赤ワインとうずら豆とスモークベーコンのスープ

今日も一日冷たい雨が降っていたビクトリア。じっと〜〜と寒くて暗い一日で気分もやや下降気味。

ところが、家に帰って玄関のドアを開けると、ふわぁ〜っとものすご〜いいい匂い!

おおぉぉっ!

red_wine_pintobeans_bacon_soup

相方がスープを作ってたー!すでに出来上がってたー!感激っ。

先週、相方がニューヨーク・タイムズのレシピのコラムで見つけた「Red Wine Pinto Beans with Smoky Bacon Soup」のレシピ。美味しそうだねっ、作ってみよう!って言って、材料は買っておいたのでした。でも、彼一人で作っちゃったのにはびっくり。ドアを開けてお料理のにおいがするのって、こんなに嬉しいものなんだね〜♪

材料も作り方もシンプルなスープだけど、ちょっと変わっているのは、2カップの赤ワインを3分の2までリダクション(減らし)して加えてあること。Pinto Beansは、うずら豆ってよばれているみたい。私も普段食べない豆なので、どんなのだろうって興味があったお豆。クセがなくってクリーミー。ベーコンやトマト、チーズ、オレガノ、ビール、ニンニク、玉ねぎ、ご飯、などと相性がいいんだって。乾燥しているときは、うずらの卵みたいな模様がついている豆です。

赤ワインとうずら豆とベーコンのスープ

赤ワインとうずら豆とベーコンのスープ

材料:

  • スモークベーコン 230g(角切り)
  • 玉ねぎ 1個(角切り)
  • セロリ 2本(角切り)
  • にんじん 2本(角切り)
  • ニンニク 4かけ(みじん切り)
  • ローズマリー 2本
  • 乾燥したうずら豆 500g=2C(一晩水につける)
  • 塩 大さじ1
  • 赤ワイン 2C(500CC)
  • 赤唐辛子(好みで)
  1. 厚てのスープ鍋で角切りにしたベーコンを中火で黄金色がつくまで炒める。その油で野菜(ニンニクもローズマリーも)炒める。よく混ぜながら柔らかくなるまで、約5〜7分。
  2. 水を切ったうずら豆をお鍋にいれ、大さじ1の塩を加える。豆がひたひたにかくれるくらいの水を加える(7〜8カップ)。一度沸騰させ、その後、火を弱めてくつくつとお豆が柔らかくなるまで煮込む(約45分〜1時間)。
    インスタントポット:水を5〜6C、Beans High pressure で15分]
  3. 別の小さな鍋にワインを入れ、中火でワインを煮詰める。3分の2カップの量になるまで、約30分。
  4. ローズマリーの枝を取り除き、リダクションしたワインをスープ鍋に加える。10〜20分煮こんで味をなじませる。ここで、少しパンチが欲しかったら、赤唐辛子をグラインドしたものを加える。
    赤ワインだけだと「スープ」が少ないと感じたので、ビーフかチキンのスープストックを足しました(2Cほど)

赤ワインとレンズ豆とベーコンのスープ

パルメジャーノをかけて♪ いっただっきまーっす!

一言:めっちゃうまいっ!!!

味のバランスが絶妙だと思った。少し酸味が聞いているのはワインのせいかな。ベーコンのスモーキーなフレーバーと、お豆のほんのりとした甘み、赤唐辛子のピリっとしたパンチ。お豆がいっぱい入ってるから、しっかりお腹もふくれるよ。お試しあれ〜♪

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暑い日の酸っぱ辛いスープ

今日は暑かった!

とはいえ、日本の様な「本当の蒸し暑さ」からは程遠いのですが。自転車をこいでいて汗ばむっていうのって、ビクトリアでは「暑い日」。こんな日は、こっちの人たちは、なんかもう今から泳ぎにでも行くのかいなってな格好をする。つまり、これ以上「脱げない」ところまで脱いでしまっている格好。アジアの夏では君たちハダカやね。

仕事の後、用事があって久々にダウンタウンまで行ったんだけどね。交差点で信号が変わるのを待っているときに、変なおばさんにいきなり怒鳴りつけられたよ… 「Get the fuck out of my way, you stinky bitch」って。これってかなりアグレッシブでオフェンシブな罵倒デス。あっけにとられてまじまじと顔を見てしまった。いるんよね、たまにダウンタウンにいくと、こういうヒト。何が楽しくてこの世に存在しているんだろ、って思ってしまう。ま、暑いのに慣れてないからね、ビクトリアの人たち。普段に増してピリピリするのかも〜。あぁ〜びっくりした。

ビクトリア的にはとてもあったかな気持ちのいい金曜日♪

晴れたビクトリア

いつもはちょっとひんやりする散歩道も、今日は吹く風さえも暖かだった。嬉しい〜。

空も海も青い青い。

今夜は珍しく「一人の夕食」。そ、こ、で♪

暑い日には辛いものがおいしいよなと。「酸っぱ辛いスープ=スワンラータン」を作ってみた〜☆

酸っぱ辛いスープ

材料:

  • チキンストック 2カップ
  • お酢 大さじ 1.5
  • お醤油(中国のdark soy)大さじ 1.5
  • 酒 大さじ半
  • 胡椒 小さじ1
  • ごま油 小さじ4分の1
  • 砂糖 小さじ4分の1
  • 椎茸 2枚
  • 豆腐 半分
  • 卵 1個
  • きくらげ 適当
  • 片栗粉 大さじ1(水で溶く)

と、私が参考にしたレシピはこんな風。色んなバリエーショんがあるようです。

酸っぱ辛いスープ

あ、そうそう、トウモロコシもいれたんだった。あ、これ(↑)ね、中国のお友達にもらった「乾燥きくらげ」。こんなに薄っぺらくて小さなカタマリなので、どれくらい使っていいものがわかんなくて、とりあえず3分の1程を割り入れた。するとビックリするくらいに広がった… 私の耳の大きさくらいに広がったものもあった。恐るべし、コンパクト乾燥きくらげ。

昔、上海で食べていた酸っぱ辛いスープとはレベルが違ったけど、自分なりに満足〜♪

酸っぱ辛いスープ

「辛い」の辛味は胡椒の辛味なのかなー。物足りなかったので食べる時にホットソースをじゃんじゃん加えましたー♪

酸っぱくて、辛くて、きくらげがコリコリしていて、とろりとしたスープ。ハフハフしながら完食!美味しかった。

今週末には、日本からお友達が遊びに来てくれます☆ 今日みたいに暖かくて気持ちのいいお天気でありますように!

Happy Weekend☆☆

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ポテトとリークのスープ

寒くなると温かいスープが食べたくなる。スープと一緒に何を食べるの、と聞かれて「スープだけでいい」って答えた。

昼ごはんのような夕食でした。

昔、この時期になると、相方がよくポテトリークスープを作ってくれた。そのせいか、ポテトリークスープには、あの当時の冬の思い出もちょっとだけつまっている。で、今年初めてのポテトリークスープをリクエストした。

このポテトとリークのスープ、出どころが「フランス」だって言う人もいるし、100%アメリカンだとも言いはる人もいるんだって。別名、Vichyssoise =ヴィシソワーズ。ジャパニーズ風に言うと「ポロネギとおじゃがのポタージュスープ」。フランスであれアメリカであれ、とても庶民的な家庭の味。ほっとします。

名前のとおり、じゃがいもとリークだけのなんとも経済的なスープです。しかも、かんたーん♪ レシピは「Joy of Cooking (original)」より。

ポイントは二つ:

  • じゃがいもはワックス系のもの。男爵いもではなくって、日本だったらメークインみたいなのがいい。私たちはいつも Yukon Gold っていう少し甘みのあるものをつかう。
  • リークはもったいないって思っても、白い部分だけを使う。黄緑、緑の部分は混ぜて使わないこと。

ポテトとリークのスープ

材料

  • リーク 3本
  • 玉ねぎ 1個
  • バター 大さじ2
  • じゃがいも(中) 4個
  • チキンストック 1リットル
  • クリーム 1〜2カップ
  • 塩こしょう

ポテトリークスープ

リークの白い部分だけを切り落とし、ザクザクと大雑把に切って水でよく洗う。レイヤーの間に土が入っていたりするので、しっかりと洗いましょう。じゃがいもは皮を向いて2cmほどの角切り。

今回は、リークの風味をしっかりと味わいたかったので、玉ねぎを半分+リークを4本、じゃがいもは3つだけにした。

みじん切りにした玉ねぎとリークを、バターでゆっくりと炒める。その中にじゃがいもを入れる。私たちはいつもサイコロ型に切りますが、レシピでは薄くスライス、を勧めています。で、チキンストックをいれてふつふつさせる。

ポテトリークスープ

リークをもう少し小さく切ったほうがよかったんでないのー? と相方に聞いてみたけど、「これでいいんだ」だってさ。

蓋をして、リークとじゃがいもが柔らかくなるまで煮る。約15分。

この後、目の細かいストレイナー(ざる?)に通して、野菜をつぶす。または、ミキサーにかけてピューレ状にする。お好きな方で。私たちはいつも「ミキサー」で10秒ほど。ここで、あまり長いことミキサーにかけると、じゃがいもがねちねちとしてくるので注意。10秒で十分です。

最後にクリームを加え、塩コショウで味を整える(クリームが家になかったのでパス)。シンプルなスープなので、にんにくを加えたり、タイムなんかのハーブや白ワインを加えても Good ♪です。

ポテトリークスープ

なんとも、素朴な夕食。

ほっ。とする家庭の味。チーズとパンと、ポテトリークスープ(野菜はどこだ、って聞かないで)。ハイジになった気分。

さてさて、また一週間。A. A. O.!