「10代後半の、たくましく、聞き分けの良い息子が欲しい」と思った一日だった。
20代前半でもいい。喜んで木を切ってくれる、たくましい息子。
仕方なく...相方と二人で、
この木(これは去年の秋の写真。)の「散髪」をしました。全部切ったわけではありませんので、ご心配なく。
十数年前に、一度ばさっと切られた跡があり。その後は放ったらかしにされて、伸びたい放題にぐんぐんと成長し続けた木。Cypressなので、「ヒノキ」の一種かな。二階の屋根よりも高く、枝を広げた幅は10メートル以上。ブロッコリーの様に「密」で、中心部の枝は全て枯れている。
このばかでかい木。いっそのこと切り倒してしまいたい...とも思っている私たちなのですが、年々厳しくなる地域の条例で「背丈が2m以上の木、直径が10cm以上の枝には手を付けてはいけない」ことになっている。ほんと、やっかいです。でも、この木のせいで、光が完全にさえぎられてしまい、屋根の一部には苔が生えてくる→屋根が傷む。
というわけで、私たちで手の届くところまでを、チョップチョップすることにしたわけです。見つかって罰金払えと言われたら、払う覚悟で。
地道に「のこぎり」を使ってぎこぎこと。息子もいなけりゃ、チェーンソーもないから仕方がない。
相方がはしごに登って、大きな枝やら枯れてしまっている枝を切り落とす。ばさっと、こんな風。
これも、そうです。
それを私がせっせとひきずって集めて、大きな刈り込みばさみ(?)でチョップチョップして、ある程度の長さにまとめていく。
4時間後の木。
4時間後の私の成果。これは、枯れた枝の山コーナー。ここでも、きちんと「グループ分け」しないと気が済まないワタシ。これ以外に、緑の枝コーナーと、直径10cm以上の枝コーナーと引きずれない大枝コーナーがあり...
今日、一日活躍した「のこぎり」。ハイスマン265。Made in Japan。
素晴らしく良くできた、切れ味のいいスチールのこぎり。ネットで調べたけど、でてこない。相方は、このメーカーのノコギリは有名なんだって言ってたけど。日本よりも、海外で活躍しているのだろうか。
ほんと、二人して、今日はすっかり山男と山女でした。今からお風呂にはいります。ふぅー。
枯れた枝と枯れ葉と一緒に落ちてきたもの。
鳥の巣作りの時期でなくってよかった。これは、20cmほどの大きさなので、Robin=こまどりの巣かな。
ふぅー。明日から仕事。からだ、がちがちだろな。