターンと言っても、ステップ1:◯◯のスティックを使って色#1を〜〜にのせる。ステップ2:… というパターンだ。

どきどきして、息を止めながら色をのせていった。

「Swooshing」はかなり難しかった。パターンがあっても、色をのせるのは一回勝負。使ってる絵の具は「アクリル絵の具」だし、もうちょっとカッコよく…と同じところに色を重ねていじると「ぐちょ」っとなることにも気づいた。

私とSちゃんは静かに黙々と作業していたけど、カナダ人のおばちゃん(特に私の前に座ってたひと)は面白かった。笑。鼻歌を歌いながら、しゃっしゃっしゃっと色をのせ、みんなと一緒のペースは遅すぎて一人で次に進んでいた。それはいいんだけど、何度か「あっ、触っちゃった!」ってインクを手につけてしまって先生に修正してもらったり、「わっ、しまったっ!またやったわ!」と笑っていた。おもろい。

私も、点と点が微妙にくっついたところもあったし、円がいびつになったり、一箇所指で触れてしまったところもある。それでも、少しずつ出来上がっていくのを見るのは楽しかった♪

先生のスタジオ↑↑ 素敵よね〜。ひとの作業場ってなんでこんなにワクワクするんだろう。

はい、そして、完成した私の「あじさいの花火」☆

なんか。とても。嬉しくなった♡

こういう「パターンに従って色をのせる」というような細かな作業は、私の性格にはあまり向いていない。苦手なのです。でも、普段使わない部分の脳を使ったからか、気持ちよく疲れ達成感にもあふれ、楽しかった。みんな同じ絵の具のセットとパターンで取り掛かったのに、出来上がってみると印象がそれぞれ違っていて、それもまた面白かった!

今日の二つのチャレンジ:

曼荼羅ロックペイントと、シドニー(ビクトリアのダウンタウンから30〜40分ほど)までのドライブ!

私は普段あまり長い距離を運転しないし、ぶっちゃけ「運転」そのものが「大好き!」ではない(←なかなか克服できない、好きになりたいのに好きになれない)。でも、Sちゃんの素晴らしいナビでスムーズに運転できたし、少し自信につながった気がする。

今夜はよく眠れそうだ。笑。

猫の月の猫Doodleと今更知ったこと。

二月には猫の日(22日でしょ?)があるというので、二月五日から毎日ひとつ、猫のイラストを描いている。paprica.doodleのインスタの方にアップしている。もう大概ネタ切れでかなり苦しくなってきているんだけど、あと九日。絞り出せるか。。。

今日のはこんなの。

私は猫とは暮らしたことがなくて、見て捉えた感じというのがない。近所の猫が歩いているのを見るくらいで、あとは写真や動画で見るだけだ。でも、自分の中で「猫」っていう生きものはとても不思議だ。目があったりすると、見透かされているような気持ちになる。あの柔軟なからだもすごく魅力的でうっとりとする。犬タイプか猫タイプかと聞かれたら、自分は120%犬タイプのニンゲンなので、猫はとてもミステリアスだ。何を思っているのかさっぱりわからない。

続けて描いていると色んなキャラクターが「ぽん」と飛び出てきて、それも面白かったりする。もちろん飛び出てこない日もある。今日はただ、「今日の猫はどんなのにしよかな。」とぼんやりと考えていて、白い猫とみかん、が浮かんだ。特に何の意味もない。

そうだそうだ。最近知ったことがある!コレには自分でもびっくりした。

「シュール」って知ってるでしょ?シュールというと、どんなイメージが浮かびますか?

感覚的に、私の中の「シュール」は、何ていうのかユーモアも備えたちょっとヒヤッとするようなイメージで、例えば…「真っ白なドーラン(役者の使うような)を塗ったタコが真っ赤な口紅をつけて砂浜に立ちすくんでいる」みたいな。

この「シュール」って英語の「sureal」なんだってね!!!

知らんかったー!!!

英語での「sureal」と日本語の「シュール」とでは、私の中で思い浮かべるイメージが全く違う。Surealというと、もうそれは「ダリ」とか「マグリット」の世界だもん。シュールとは違う!

シュールという日本語に派生してから意味合いが変わってきたのかな。とにかく。シュールの語源を今更知ってびっくりしたのでした。

そうそう。話は変わるけれど。

先日、ローカルのスーパーで野菜を買っていると、少し離れたところで野菜を選んでいた日本人の御夫婦がいた。70歳くらいかな。奥さんがネギの束をひとつ手に取り「これはあまり新しくないね。」旦那さんが「そうだね。」「あ、こっちのは少し良さそうじゃない?」と奥さん、「うん、その方が良さそうだね。」と旦那さん。少し場所を変えてりんごを手にとって「これはツヤはいいけれど美味しいのかしらね」と奥さん。「どうなんだろうね。」と旦那さん。「こっちとこっちと一つずつ試してみる?」と奥さん。「そうだね、ひとつずつ買ってみるのはいいね。」と旦那さん。

なんて微笑ましいお二人!!と、私。

何でもないやりとりに優しい気持ちになってしまった♪ きっと家でも、こうかしらね?そうかもしれないね。いいかしら?いいんじゃない?っていうような会話がかわされているんだろうなぁって。素敵だった。

あ。もひとつ。おまけ。笑。
これ、できますか? 私は一方向は起きれたけど、反対方向は起きれない!!できそうでできないっ!!やばい?! ちょっと練習しよう!