バナナなめくじ

おっと〜っ!!!

あのまま右足をおろしていたら、この子を踏みつけていた。

ふぅ。セーフセーフ。

かたつむりと違い、こんな小道を歩くナメクジは「棒きれ」にしか見えない! 人の気も知らないで(?)、のそりのそりと道を横切っていく。この子は茶色いけれど、バナナスラッグだと思う。カナダで初めてバナナナメクジを見たときは叫んだ。本当にバナナの色(というよりも、あの、臭いジャックフルーツみたいな色に近い)だった。今日見たこの子は15〜18cmくらいだったかな。雨がちらつき、朝露で地面が湿り始めているこの季節、ナメクジたちも日陰から出てきて活動するのだろう。

それにしても、ナメクジっていう生きものは人をぎょっとさせる。様に思う。

前にも書いたけど、カタツムリは「殻を背負っている」というだけで、ぐっとランクアップして愛着さえわいたりする。ナメクジのこの「裸感」と、ただまっすぐでだらしなさを漂わせた長い体が、見る人の気持ちをもぞもぞとさせるのかもしれない。

でも、ふんづけなくて良かった。

*おまけのヒマワリ

もうそろそろ庭のちんちくりんのヒマワリたちも終わりです。朝晩すっかり涼しく(寒く)なったもんね。

一つの花に一体何枚の花びらが押し詰まっているのだろう。

Goodies#363: 食い逃げ常習犯

このブログを初めて2つ目の記事が、「ナメクジにビールを」だった。そうだそうだ。去年は雨が多い春だったから、異常発生かと思うくらいひどかった。そこで。対策として…畑のそばに小さな器を埋めて、そこにビールをためておく、「ビールでおとり作戦」をしたんだった。これはとても良く効くナメクジ対策なんだけど、ビールに溺れたナメクジを処理するのが… 気持ちのいいものではなかった。

今年はずーーーっと涼しかったせいで、春の前半の「ナメクジ人口(?)」は激減。

ところが。ここ2週間ほど、気温がゆっくりと上がりだしたせいか、レタスやイチゴが被害をうけている。ナメクジだけの仕業じゃないけど… ぬめぇ〜っとした足あともあちこちに見かけるようになった。こないだなんて、レタスを洗ったときにはがれ落ちなかったナメクジ君が、そのままサラダボールにまでくっついてきて、ドレッシングを浴びて「縮んで」いた事件がありました。気持ちワル。

そうして、今日。

雑草を集めるのに「手押し車」をひっくり返してみると。

いた。

バナナスラッグ(大)と普通のナメクジ(小)

ナメクジ

おぬしども。…

なめくじA:おい、みつかったぞ。どーする。

なめくじB:おまえがでかいからみつかるんだ。ばかやろう。

なめくじ

… ふむ。子供の頃、冷酷な私は、ナメクジを見つけると塩をかけていた。

こうしてヒソヒソ話をする常習犯を見ていると、どうも塩をかけるのに抵抗があり…

冷戦中のお隣りのおばちゃん(←ヒストリーはこちら…)の庭に放り投げた。

一石二鳥。

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