雪がとけて。シニア犬話。

裏庭にところどころこ残っていた雪も今日ですっかり溶け、さぁ、いよいよ春がやって来るかなと気持ちも高まる。

雪に埋もれていたミニシクラメンもヘラボレも、すくっと首をもたげて元気に復活。たくましい。

晴れている日は日が長くなってきているのがはっきりとわかるようにもなった。

そこで。

簡易グリーンハウス、復活!

去年の冬に雪の重さでボキっと折れてだめになったことから学び、シーズンが終わって秋のストームが来る前にビニールを外してフレームだけにして越冬した。もう雪も降らないだろうし、大きなストームも来ないだろう。。。と予測して。ビニールを被せたよー♪

3月に入ったら育苗保育園もオープンしよう!

あぁ、春が来るねぇ。

春というと。

この春で14歳になるGus。相変わらず食いしん坊で、よく歩いてくれるし元気は元気。なんだけど、お腹をこわすことが増えた。獣医さんに勧められて「低アレルゲンのドッグフード」に切り替えたってブログに書いた。12月の始めだった。しばらくは調子よくそれを食べていたしお腹もいい感じだったんだけど、2週間たったころに、嘔吐と下痢。びっくりした。Gus本人もびっくりしたようで、それ以来、あの低アレルゲンの不味そうなドッグフードは食べなくなった(高かったのに〜!)だいたい何にでも食らいつくボーダーテリアが「食べない」っていうのだから、よっぽどまずいんだろう。それで、どうしたものかと思い、シニア用って書いてあり、グルテンフリーでカナダ産のカリカリを2種類ほど試している。

↑↑のなんてねー、材料を見ると「ターキー、サーモン、卵、ブルーベリー、バナナ、サツマイモ、ほうれん草、ブロッコリ、オーツ、アルファルファ、玄米、ひまわり、ターメリック、にんにく、プロバイオティック、グルコサミン。。。」と。なんだか美味しそうでシニア向けっぽい。これは美味しそうに食べていたんだけど、おなかがやっぱり緩む。リッチなのかなぁ。

で、結局。私の作る犬飯に戻り、調子の悪い日は玄米と鶏肉だけ、とか。二日前は鶏肉の匂いが嫌だったみたいで、玄米に少しバターを溶かしてかけてあげたらがつがつ食べていた。なんなんだろうねぇ。タンパク質源が合わないのかなー。お豆腐とか?

うちの実家のごんちゃん(柴犬16歳半)は、バギーデビューをした。

もう目は見えないし耳も聞こえていない。目が見えなくなってからがちょっと大変みたいです。今は少し落ち着いたものの、ちょっと前までは目が見えないのが怖かったのか、突然ぎゃいんぎゃいん騒ぎ出したりしてたんだって。ものとものの間に挟まって出れなくなってバタバタしていたり、朝と夜が反転して夜中の2時なんかに「おしっこーぉーぉーーん」と雄たけびをあげたり。お世話係が寝不足の様。

それでも、ゴンタはまだ食欲があるし、外に出してあげるとてくてく歩くらしい。バギーに乗ってちょっと遠くの公園まで連れて行ってもらった日の夜は、ちゃんと時間になったら布団に入って朝まで寝てたんだって。目が見えなくても、やっぱりお日さまにあたって少し運動をすると夜は眠れるのかな。

Gusも耳が遠くなった。

私が大きな少し高めの声で話しかけると、まだ聞こえる。私の口笛は聞こえる。でも相方の声はもう殆ど聞こえない。男の人の声は低いので聞こえないみたい。相方が呼んでもまったく振り向かなかったりするので、相方も寂しそうでねー。寂しいのはGusよりも自分の方なのに、「Gusも耳が遠くなって寂しいかなぁ。不安なんじゃないかなぁ。静かな世界で退屈なんじゃないかなぁ。」という。

まだ少し聞こえるのだから、私は一日に何度か、Gusの耳をぴろっと持ち上げ、顔を近づけて話しかける。

寂しさや不安は感じてほしくないもんね。

笑える。

いいぞ、Gus。なかなか貫禄がでてきたぢゃないか(笑)

「雪がとけて。シニア犬話。」への12件のフィードバック

  1. こんちわ~♪
    そちらは雪がいっぱいだけど、春の感触ってやって来てるんですね。
    こちらは土日と、びっくりするような暖かさで、急にこうなると
    身体がついていかず、すぐにばてたり、異様に眠くなったりします・・;
    今日のお昼は21℃ありました~
    また水曜日くらいから急降下するみたいですけどね。
    Gusちゃん、耳が聞こえにくいんですね。
    私も最近ちょっと聴力が落ちたかなぁなんて。
    テレビのボリューム…1~2年前よりも一つか二つ
    上げないと聞こえにくくなってきました><;
    まぁしょうがないか~ なんぼかまだ聞こえるから良いか~
    なんてテキトーにごまかしていますw
    でも聞きたくない時は「今のん、聴こえんかったわ~」って手が
    使えるので便利でっす(笑)

    1. ぽとすさん、おはようございます〜♪
      実家の天気予報をみると17度って出ていて、一瞬目を疑いましたよー! ぽとすさんのところは20度を超えたのですか?! ぎょーっ。
      体がついていきませんよね。。。草花もびっくりして一気につぼみを膨らませて、ぱーんと開花しちゃったり。ぽとすさんも体調を崩されないように気をつけてください。

      Gusも歳ですからねぇ。近所の同い年のボーダーテリアもある日突然聞こえなくなっちゃったみたいです。Gusのは徐々にきてますね〜。
      うちの母も聞こえにくくなったってぼやいています。女性のはっきりした声は聞こえるけれど、うちの父のぼそぼそっという声は「???」だそうです。
      でも今はすごく小さくて性能の良い補聴器も出てきているから、必要になったらお世話になればいいね、って言ってます。
      そうそう、聞きたいことだけ聞くフィルターになってくれるのは、ある意味ありがたいですよね〜(笑)

  2. Gusちん、14歳かぁ。
    そりゃあ、立派(?)なシニアだわ。
    でも見てくれはかわいいよ!(^_-)

    お腹が緩いのは心配だよね。
    うちの下の猫、生後数カ月の時からずーっとゆるゆるかつ、血が
    出るの。鮮血というのではなく、卵の白身みたいなドロっとした
    感じですごく怖い。
    でも、病院でも原因不明で、やっぱりフードアレルギーだと思う
    けど、原因はわからず。たまに調子がいい時もあるけど、理由が
    わからない。

    動物用の乳酸菌とかあげてみたけど、効果なし。
    腸内環境が良くないのかも。遺伝的に。

    でもすごく元気で、今年で7歳。
    なので、あまり神経質にならないようにしてるよ。
    ご飯食べないとか、苦しそうとかならアレだけど。

    犬や猫も、今は長寿になってるからね。
    Gusもごんちゃんも、きっとまだまだこれからも一緒にいられるね。
    わが家の歴代の猫は20〜22歳まで生きました。立派な猫生でした。

    1. 真木さん、こんにちわー!
      そうなのよー、4月で14歳っ。中型犬で一年を5歳で換算しても70歳。シニアよねぇ。

      真木さんの猫ちゃんのお腹事情! Gusのと似てる!! うんちの状態がそっくり。赤っぽくなったりするんよね。。。最初はすっごいびっくりして慌てて病院に連れてったんだけど、結局原因はわからず。内臓は問題ないし。それでドッグフードを変えてみたけど解決策にはならず。小さい頃から家で作るご飯だったし、100%キブルっていうのも合わないのかも。で、調子の悪いときは無理に食べさせず、玄米だけとかあっさりしたものをあげてるよー。うんうん、腸内環境が良くないんだろうねぇ。Gusもちいさいころからお腹は弱かったから。
      猫ちゃんは元気ならいいよね! Gusはお腹が痛いか胸焼けしてるっぽいんよねー。半日食べないでいると元通りになるんだけど。

      実家のわんこたちはみんなすごく長生きしてくれてるんよー。先代はみんな17〜18歳。眠るように逝ったよ。ごんちゃんもモモちんがいるから張り合いもあってね。元気にしてくれてるよー。
      猫でも20歳以上生きたなんてすごいっ!猫生を全うしたね!

  3. Gusクン、凛々しいお姿ですよ!
    うちの猫も、具合が悪くなった後で獣医さんの勧めで、処方箋のいるキャットフードを食べさせるようになったのですが、やっぱり味は劣るのか、お皿にしっかり残します。いくら獣医のお墨付きで体にいいとはいえ、食べななかったらしょうがないよってことで、普通のゴハンと混ぜるようにしていますが、もうちょっと何かいいゴハンがないかと思案中です。
    こちらも道路の雪は全て溶けてますが、雪かきして積み上げたところはまだ残ってるって感じです。そろそろ今年のガーデニングの計画を立てようかなあと思ってます♬

    1. あきさん、こんにちわ!
      ありがとうございます〜。胸毛がひょろひょろとしていて笑えますよね。
      あきさんのにゃんこさんも獣医さんオススメのキャットフードを嫌がっちゃうのですねぇ。Gusはボーダーテリアなので、基本、何でも食べるんですけど、大きく履いてお腹を壊してからはぷいっとそっぽ向いてしまいます。よっぽど気分悪くなったんでしょうねぇ。獣医さんに「食べません」というと、ウェットフードを勧められて試したんですけど駄目でした〜。
      やっぱり食欲があってお水もしっかり飲んでくれているのが何よりの薬ですよねー。

      庭仕事の季節がやってきますね!色々と計画をするのも楽しいですよね☆ またあきさんのお庭プランのお話、聞かせてくださいね〜♪

  4. Gus君、体調が安定するといいですね。動物も生き物だから色々とあることでしょう、でも言葉で表現できないのが辛い所。Papricaさんの愛をしっかと受け止めている様子が伝わってきます。
    シニア用ペットフード、体に良さそうね。試食してみたいわ♪

    1. Cecileさん、こんにちわ!
      Gusも歳なので、お腹の調子が悪くなったり、食べたくないものがでてきても不思議じゃないですよねぇ。
      言葉で理解できない相手なもんで、私一人で「こうなのかな?大丈夫かなぁ。あれが悪いのかな…」と考えちゃって。相方なんて私よりも心配性で困りますよ〜。老いは病気じゃないんだからね、って、そっちの方も言い聞かせないと行けないので大変です(笑)
      このシニア犬ドッグフードは美味しそうですよね!普通、犬はこんなに色々と食べないよなぁ〜と思いながら、私好みで選んでしまいました。

  5. ごんちゃん、バギーでお散歩幸せですね。Gusくんも至れり尽くせりで、とってもとっても安心してると思います。
    私も老犬とのスローペースの生活はとっても贅沢に感じてます。限られた生活や行動の中でも楽しみは色々あるのだな、と学ぶことも多い日々です。

    旅立ってしまったらどうなるのかなぁと、少し考えるだけで涙ポロポロになりますが、何とか、どうにかやっていくのだろうなぁ、それしかないのだろうなぁと思ってます。

    ブレーメンの音楽隊シリーズ(←勝手に命名)楽しみにしてます!

    1. Milkさん、コメントありがとうございます。
      今日のミルクちゃんはどんな様子かなってよく思います。実は昨日も母からラインがあって、ゴンタはどうやら認知が入っているようで、母も世話が大変みたいです。朝と夜が反転したり、理由がわからず鳴き続けたりするようで、外出もできなくて母もストレスがたまるみたいです。。。ずっと犬と暮らしてきましたが、認知の症状がでたのはゴンタが初めてなので色々と戸惑っているようです。それでも、なんとか最後までみてあげたいって言ってますが。大変ですよね。

      うちは、Gusが今のゴンタと同じような症状になったら、相方が安楽死の選択肢を選ぶんじゃないかなぁと。。。なんかそんなことを今日は思ってしまいましたよ(苦笑) で、Gusの耳元で「ボケたらあかんで」ってつぶやきました。シニアの生き物と暮らしていると、毎日毎日が特別な日、ですよね☆

      あははっ☆ 素敵な命名ありがとうございます! 楽しみにしてもらえてとっても嬉しいです〜。

  6. 柴犬はどうも認知症になりやすいみたいですね。獣医さんに言われました。ミルクも若干そんな感じです。夜中にウロウロとしたそうなときは、添い寝してぎゅっと抱きしめてあげると落ち着いて寝てくれます。獣医さんからも出来るだけ薬は使わないほうがよいと言われたのですが、ミルクはすでに大量の心臓の薬を飲んでいるからかもしれません。看病する側が辛くなると、わんちゃんも悲しいと思いますので、他に病気がなければ、ごんちゃんはお薬頂くのも一案かもしれないですね。

    私も最初ミルクがひどい発作を起こしたときは、本当に安楽死が一番良いのではないかと思いました。今は何とか薬でコントロールできてますが、老衰が進んでいる感じです。ミルクの介護を通じて、夫とはなんか子育てを一緒にしているかのような一体感が出来ました。私は在宅勤務が多いので、平日は私がメインで介護してる感じではありますが、でも夜中の添い寝は夫にもたまに交代してもらっています。

    外出することもコロナのせいでほとんどないですが、それでもたまに、ミルクをおいて出かけることもあります。そうするとエネルギーチャージできて、帰ってからまた一層優しい気分で一緒にいれます。

    と、いいつつ、昔だったら、ワンちゃんたちはこんなに薬で生かされていなかったのだろうから、自分のしていることは自己満足の域かとも思います。夫と一緒に飼っている犬なので、いまの状態が2人の結論なのかと受け止めています。

    取り越し苦労はせずに、どうぞ今を楽しんでくださいね。

    そうそう、幸福の木の花の話の続きですが、ぜんぜん良い匂いではありませんでした。どっちかというと嫌いなにおい。熟成してからの匂いは、やっぱりどんな生物でも濃厚なのかもしれません(笑)

    1. ミルクさん、こんばんわ!
      シニア犬介護についてのコメント・アドバイス、とても嬉しいです♪ やっぱり柴犬は認知症が出やすい犬種なのですねぇ。妹の知り合いのワンコも同じような症状がでて、柴犬だったそうです。
      母にミルクさんのアドバイスをそのまま伝え、今朝ゴンタが鳴いてやまないときにぎゅっと抱きしめてしばらくなでてあげたら落ち着いて眠った、って言ってました♪ 

      ミルクさんのところはご夫婦で一緒にミルクちゃんを介護されていて、それが素晴らしいです。うちの父は情が薄いのか、どうやって対応すればいいのかわからないのか。。。話を聞いていると情けなくなりますよー。母がひとりで頑張っているようで困ります。妹ふたりが近くにいてくれるので、週末にゴンタをバギーで連れ出してくれるそうです。

      介護をするほうも、たまに息抜きをするのは大切ですよね!
      ミルクちゃんはパパ&ママにしっかりとサポートしてもらえて幸せだー♡ ツイッターの写真もすごく穏やかで笑っているようです♪

      幸福の木の花の香りは濃厚なのですね! 笑ってしまいました〜。熟成してからの匂い。。。ぷぷっ。