もの忘れの裏側で

最近、なーんか「もの忘れ」がひどいような気がする。
もの忘れ、っていうのかな、特に「人やものの名前」を「思い出せない」ことがよくある。嫌だなぁ。

ま、こっちに住んでいて英語で生活していると、漢字が書けなくなってくるのはよくあることなのだろうけど。ひどいんだな。最近。「偏」や「つくり」は出てきても、左半分や下半分が思い出せなくて、「ええっと、こんな感じの箱の形と線がこっちむきにあったような。。。」のレベル。情けない。

去年、ブログを始めてから、他のブロガーさんの文章の書き方などから「表現」や「語彙」を思い出させてもらってます。が、もうちょっと頭を使うことをしなきゃいけない、と思います。

そんな「もの忘れ」が気になりだした一方で。

ときどき、ふと、まーーーーったく関係のない言葉が、あさっての方角から投げつけられて、足元にぼとりと落ちることがある。

ありますか?そういうこと。

今朝、職場の自分の椅子に腰掛けたその瞬間。

シーラカンス

目の前に、あの異様な魚が飛び出てくるかのように。はっきりと、シーラカンス。

シーラカンス

はて。一体、どうして「シーラカンス」なんだろう。

思い浮かんだついでに、シーラカンスについてウィキやらで読んでみた。生きている化石、シーラカンスって、4億年から3億6700万年前頃に出現したんだって。体長は、大きなものだと人間の大人と同じくらいのもの、それ以上のものも存在したらしい。魚の様に見えるけど、遺伝的には「カエル」に近いそうな。で、知らなかったんだけど、シーラカンスは「卵胎生」で、卵に入った稚魚をメスの体の中で育ててから排卵するんだって。だから、ひとつの卵の大きさが10cmほどもあるんだそうです。それって、野球のボールよりも大きいな。手のひらにのせたら、稚魚が半透明のボールの中で動くんだろうな、と想像すると変な気分にもなる。そういう大きな卵を平均して何個くらい生むのだろう。深海に住んでいるらしいけど、真っ暗な海底に、ごろごろと産み落とすのだろうか。

その他の「生きている化石」のリストを眺めながら目についた「オカピ」。

オカピ

初めて聞く名前の動物。写真加工をして作られた動物みたいだけど、いるんだよ、こんなのが。中央アフリカに。

きれいな模様。このオカピって、シマウマの様な模様をしていて、体の大きさも小さな馬っぽいんだけど、実はキリンの先祖に近い動物なんだって。よく見ると頭に「毛の生えたつの」があって、キリンのようにヒヅメが二つに別れているそうです。

大切なことやらが、記憶の網にもつれて見つからなくなっている一方で、唐突にとびだしてくる言葉もあり。

やっぱり、もう少し頭を使うことをしなきゃいけません。

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「もの忘れの裏側で」への2件のフィードバック

  1. おはよ。
    日本にいてても、普段の生活の中で、自分の住所氏名以外の漢字を書くようなシーンは殆どないよ。
    今の会社はアナログだけど、前職では、同僚への電話の伝言メモすらPCアプリ上でだったし。

    あるなー!まったく関係ない言葉とか静止画像が降ってくること。
    でもその時に書き留めないから、後からは思い出せないの。

    オカピは、その語感と不思議な姿から、日本の動物園でも一時期スターになったよ。
    実物を見に行ったら、イマヒトツ冴えなかったな(笑)。<失礼すぎ。
    この写真のオカピはとってもキレイだね。

    1. こんばんは。
      そっか。紙に字を書く、ということをしなくなってきているね。
      たまに、鉛筆でメモをとると、自分の字ってこんな風だったっけ。って思うもんね。

      あ。a-ki_laさんにもある?ふっと、ぜーんぜん関係のないモノが浮かび上がるの。浮かぶというより、そうそう、降ってくる、っていう感じのほうが近い。
      メモ帳と鉛筆。持ち歩きたいよね。
      オカピが日本でスターになってたなんて。知らなかったよー!
      で、動物園に捕獲されてるのー? かわいそうな… きっと、住むべきところに住んでいるオカピは、この写真のようにきれいなんだろねー。

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