1ヶ月ほど前、だだだーっとまとめて「ダウントン・アビー シーズン5」を見たよー。シーズン4を見終えた時に、あまりにもソープ・オペラの色が濃くなってきたので「もうやめとく?」って相方と言っていた。でも、シーズン5のエピソード1を試しにみてみて、ダウントン・アビー独特の人間模様が気になって見てみることにしたのでしたー。
(*写真は全てネットからお借りしたものデス)
ネタバレありなので、これからシーズン5を見ようと思っているひとは注意。ダウントンに興味なしのひとはパスしてね〜。
シーズン5のワタシ的な見どころをあげると:
次女イーディスを巡るドラマ
イーディスってさ、ほんと「ついていない」女。可哀想になる。前シーズンまでは「脇役」っぽかったイーディスだけど、シーズン5ではスポットライト浴びてたなぁ。何といっても彼女のベイビーの行方が気になる。
正式に結婚をしていない相手との間にできてしまった子供を公にできない辛さ。人に預けたものの気がおさまらない。ゴッドマザーという肩書でもって子供をダウントンに引き取ることにできたものの、それが我が子であるということを誰にも言えない辛さ。そんな可愛そうなイーディスに対して、全く理解がなく冷たいメアリー。姉妹なのに、どうしてメアリーってイーディスにあんな風にビッチ(失礼)なんだろ。(でも、さばさばメアリーの言い分には一理あるので、嫌いになれないメアリーの性格)
女性たちのファッション
毎シーズン、1920年代の貴族女性のファッションってこんなだったんだ~と、とっても新鮮。現代人特有(?)の北米で見かける平均的な体型では着こなせないなぁ、と思う。ころんとした太短かな(?)私みたいなアジア人にも似合わないなぁとも。シーズン5でみられるローウェスト(?)なドレスが素敵だな。何より、しっとりと滑らかで、軽やかに体を包みラインを魅せる素材にうっとり。あれは全部シルクなのかなぁ。はじめの方のシーズンに比べると、シーズン5では全体的にシンプルでストレートで騒々しくないデザインのドレスが多かったように見える。普段着っぽいスタイルに合わせているジュエリーのさり気なさもいいな。
ちょっと検索すると、ダウントン・アビー時代のファッションを集めたピンタレストや、半端じゃないファッションクリティークなども出てくる。ファンは多いのだ。
それからいつも感心するのが、彼女たちのヘアスタイル。あれもさぁ、ちゃんと「お付の召使」がいて、毎晩しっかりとブラッシング(?)などのヘアケアをしてもらえて、TPOに合わせてスタイリングしてもらえるから常にベストなんだろうけれど。
髪がそれなりにきれいで量がないと、ああいう「波打つような」表現はできないだろうな~ってこと。と、またここで、私の少ない猫毛じゃ無理だ、と比べてみたり。
そうだ。髪の毛というと、メアリーがばっさり!ショートにしたー!ショック!個人的に私は長い髪のメアリーの方が好きだったなー。
アナとミスター・ベイツ
んもう。。。この二人。彼ら無しでは召使い部門のドラマが成り立たないねー。あ、あのイケズのトーマスも忘れちゃいけないけどー。シーズンが始まった当初から、相方は「ベイツが戻ってきたってことは、今度はアナが刑務所行きになるよ、絶対」って言っていた。ホントにそうなっちゃったから笑った〜。んでもって、メアリーのためにアナが隠していた避妊道具(?)をベイツが見つけてキレるところとか。「アナっ!何ためらってんのー!ベイツに本当のことを言っちゃえばいいのにー」って叫ぶ私たち。何より。。。あの二人夫婦なのに、アナは未だに旦那のことを「ミスター・ベイツ」って呼んでいる。あぁ、もう可笑しくって、相方のことを「ミスター・◯◯…」って呼んでウケてしまった。
突っ込みどころ満載!!っていうドラマじゃないと思うんだけど。面白いです。
そうだそうだ!マギー・スミス演じる「グラニー(お祖母ちゃん、ヴァイオレット・クローリー)」は次のシーズン(シーズン6)で最後になるらしい。ダウントンの秩序やバランスを保つ要役なのに〜。悲しいなぁ。
さて。この調子だとまた次のシーズン見ちゃうかな。
*参考までに*
*Downton Abbey-Series シーズン1〜4 [DVD] [Import]
*ダウントンアビーを見ながら英語を学ぶのに役立ちそう?
→☆Downton Abbey Script Book Season 1(スクリプト本)
*まさにダウントンの世界の使用人たちから見た当時の英国。
使用人が見た英国の二〇世紀