過去40年の間に、地球上の約50%の脊椎動物が消え去ってしまった。
という記事を読んだのが昨日のこと。私が生まれてから今日までの間の出来事。私がおばあちゃんになって背中が曲がってしまう頃、どれだけの動物たちが自然界で生き延びているのだろう。
そして、今日のニュースで見た映像は悲しくて言葉がでなかった。
アラスカのPoint Lay海岸(アンカレッジから約1200km北西)に群がる、約3万5先頭のセイウチたち。
彼らは普通、ベーリング海に浮かぶ流氷の上で子育てをして暮らすんだって。セイウチはアザラシとは違って延々と泳ぎ続けることができず、休憩場所となる流氷が必要なんだそうです。温暖化の影響で、ベーリング海の彼らの生息場所が失われ、北上せざるを得ない状態となり、結果こうしてアラスカの海岸に群がっているんだって。
住処を失ってしまった動物たち。こうして群がるべきではないところに群がったセイウチたちは、体を重ねあわせて転がり落ち、下敷きになって命を絶えるのはまだ幼いセイウチたちなんだそうです。
This is so sad. This is what we’ve been doing to them.
今こうしているうちにも、色んな動物が住処を失いつつあるんだよね。
ついこの前、アフリカのある地域でライオンが絶滅寸前というドキュメンタリーを見た所です。
その地域では現在は雌のライオンが一頭暮らすだけ。本来は群れを作って獲物を得たりするのだけれど、それが出来ないので、やっとの思いで得た獲物をハイエナなどに横取りされてしまうことがしばしばで、もちろん、雌一頭の彼女が死んでしまえば、その地域でのライオンは絶滅で、そうなった原因は勿論人間。地域で繰り返された紛争や密猟によるものなんだって。
最近、日本のニュースで「○○町でクマが人を襲う」とかを良く見かけるけれど、
何とかならないものかと胸が痛いです。
かなりの人が暮らす地域だから、人の命にはかえられないけれど、
ただ「射殺」を繰り返すだけでは、根本的な解決にならないなと。
クマは元々は恐がりだから本来は人に会わない所で暮らしているらしいけれど、
森がどんどん小さくなったり温暖化で食べ物が手に入らなくなり、
人と出くわしてしまうところに入らざるを得ないとか。
人間のエゴが生み出したしわ寄せは、いつかまた人間に帰ってくるよ。
わずかな事でも良いから、何か出来ないかと思う。
Sachieさん、こんばんわ♪
そう。今後している間も確実に住処は失われていってる。
最近は野生動物たちが自由に走りまわったり飛び回っている映像を見るだけで、泣きそうになるよ。私が泣いて凹んだところで何も変らないんだけど、辛くって。
Sachieさんの見たドキュメンタリーも、辛いね。私も最近、象牙の輸出のためにひどい殺され方をしている象たちの話を読んだところ。全て人間の欲と薄っぺらなエゴと無知のせい。
クマの話はこの辺り(カナダの西海岸)でも多いんだよ。
私もさ、この辺りに鹿の数が増えすぎてブーブー言っているでしょ? 同じなんよね。共存といってもそれが難しい状態になってきているのも事実で。
全てを消費して破壊して取り返しが付かないところまで行かないと、学ばないのが私たちなのかも。
なんだかとても暗い話になっちゃったね。なるべく目をそらさないでいることも、出来ることの一つかな、と思って。
おはようございます。
多くの生き物…動物も植物も…の犠牲の上に
我々の生活が成り立っているのかと思うと
なんともやりきれない気分になります。
こうして私が早朝に起きて電気を使っているのでも
その裏側で犠牲になっているものがいるのかな。
何を私はしたらいいんだろう…
赤ちゃんのセイウチが圧死するなんて、ほんとに
胸が痛みます。
遠い未来…ニンゲンも絶滅危惧種になってるんでしょうね。
ぽとすさん、こんばんわ!
そう、やりきれない、という表現がぴったりです。
私たちにも生活があり、真面目に丁寧に生きていれば、小さなレベルだけど地球へのインパクトは抑えられるんじゃないかな、と、漠然と思ったりします。
一番悔しいのは、こんな風に年々自然災害が増え、こんな風に動物たちが住処を失っているのを目の当たりにしながら、「温暖化なんて起きてない。コレは自然のサイクルだ。そんな事よりももっと大切な事があるじゃないか、あそこの戦争に参加しなきゃいけないじゃないか。。。」というようなコメントを言う人たち。
人間も例外ではないのだから、いつかは周りめぐってきますよね。
暗い話になってごめんなさいね。 素敵な秋の写真、待ってます!