京都でリセット。その1

実家に到着した翌日+翌々日、友だちに会いに京都市内に出た。
(うだうだと書きます+写真も多いです)

私の都合で勝手を言い、友達数人に京都で会ってもらった。遠くから出てきてもらったり、忙しいところ都合をつけて付き合ってもらったり、本当にありがたかったです。ちょうどあの台風24号が去り、すぐに次の25号が後を追うように迫ってきていたときだった。お天気が不安だったものの、私たちの京都観光は小雨止まりで、とってもしっとりとした気持ちのよい(やや蒸し暑め for me)二日間だった♪ 良かった〜。で、怪しい天気だったのでカメラは持たず、撮った写真は全部スマホです。

今まではこんなことなかったのに、今回の帰国では「時差ぼけモード」100%! 京都で友達に会う日も、夜中の2時半くらいにパチッと目が覚めて眠れず。瞑想したら眠たくなるかと思い、20分瞑想。ダメ。体操したらクタッと眠れるかと思いやってみたけど、これもダメ。頭のなかがごちゃごちゃとしていたせいかもしれない。飛行機の11時間も全然眠れなかったので、普通ならふらふらするんだろうけれど、これが違っていた。

妙に「ハイ」だった。友達に会えて嬉しいのと、目や耳からどんどん入ってくる情報を処理するのに忙しいのと、京都に住むFちゃんのご馳走で味覚も大喜びしたのと。。。とにかく、五感がフル回転していて眠気はなし。

だけど時々、自分が自分でないような、人の体を借りて動かしているような感じもしていた。

京都に詳しく車で回ってくれたFちゃんのお陰で、私とSちゃんは半日で:京都御苑下鴨神社大徳寺を見て回ることができた!電車とバスだけで一人で観光しようと思ったら、これだけをゆっくりと見ることはできない。

スマホで手軽に撮った写真を何度も眺めてみて、「何故これを撮ったんだろうな」「なんでこんな撮り方したんだろ」というものがたくさんあった。で、思った。「京都にリセットしてもらったなぁ」って。帰国して二日目、頭のなかごちゃごちゃの私を、京都で見たお寺やお庭や緑がゆっくりと解きほぐしてくれた。建築物を眺めながら、屋根のなだらかな曲線や、格子や廊下の直線のリズムや床板の色合いなどに、撫でてもらっている様な感じがしていた。

ふすま絵、だいすき。

散らばった思考が、かたんことんと、あるべきところに少しずつおさまっていくような。

庭師さん(↑)、かっこいいなぁとミーハーしながら、美しく整えられた木々にも心を撫でてもらう。

日本のお庭は、どこから見ても、どの季節に見ても、こんな曇り空の下でも、美しいなぁと、感心する。

Fちゃんは下鴨神社の入り口で私とSちゃんを降ろし、一人で先にある駐車場に向かおうとした。「一緒に駐車場まで行くよ」と言ったけど、「ダメ、ここから歩くのがちゃんとした行き方やから」とFちゃん。ちゃんとした行き方?

で、歩いてみて思ったよ。「うん、この緑のトンネルは歩くべきところだな」って。すぅっとしました。余計なざわざわを吸い取ってもらったような。小雨がぱらつく金曜日だったので、人も少なくて。それも良かった。

「何かがあるんだな」と思う。昔のひとたちが「この場所」を選び、神社を建て、敬い続けてきたところ。

日本のお寺や神社は、特別な神聖な場所なのに自然や季節と切り離されていない。だからかな、初めてこうして訪れても、とても「自然」に馴染めてしまうの。ほっとする。もちろん、大きな大仏さまや建物のスケールや美しさやディティールに「おおぉっ」と眼を見張ることはあるけれど、なんていうのだろう。西欧の教会などの神聖な場所で感じる「おおぉっ」とは違うのです。まぁ、それはきっと、私が日本人だからなのかな。初めて訪れた下鴨神社、大好きになりました。またゆっくりと歩きたいな。

大徳寺を訪れたのも今回が初めて。中にはたくさんの「塔頭(たっちゅう)院」があって驚いた。まるで大学のキャンパスで色んな学部があるような感じ。気になって後でネットで読んでみると、大徳寺は茶の湯文化とも縁が深くて茶室が設けられている院も多いんだって。お茶かぁ… 良いなぁ。

龍源院には4つも枯山水があったよ〜。

東滴壺(とうてきこ)。日本で一番小さな壺庭なんだそうです(↓)。

滹沱底(こだてい)↓↓の西端。阿吽(あうん)の石庭とも呼ばれます。丸い石は阿吽の「阿」の基礎石なんだって。

こういう枯山水のお庭にぐるぐると描かれる「円」をみていると、また「ほっ」っとする。

南側にある一番大きな庭:一枝坦(いつしだん)。

雑草は生えないのかなって、よく思う。雨風にさらされるのだし、鳥の糞などに混じって落ちたものが芽を出したり、土がまともになくたって育ってしまう草はある。… と、俗なことを思いながら。

半日こうしてゆったりと散策させてもらい、友達と話をして笑って美味しいものを頂いて、すっかり解きほぐされ。その日の夜は京都市内で一泊。こんな京都の真ん中(?)で夜を過ごしたのはじめてで、Sちゃんに散歩に付き合ってもらった☆

人がいっぱいで、光があふれていて。四条のあたりってこんな風なんだなぁ〜と、すっかりお上りさんになって人混みを歩くのを楽しんだ。外国人もたくさん。

夜の鴨川沿いには風が吹き、本当に気持ちよくてずぅっと歩いていたい気分だった。水辺はいいね〜。

あぁ、本当に楽しい一日だった。今思い出してもあの時の気分が蘇ってくる。もう一度ぶらりぶらりと歩いてみたいな。帰国して翌日に京都散策、なかなか効果的なリセット方でしたっ。

そして翌日は南禅寺へ!
(長々とすんませ〜ん)

2 Replies to “京都でリセット。その1”

  1. 外国の人が「京都へ行きたい」っていうのがわかる気がするような写真たち。時が止まったような庭園や、何百年の伝統がある神社仏閣があったかと思うと、ネオンがナオンが眩しいガチャガチャした一角もある。それが同じ町におもちゃ箱のようにギューッ詰まっているんだもん、面白いわけだ。うちにも中庭があったら、枯山水が欲しいな。そして低く長〜く優しく響くお寺の鐘の音が聞こえたら最高。他の写真も楽しみにしているよーん!

    1. Sachieさん、コメントありがとう~。
      そうだよね。昔と今が共存・混在している街。 実家は京都の端くれなんだけれど、京都市内を目的もなく夜にただ歩いたのって初めてでね。それもとても新鮮だったよ~。
      京都だけでなく、日本って観光しやすいところなんだなぁって思った。今はGoogleマップがあるから、電車やバスに乗るのもほぼ間違いなく正しいものに乗れるもんね。
      うんうん、枯山水、小さいのを作ってみたい! でも、絶対ぜーーーったい、うちの枯山水は雑草畑になるから。。。 苔寺のような苔のお庭でもいいなぁ。それならできるかなぁ。
      ゆっくりアップするので、時間のあるときにまた覗いてね~。

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