モカシンで足ぬくぬく+ナッツブレッド

昔よりはずいぶんましになったものの、足先が冷えるとなかなかあたたまらない。足先が冷たいと体全体が寒く感じる。今朝も足がとても冷たかったので、「足がつめたーい。足だけお風呂につけてくる〜」と相方に言ったところ、「そんな靴下一枚しか履いていないからだよっ。よし、僕が履いてるのみたいな部屋履きを買いに行こう!」と。珍しくちゃっちゃとダウンタウンの靴屋さんまで一緒に出かけた〜。

部屋履きブーツ☆

あったかいっ! 裸足なのにぬくぬくだ!

靴屋さんのスリッパコーナーには、フェルトタイプの明るい色で可愛らしい部屋履きもあり、とても迷ったんだけど、履き比べてみるとこっちの方が断然温かいのでモカシンタイプのこれにした。

今まで一年を通して履いていたのは「ユニクロスリッパ」。洗うこともしないので、汚らしくぺったんこになっちゃっている。そろそろヒマをやるかな、とも思ったものの、春になったらまた履きたくなるかもしれないので、明日洗ってあげよう。

ふさふさもこもこの毛が気になって仕方がないGus。これがキューキューなるブーツだったら、あっという間にアタックされているよな。この直後、私がちょっと目を離したすきに、表面を念入りにくんくんぺろぺろされてしまい、シープスキンにべっとりと跡がついてた〜っ。やめてくれ〜。

羊さんのマークがかわいらしいのです。 これでこの冬、足元はぬくぬくすごせるかなっ♪

感謝祭が過ぎ、まとまった雨が降り始めると、ぐぐっと秋が深まり冬の色へと変わっていく。で、この時期、代謝は下がるように感じるのに、食欲は増す。最近、体が甘いモノを欲するのです。とても。お腹すいていなくても、何か甘いモノを口に入れたくなる。

で、反省しまして。。。 ちょっとヘルシーで糖分控えめの「ナッツブレッド」を久しぶりに作ってみた。以前に紹介したレシピはココです→☆

焼き上がり☆ 小麦粉なしで、ナッツがぎゅぎゅっと詰まっている高タンパク質スナック。

もうちょっとナッツを細かく砕いたほうがいいな。。。 今日は、家にあったブラックカラントとドライクランベリーも少し入れてみたヨ。 これを冷まして食べるときに少しトーストしても美味しい。

焼きあがったのを薄くスライスして、天板に並べて10分ほど焼いてみた。

ビスコッティみたいに見えるけど、ビスコッティみたいに硬くないです。ナッツたっぷりなのでとーーーっても香ばしい。甘さはバナナと大さじ1のハチミツとドライフルーツのみ。ほっこり優しい味。白砂糖の「甘さのパンチ」はないけれど、もぐもぐしっかりと噛んでいると自然とナッツやフルーツの甘味がひろがって美味しい。

今週のおやつーーー。

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つぶやき:キャンパストレンド

Happy Friday ☆

今週は寒かったな。ヒートテックだしてきて、タートルネックのセーター着てしまった。もうそんな季節がやってきた。あと2週間でハロウィンだしなぁ。学生さんたちも中間試験やタームペーパーで忙しそう。

そうそう。こちらでは日本のように「流行」というものがあまりないのだけれど、今学期のキャンパスファッション・スタイルでいくつか気づいた。

ハイカットのジーンズ

ジーンズ姿の女の子たちを見ていると、ハイライズが舞い戻ってきたのがわかる。お尻をすっぽりとかくしておへその辺りまであるジーンズ。数年前までは「お母さんジーンズ」なんて呼ばれたりしていた股上の深いジーンズ。私も一時流行っていた「ローライズ」のは苦手だったので、この傾向は嬉しい。

パステルカラーの髪

髪をラベンダー色にしている同僚のF君とも話してたんだけど、このセメスターは妙に髪をパステルカラーに染めている子が多い。F君も「そうそう、今またパステルがインなんだよ」って言ってた。多いのは、ピンクとパープルかなぁ。去年はオレンジが目立っていたように思う。

男の子たちの無精髭とお団子ルック

とにかくヒゲもじゃの男の子たちが多い!ランバージャックルックって呼ばれるのかなー。

こういう感じに口と顎の周りをもさもささせている子たちとか(↓↓)

もっとワイルドにこんな風とか。

この傾向はここ数年のことらしい(これもF君と話してたの)。髪やヒゲにボリュームがあるといいけどさ。

こういう感じ(↓↓)の男衆も少なくない。

それから、ウェーブのかかっていないストレートの髪をなが〜〜〜く伸ばしている男の子もよく見かける。今日も、ものすごくきれいなまっすぐのブロンドの髪の子が下を向いて本を読んでいるのを見かけたのね。ふと顔を上げたその子の鼻の下にさらさらのヒゲがなびいていたのを見てびっくり。ツヤツヤできれいな髪の子(女の子)だと思ったもん。まぎらわしい。

まぁ。美しくて豊かな髪をしている男性・女性は素敵なので、見ていて楽しいかな♪

*おまけ:てくてく犬

膝をいためてからはこの階段をのぼるのもてくてくゆっくり。以前はたたたたたーーーって駆け上ってたんだけどなぁ。

テクテクと。

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ぷりぷりのお尻、好き。

よいしょよいしょ、ちーーーー。

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ゆったりとした週末を!

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Fort St. Johnを懐かしむの巻

旧友Sちゃんの今回の旅は、カナダに4泊。ビクトリアに2泊、フォートセントジョン(FSJ)に1泊、バンクーバーに戻って1泊、そして帰国という信じられない様な弾丸トリップ。最初、4泊だけだと知って「まじでー」って驚いた。その後予定を変更してFSJまで行くんだと聞いて「クレイジーっ!!」と叫んだよ。昔と変わらずマイペースなSちゃんは「普段から出張でこういうことやってるから~。日本国内でもちょっと移動したら2時間ほどかかるんだし、ソレを思ったらFSJに行くのも大したことないよ。できるできる。あははっ。」って笑っていた。

そして彼女は、ビクトリアからバンクーバー経由でフォートセントジョンへ。

車で行けば約1300kmの行程。かなり北なのです。朝晩は、すでに氷点下らしい。北だからね。
Sちゃんに、向こうに着いたら写真を撮って送ってね~って頼んでおいた。ブログで紹介してもいいって言ってくれたので、写真を並べまーす♪

Fort Saint John. 旅行では絶対に行かないトコロ。おいでと言われてもきっと行かないトコロでしょう。ネットもなかった20うん年前は、図書館でカナダ西海岸にある大学やカレッジのESL情報を探し、手当たり次第に「手紙」を送って資料を取り寄せた。Sちゃんと私が選んだのは「Northern Lights College」。私がここを選んだ理由は、単に一番早くに返事がきたから。ただそれだけ。運命ってそういうものなんだねー(なぁんて、しみじみ)。ノーザンライツカレッジから送られてきた資料の中には写真付きのパンフレットもあり、ホストファミリー制度も整ってるようだった。知っている人もいないのだし、とにかく「うちに来てくださいよ!待ってます!」っていうウェルカムな雰囲気のこの小さなカレッジとFSJという町を選んだ。

変わっていない…

今なら、海外のどこに行くにしても、事前にネットで手にあまるほどの情報を得られる。写真からの視覚的情報や経験者のりビュー、SNSのタグ検索なんかもできてしまう。「Pre-Net」の時代は情報が限られていたからこそ、未知への期待や不安があった。私も、送られてきたパンフレットの中の雪景色やビーバーダムやムースの写真を何度も見て、「こんなところに行くんだな~。これこそカナダなんだっ!」って胸をときめかせ想像を膨らませた。深く掘り下げて事前調査を「しない」性格なもんで(今も昔も。。。)、一旦「ノーザンライツに行くのだ」と決めてしまうと、カナダの他の大きな街のことなど「別の選択肢」について調べもしなかった。それでも、行ってしまえばなんとかなるもの!

そして日本からバンクーバー経由でフォートセントジョンへ。降り立ったFSJ空港ではホストファミリーが待っていてくれて、小さな空港を出ると3月終わりだというのに真っ白。大きな空! 何もないっ! これぞカナダ! って思った。その年の夏にサマーコースを取るべく通過したエドモントンの街を見るまで、カナダはどこに行っても「こんな風」(=FSJみたいになーんにもなくて、寒くて、おしゃれな建物はなく、森にはムースやビーバーがいる)なんだって信じていた。「無知の強み」というか「無知の甘い副産物」というか、それで幸せだった。

それでは写真を…

そう、この雰囲気。フラットで面白みのないこの雰囲気だ!

フォートセントジョンの様な町ができて廃れるどころか少しずつ大きくなっているのは、近郊に石油プラントがあるから。そう、仕事があるのです。オイルワーカー。Sちゃん情報では、ホテルが増え新しい家もたくさんできていたらしい。そしてなんと、スタバもあるんだってー!

Sちゃんにリクエストして「おさえてきてもらった」懐かしのマッケンジーイン。今は名前が代わり新しくなったらしい。

「ザ・イン」という名のホテルになったのか。

でも、建物の感じは変わっていない。色がかわっただけで。このホテルにプールがあったので、滞在客でもないのに忍び込んで泳いでいたっけな。一昔前はそういうこともできちゃったのでした。

ダウンタウン(というか、ただ町の中心だった辺り)で放課後、学生たちが集まっておしゃべりできる場所も非常に限られていた。中でも人気があったのは「ボストンピザ」!

今は。。。怪しい「マスタロー寿司」になっていた。

寿司屋に見えんっ。看板を入れ替えたら十分「マスタロー・ホームセンター」にもなれる。
それに。一体、マスタロー寿司はどこから寿司のネタを仕入れているのだろうか。Sちゃん情報では、FSJだけで寿司屋が4つもあるらしい!怪しすぎるっ。リポートに行きたい〜!寿司屋の看板あげて、ホットドッグとか売っているかもしれない。いや、すし飯にウインナーがのってるかも!あり得る〜。

この空。

あぁ、ここっ!そして針葉樹林。

ピースリバーだっ!だ

同じESLの中で車を持っていた友達と、少し遠くまでドライブにでかけたな〜。冬はスキーで。

そして、Sちゃんが記念撮影をしていたのが、これっ(↓)。

フォートセントジョンから南に車で約1時間ほどのところにあるドーソンクリークという町。知ってます知ってます。ホストブラザーがこの町でホッケーの練習してたもん。アラスカ・ハイウェイの出発点(知らなかったよ)。世界的に有名なアラスカ・ハイウェイ! そんなに有名だったなんて、これも知らなかったよー。

何もない平原と広い空。

ちょっぴりノスタルジックになってしまった。帰りたいとは思わないけど。

ある日、いつもの様に自転車でこんな平原を右手にカレッジに向かっていたときのこと。はるか遠くに黒い点が見えたのね。その黒い点が、どんどんどんどん大きくなって私の方に近づいてきた。すごい速さで。

大きな犬だった。狂っていた。ものすごい剣幕で吠えながら。クレイジー犬のターゲットが間違いなく自分だとわかり、必死で自転車とばしたなー。いやぁ、怖かった。

Sちゃんから送られてきた写真を見ながら、初めてカナダの北の小さな町に降り立ったときのことを懐かしく思い出してしまった。じんわりとにじみ出てくるようななつかしさ。ずいぶん長々と書いてしまった。20年後、今このときのことを振り返って「あのときあの選択をしていたから。。。だから今。。。」って思うようなことが、今起きているのかなぁ。こんな平凡な毎日の中で。なーんて思ったりもしたのでした。

Sちゃん、Fort St. Johnリポートありがとう!次回はもう少しゆっくりと遊びにきてね〜!

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