東海岸・ハリファックスへ!

5泊6日でカナダの東海岸、ノバスコシア州に住む友だちに会いに行った☆

5泊のうち、最初の1泊は機中泊。6月28日の朝早くにハリファックス空港に到着。まる4日、しっかり友だちとの時間を楽しめた!

今回の旅は、小さな「Reunion」だったのです。

私がカナダで暮らし始めた町「Fort St. John」(←めちゃくちゃ僻地)のコミュニティカレッジで出会ったYちゃんとSちゃんと私の3人が、20数年ぶりに再会!

ハリファックス(ダートマスという町)にしっかりと根を下ろした30年来の旧友Yちゃん。ずーっと会いに行きたいなぁと思っていた。現在、旦那さんの都合でシアトルに滞在中のSちゃんが、2ヶ月ほど前にメールで「Yちゃんのところ、行ってみるとか?」って提案してくれた。「よしっ、行こかっ!Yちゃんに聞いてみるわっ!」と、すぐにYちゃんに連絡して「行ってもいい?」と。トントンと話が進みチケットを押さえてしまった。半年前の私なら「相方を残して行って大丈夫かな。。。」っていう心配が先立って、そんな楽しいアイデアもアイデアだけで終わっていたと思う。でも、今回は全くためらわずに「うん、今だ!今行こう!」って決めてしまったのでしたー。

思い切って行って良かった!!

カナダは広い。私の住むバンクーバー島からアルバータ州のカルガリーに飛び、そこでSちゃんと合流。機中泊でハリファックスに。

たくさん写真も撮ったし、記録も残しておきたいんだけど、まずは「東海岸の印象・気づいたこと」をざっと箇条書きにしておこう(まだ写真がまとまっていないし)。

寒かった

6月終わりというと、私の住む西海岸BC州でも寒い日はある。でも半袖に薄いものを羽織るくらいで過ごせる。ハリファックスではそれでは寒すぎた!薄い長袖にパーカーにウィンドブレーカー、とか、長袖に裏側がフリース生地のパーカーとか。持っていかなかったのでYちゃんのを借りた。東海岸の方が湿度が高いのか、気温が上がると「むぅ」っとして、下がると「じとーー」っと寒かった。

歴史を感じた

大西洋に臨む州なので、海の向こう側はヨーロッパ(スペイン、ポルトガルやフランス)やアフリカ(モロッコ)だ。Yちゃんの旦那さんのTさんが、ノバスコシア州が英国やフランスから受けた歴史的な影響をたくさん話して聞かせてくれた(。。。けど、覚えられなかった。チーン。)建物や史跡からも歴史を感じたけれど、6つのユネスコ世界遺産があるということにも驚いた。

美味しい食べものがある!

ヨーロッパやアフリカが近い(海の向こう!)ということもあり、西海岸よりもずっと豊かな食文化があると思う。ホンモノの店が多い。フランス人が経営するフレンチベーカリーとか。私の中ではマリタイムカナダというと、ただ寒くて食べるものはシーフードと芋、かなぁ〜なんて期待していなかったので、その豊かさには驚いた。ハリファックスのある南側では、ロブスターやカニやホタテなどのシーフードが捕れ、北側の「Valley(谷間?)」は土が豊かで温暖なこともあり、果物や野菜が穫れる。たくさんのワイナリーもあったよ!地元のクラフトビールもうまかったー!

建物がチャーミング

いやぁ、かわいかった。大きさも色合いもスタイルも。「北欧のようだ」って言う人も多い。西海岸とは全く違う港の町々。小さな箱のような家が点々としていたり。厳しい冬は絶対に寒かっただろう(今も寒いかも)。町に条例があるのかもしれないけれど、コンクリートや「スタッコ仕上げ」のバカでかい家というものを見なかった。港の町に穏やかな統一性を感じられたのもそのせいだと思う。

ビーチが広い、たくさんある!湖もたくさんある!

とにかく水辺が多い。石ころ海岸、砂浜海岸、湖や湿地帯や港。滞在中に水辺を見なかった日はなかった。ビクトリアにも海辺はあるけれど、東海岸のオープンウォーターは広いなぁって思った。

水辺があり湿度が高いというと。。。。 そう、久しぶりに蚊にたかられた。Yちゃんの虫除けを借りた。

マリーンアクティビティが身近

友人夫婦もセールボートを持っている。これだけ海に近いと、自然とマリーンアクティビティがとても身近なんだろうなぁって思った。特別なことではなく、海で遊ぶ・海と暮らすことが自然、そんな印象を受けた。カヤックやカヌー、パドルボードやパラセーリング。ノバスコシア州の車のナンバープレートのデザインは、有名な「Bluenose」のイラスト。これがまた可愛いんだー。

有名な、とても美しいBluenose

続く。

再会:高校友だち

帰国中に懐かしい再会があった。

そのひとつが「高校友だちとの再会」!

いやぁ。。。感激した。

この日会えたのは4人。その中のM子とChoさんとは高校卒業以来初めての再会!…32年ぶり。よね?
32年って。。。それって、その中にもう一つ人生を作れそうな長さ(よくわからん表現だけど)。

そしてあとの二人、NちゃんとAちゃんは、私がここで学生をしていたときに一度遊びに来てくれているので、25,26年ぶり。とにかく、みんなみんな20年以上ぶり。

そりゃ、集まったら騒ぐわな。

6時間じゃ足りんわな。笑。

若い頃の、自分の10代を知ってくれている友だちって、50になってから再会しても「あの当時のまま」なんだなぁって、しみじみ思った。

Aちゃんとは、いつも通学で乗っていた電車(名前は変わったけど)で落ち合って一緒に待ち合わせの駅まで向かうことにした。「あたし、カワチイワフネで乗るから、合流しよ!3両目な!」「わかった、3両目やな!」って。

もうね、カワチイワフネの駅に電車が到着するときのドキドキといったら。駅のホームにAちゃんが見えたときの感動といったら。

まったく変わらない彼女。ふたりして声を押し殺しながら「うきゃぁーっ!!!」って大騒ぎしてしまった。何から話せばいいのかわからなくて、思いつくことをお互いに鉄砲玉のようにうち放った。そんな中に、「ちょー、Aちゃん、見てーや、さっきまでズボンにカメムシついとってん!最近のカメムシはこんな緑やねんな〜!」

こんなどうでもいいことまでも話したくなるのが、旧友?

みんなで6時間過ごしたのは、Choさんが見つけてくれた「お部屋」。1時間いくら、で、アパートのひと部屋を借りれてしまうっていうサービス。そんなのがあるんだねー☆ キッチン、バスルームも付いたワンルームマンション。そこにテレビもソファーもあり、入室したときに写真を取り、出る前に掃除もしてはじめと同じように戻し、ゴミはきちんと集めて捨てるところまでして終了。日本人客だからできてしまうサービスなのだろう。もちろん日本人でもきちんと掃除しない、時間を守らない客もいるだろうけれど、同じことを北米でやったら「ルール違反客」に追加チャージを請求するのにくたびれてしまいそう。

みんなで「ドンキ」というところでお菓子や飲み物を調達。私にとっては「初・ドンキ」。ものの多さと眩しい明かりと音と「余白のなさ(?)」に目が回りそうだった。さくさくとお買い物をしてくれていたみんなを、一歩引いたところから眺めながら、「いちいち目を回していたら生活していけないんだろうなぁ。」なんて思った。

あっという間の6時間。その中で、おそらく、いっっっち番盛り上がったのは「卒業アルバム閲覧」タイム。笑。

ほんま。笑えた。久しぶりに涙が出るほど笑った。涙出たっ。

私たちも高校生だった。先生にあだ名を付け、キャラクターの濃い先生たちのエピソードをあれこれと思い出し。Aちゃん、Nちゃん、Choさん、M子の話を聞いていて、自分がすっかり忘れてしまっていた記憶が色鮮やかに蘇ってきた。すっこーーーんと抜け落ちている記憶なんて、たくさんあるんだろうなって気づいた。

そういうちいさなエピソードが、いちいち懐かしくて面白くて。今あらためてアルバムを見ると、高校生の自分たちや、あまり仲良くなかった子たちもふくめて、みんなかわいい。男の子たちもかっこいい。あのころの私って、本当に「もさっ」としていて「お団子」のようで、よく見ると当時から「アンパンマン」で、男の子にモテるタイプの女子からはかけはなれ過ぎてていた。でも、今もし当時に戻れるなら、もっと色んな女の子や男の子たちと話がしたい。きっと楽しいと思う。

今回、こうして懐かしい高校の友だちに会えたのは、夏に同窓会があったからなのです。私はもちろん行けなかったけれど、企画をしてくれた人たちのFacebookに友だちの名前があがって。今までずっと「どうしているのかなぁ」って思っていたけれど、連絡先も分からずにいた。で、偶然、その同窓会をきっかけに連絡がとれてねー。帰国中にこうして再会できたのでしたっ。

アルバムの思い出の1ページより。

↑↑「だげら」というのが私。笑。他のみんな、今どこでどうしているんだろう。

高三のときの学園祭は「ローマの休日」。ローマの休日にピエロなんて出てこないんやけど、みんな出場っていうルールだったような気がする。当時の学祭の演劇は、それぞれ熱演だった!そんな青春のかたちが懐かしい。

時間を作って合ってくれて、ありがとう♡ 笑わせてくれてありがとう〜!ほーーーんっっとに楽しかったです!

次に会えるのが今から楽しみだな♪

初・デート?in 新大阪

新大阪には二度。

待ち合わせと新幹線への乗り継ぎで。

今振り返ると、今回の一時帰国中には買い物目的で大阪梅田のあたりに出向くことがなかった。いつもは一度は、母と妹たちと一緒に大阪に出て、地下街やデパートや新しくなったエリアなどをぶらりと見て歩く。今回は、そういう買い物はもうどうでもよかったし、ひとに揉まれながら「見て歩く」というのがしんどくて。

新大阪で待ち合わせをして会ったのはMちゃん!新幹線で遠くから出てきてくださった〜。実は、Mちゃんと「会う」のは今回が初めて☆ ボーダーテリアのことでずぅっと昔に私のブログを見つけてくれて、インスタを始めてからメッセージをもらって。

今までにも「ブログを通して。。。」のお友だちに実際に会ったこともあるけれど、日本でそういうお友だちに「対面」するのは初めてだった☆ こういう「ドキドキ・ワクワク感」って、普段の生活の中で感じることがないので、家を出る前からすっごく楽しみだった。

新大阪JR東口。

とにかく、すっっっっごいひと。この駅は旅に行くひと、やってきた人たちでごった返すのかな。お土産屋さんもいっぱいある。少し早めについたので、ひとを眺めたり、きれいにならんだ楽しいおみやげを見ていた。ひとの行き来も、豊富な「もの」の種類も、眺めていると「漫画」のように見えてくる。なんていうのか、現実から離れて切り取られたシーンのような。このひとたちひとりひとりに、ちゃんと本当の暮らしがあるんだろうけれど、その部分がまったく見えない、っていうか。不思議で楽しい感覚。

短くまとめると。

Mちゃんとの「はじめましてー!」の瞬間は、とても感動的だった。

うきゃーーーーっ☆☆☆って騒いで、Big Hugs! 感動的すぎて、笑いもあふれて、嬉しくもあり、二人して泣きそうになった、というのがまた笑える。

ここからランチの予約を入れてくれていたお店まで行く、のがね。また笑えた。

今の時代、「Google Map」があれば、交通手段から道順、目的地までの時間まで出るやんね?そう、なんて便利なアプリ!だから、私もとくに「行き先、行き方」を調べずに出向いたのです。

そしたらね。

Mちゃんもわたしも。Google Mapさまをうまく使いこなせなくて。

いや、Mちゃんは使いこなせていたと思う!ただ、私と一緒になってギャーギャー騒いだもんだから、わかんなくなったんじゃないかな。第三者がカメラを持って私たちを撮影していたら笑えたはず。

だって。二人ともスマホを見つめて、この新大阪の人混みの真ん中で、ぐるぐるぐるぐる。。。「え?あっち?ちがう、こっちとちゃう??えー、向こうなんとちゃう??ほら、わたしのグーグルこんな風に出てる!矢印あっちむいてる!」「わたしのグーグルはこんな風よっ」(←←二つ並べると、、、いっしょや。)

グーグルもって(その場で)ぐーるぐる。

ほんとそれ。その状態だった。笑。

梅田に出て地下に入ると、もう何がなんだかわかんなくなり、「グーグルは地下だと、狂った方位磁石のようにぐるぐるするんやわ。。。」なんて思いながらも「どっちかなー」って。そこでMちゃん、「九州の女は聞くばいっ!」って。セキュリティーのおっちゃんに「すみませーん」って聞きに行ってくれた。

地上に出ると大きなビル。こんな高層ビルとビルの間を歩くと、いつも「深海をさまようサカナ」の気分になる。

散々迷い、おっちゃんたちに道順を聞き、たどり着いたぜ☆

お上品な。

ここで、ランチはそっちのけで喋り倒した。何を食べたのかなんて、よく覚えていない。時間は限られているし、話したいこと聞きたいことはいっぱいあったし。

「お客様、そろそろお昼の時間が終わりになりますので」って言われるまで(追い出されるまで)居座った私たち。笑。

Mちゃんがこんな素敵なデザートサプライズを用意してくれていた♡

この抹茶のティラミスがとっても美味しかったー!赤いバラまでもらってしまいました。

お勘定を支払ったあと、回れ右をしてまた店の奥に向かって歩こうとしたワタシ。笑。「お出口はあちらでございます」状態で。。。アルコール入ってないのに、頭にすっかり血がのぼったような感覚だった。

ビクトリアの生活はシンプルで静かだしね。Fちゃんとの時間もそうだったけど、こんな風に六時間ぶっ通しで会話を続けることなんてないもん。日本語で。悦にはいっても当然かも。

お昼のお店を追い出された(?)あと、どこでも良いからと、ゆっくり居座れそうなカフェでお茶をした。

本当に、顔をみて話せるのなら、どこでも良かった。梅田の地下でも、そのへんのベンチでも、きっと場所は関係なく「異空間」を作って喋り続けていただろうし。笑。

次回はビクトリアに来てほしいなー。遠いけどっ。時間をあまり気にせずに、ゆったりと、散歩したりしながら話をしよう!ねっ。

Mちゃんからチューイへのお土産が、これまた、犬ごころをくすぐるナイスチョイスでね〜☆

そのまんまチーズ、星の形の「星のチーズさま」と、オヤツを中に入れて転がす「コロコロボール」☆ 大ヒットでごじゃましたー!「はよくれ、はよくれっ」とピースケのチューイの動画を撮ったので、よかったら見てねっ。

Mちゃん、初デート、どうもありがとうっ!

ビクトリアで待ってるよー!!