海藻のシマシマ

先週集めた海藻。ジャンボゴミ袋に入れたままでした。

今日は気持ちよく晴れたので、この海藻を「処理」することにしました。

どさっ。

海藻の有機肥料

「処理」っていうのは、集めた海藻の塩分を少し落として、畑にかぶせる。ってだけです。去年は面倒だったので、そのまま使ったんだけど、今年はホースで水をかけて、海水の塩分を気持ちだけでも流し落としてみた。山積みの海藻をある程度平らに「ならし」て、一緒に集めてしまった小石も取り除きました。

カニの殻も出てきた☆

海藻の有機肥料

ね、よく見ると、いろんな種類の海藻が混じってマス。緑でわかめみたいなのもあり、赤っぽくてぶつぶつのついた怪しいものもあり。

去年は、この時期、野菜畑は空っぽ(土も3分の1しか入ってなかった)でした。なので集めた海藻をどさっと畑のボックスの中にいれたのですが…

今年は、少しだけ冬野菜も試していて、小さな芽が出てきているので、その上から海藻をばさりと覆いかぶせることもできない。

なので、シマシマにしました〜♪

海藻の有機肥料

うふふ。ま、ビクトリアの冬は雨が多いし、日照時間も短いので、何も育たないかもしれません。育たなかったら、シマシマを混ぜてしまえばいいかな、と思って。

海藻の有機肥料

海藻のシマの間にちょこちょこと顔を出している野菜の芽。なんでかな〜。夏の間はほとんど虫に食われることなんてなかったのに、秋に芽を出したものは、出した途端に食われています。季節的なものなのでしょうか。ふむ。

久々にいいお天気の週末に、こうして少し庭いじりをすることができて、いい気分転換になりました。

最近よく、自分は一体何をしているときに一番満たされている、って感じるのだろう。って考えます。夢みる年ごろではないので、漠然と「好きなこと」を思い浮かべたりする。本当に「漠然と」思うのは、ゆっくりと積み重ねることが好き。かな。畑に種をまいて、野菜が育つのを眺めるのも、おいしい物を想像しながら材料を準備するのも、そういう「プロセス」に参加しているときにとても満たされているな、と感じます。ブログも、そんな感じになってきたかな。畑みたい、かな。とちょっと思いました。

さて。やっぱり、この(↓)食い意地太郎。

残っていたプチトマトをんがんがんが。

海藻の有機肥料

すんごい顔。

あ!そうだそうだ、数週間前に一掃した「グリーントマト」でしたが☆

窓辺でこんな感じに色づいてるよ〜☆

ヘリテージトマト

ずいぶん熟してきているので、トマトソースにしたいのですが。「うちのトマトソースはおすすめだよ!」っていう、簡単なレシピがあったら教えてクダサーイ☆ シンプルに、トマト、にんにく、玉ねぎだけなんかの方がいいのか、もっと色々と入れるほうがいいのか。どうなのかな〜。

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「海藻のシマシマ」への8件のフィードバック

  1. 子供のころからの謎がやっととけた。
    イギリスにアランセーターというのがあるでしょう。海流のなかの小さな島。
    あの島の記録映画を友だちのお父さんに見せてもらったとき、肥料にするものが乏しく、海草を畑に巻いているシーンがあったんです。
    塩害は心配ないのかなぁっておもっていたら、少し水をまくんですね。それと海草についている塩分程度なら大丈夫なんですね。海草の利用はあの島だけではないんですね。
    トマトソース、ぼくはにんにくと塩胡椒が基本。
    タマネギは時々入れるけど、やっぱりシンプルなのがいちばん。夏瓶詰めを少しつくったけど、これには塩胡椒もなし。メニューによってはアンチョビで塩味をつけたいものもあるからです。足し算したいものは料理するときプラスするという発想です。すごーくお洒落にしたいときはセロリとかも入れて裏ごしもしたりするけど、そういうのってめったにつくりませんからね。
    おいしいレシピに出会ったら教えてください。

    1. へぇ、そんな映画があったのですね。
      うん、アイルランドでは海藻を土の代わりにして、じゃがいもを育てるんだよって、ブログのお友達のSaoriさんがおしえてくださいました。
      塩分がどれほど影響するのかはわかんないけど、よい肥料にはなるみたいですヨ♪

      トマトソースのティップ、どうもありがとう!今日は6つほど使って、シンプルなものを作ったよー。
      で、ミートボールをいれて、パスタと一緒に食べましたー。美味しかった☆
      足し算のアイデア、いいですね。ま、そんなにたくさんの瓶を作れるほどもないんだけど、次はセロリなんかもいれてみたいなと思ってまーす。

  2. こんばんわ^^
    この海草は『食用』ではないんですね!?
    肥料…みたいなものですか??
    集めるのも大変そうですが@@
    冬野菜はなんでしょう^^;
    が…GUS君!?変顔!?

    1. そうだよー、フォレさん。食べませんっ!
      あ、でも、中国人の人たちは集めて食べているらしい… から、食べれるのでしょう。
      私たちは肥料として使ってます。多分、育たないだろうけれど、今はキャベツと水菜、ビーツ、チャードが芽を出してるよ。
      Gus、スンゴイ顔してるでしょ? 野菜を食べるときはいつもあんなのです。

  3. こんにちいわ。
    わかめ、こうやって使うんですねー。食べないのですね/
    papricaさんが食べない物は、わたしも、食べませんっ!!!(笑)

    秋冬野菜、大きく育ってくれるといいですね。
    うちも冬は、陽がぜんぜん当たらないので辛いのだけれど
    種をまかないことには何もならないから、
    わたしもプロセスが好きなのかなーっと思いました

    トマトソースおすすめレシピはこれです
    〜イタリアのお友達のマンマのレシピ〜
    http://organvita.exblog.jp/12025315/
    我が家ではシンプルと、ミックス、どちらも作ってますよ
    ちなみに、一番上のシャシン、
    人様の畑でトマトほうばってるの、私とオンジです(笑)

    1. kotoriさん!トマトソースのレシピ、どうもありがと〜♪ うれしいな。
      今日はシンプルなものを作って、ミートボールパスタにして食べました。美味しかった〜。
      海藻は…
      うん。食べないでね。うちのGusも食べないから、きっと美味しくないです。いひひ。
      でも、良い肥料にはなるみたいなので、頑張って集めています。
      今日ね、初霜がおりたよー!マジかいな。でもいい天気だったので、昼間は気持ちのいい陽が差して、畑もあったかでした。
      どこまで育つかわかんないけど、とりあえず、種をまいてみましたー。
      あ、kotoriさん、働き者ですよね。毎日ブログをみて感心してます!

  4. こんにちは。
    へー、海藻を畑の上に撒くなんて初めて見ました!!!
    肥料になるのかぁ、、、ただただビックリです。

    一番満たされている時は何をしている時か、
    難しいお題ですね(笑)
    ゆっくりと積み重ねている時が満たされているというpapricaさんは
    いい生き方をされているなぁとしみじみ思います。
    焦って結果を求めるんじゃなくて、
    プロセスを楽しむという考え方が本当にすばらしいと思います。

    私はどんな時だろう。。。
    むずかしー!!!

    1. Yuiさん、おはよー。
      そうだよ(っていうか、そうらしいです)〜。海藻には確かにミネラルがたっぷり含まれているもんね。それが分解して土に戻ると、野菜たちにはとてもいい栄養になるみたいです。落ている自然のものを、こうして再利用できるのって、ワクワクしてしまうわ〜。

      うん、今の時代、色んなことがとってもスピーディになってしまっていて、立ち止まって自然の過程を眺めていると、体がひとつにもどるような気がするのです。Sync、なのかな。
      Yuiさんのお料理に対する姿勢にも、そういうプロセスを楽しむ要素が詰まっている気がするよ。ああかな、こうかな、って試行錯誤したり想像したり、好きでしょう?
      私はYuiさんほどの「根気」がないから、次のステップへはつながらないんだけどねー。