うちの相方は、普通の食べ物では好き嫌いが結構多い。
ブルーチーズとかコリアンダーの葉っぱなんかは、絶対に手をつけない。私が「たべてみぃって。美味しいから」と勧めても、「そんな臭いものを口に入れるヒトの気がしれん」とそっぽを向く。彼に言わせると、ブルーチーズの匂いは「一週間ほど履き続けた汗まみれの靴下」で、コリアンダーは「石鹸」の味がするんだって。相方は自分は「supertaster / スーパーテイスター」といって、taste buds（味蕾＝みらい：舌の上にある味を感じる器官）が普通の人よりも多いのだ、と信じている。ほんまかいな。
ちなみに、女性とかアジア人には「スーパーテイスター」が多いらしいヨ。
とにかく。そんな相方ですが、日本の和菓子（餅や求肥のもの）や普通の日本の甘系のお菓子は大好きです。ういろやわらび餅には目がないし。
今回も、日本から少し、留守番中の相方のために甘いものを持って帰ってきました。中でも、彼が「Pink Mt. Fuji / 桃色の富士山」と呼んでいる大好物の日本のお菓子。
それが「明治のアポロ」。
おいしいよね〜。
私も大好きで、「アポロ」と「きのこの山」は、いつも持ち帰る。明治のアポロはデビューが１９６９年だっていうからすごい。やっぱり、あの宇宙船「アポロ１１号」にインスパイアーされたんだって。でさ、「きのこの山はアポロを作る機械から偶然生まれたとのことで、きのこの山やたけのこの里が円錐形をしているのは大ヒットしたアポロの形を受け継いでいるから」なんだってー！知らなかったよ。さすが「明治」だ。数十年にわたって愛され続けてきたお菓子なんて、そんなにないやんね。
そして、この箱が、持ち帰った最後のアポロなんだなぁ。
おぉ〜、アポロ〜♥
アポロに目がない相方にあげるとするか。
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