朝夕、随分ひんやりとし始めた。チューイの朝の散歩のときにはうす手のジャケットを着る。
日曜の朝は平日よりも1時間ほど遅い時間に散歩をする。家に戻ってコーヒーを入れ、マグカップを両手で包みながら庭に出た。日が高く上がらなくなってきているので、朝の8時前だと限られた場所にしか朝日が届かない。
折りたたみの椅子を朝日の「ひだまり」の中に移動させ、座る。植物たちは朝日が好きなんよね〜って思いながら、目を閉じる。コーヒーをすする。
眼の前に。

光ってる。
一瞬のこと。
駆け足でカメラを取りに戻り(なんだなんだとすぐあとを追いかけるチューイ有り)、なんとかとらえることができた光るエキナセア。
終わってゆく美しさです。
Gusが突然、最初の発作を起こしたのが秋だった。透き通る光の中で写真を撮った翌日、月曜の朝だった。新月だった。
なので、柔らかい秋の光に包まれるとGusを想う。朝日を感じながら、少し泣きそうになってしまった。
眼の前で笑っているチューイに、少年の頃のGusが重なってね。Gusはテニスボールを草むらで見つけるのがめちゃくちゃ上手くて、誰かがなくしたボールを見つけてきては、得意げに笑っていたなーって。
次男坊、チューイ。やんちゃくれで、今日もボールをくわえながら全力で私に「膝カックン」をしてくれた。ホント、前につんのめってこけるのも時間の問題じゃないかと思う。やめてほしい。あ、でもね、最近、私が本気でカミナリを落として怒ると、「はっ」と一瞬とどまるようになった。
ハチドリたちはGusのメッセンジャー(と私が勝手に決めている)。今日も新しい砂糖水をフィーダーに入れてあげると、すぐさま一羽やってきた♪
Gus、私たちは元気にやってるよー。