私が実家についたとき、家にいたのは柴犬「ごんた」。お初です♪ 最初、玄関で吠えられた。笑。
5年、帰れなかった間に、先代ごんた(ごん兄ちゃん)とブルドッグのモモちゃんがお空組に入った。この春、予定を変更することなく帰れていたら、モモには会えていた。それだけはとても悲しい。本当に突然、モモが虹の橋を爆走していってしまったのは、ほんの5ヶ月前。後に残ったのが、今のタヌキ顔のごんた(2歳3ヶ月)。柴犬はとても繊細って、聞いたことがある人もいるかもしれないけれど、本当にそのとおりです。
先代ごん兄ちゃんは、ひとり残されたときにご飯を食べなくなった。今のごんたも、モモが旅立ってしばらくのあいだ、とてもさみしい表情をしていて元気もなかったらしい。ふと空を見上げていたり、そんなことをするんだって。犬でも。
2ヶ月のパピーで実家にやってきてから、モモ園長のそばで育ってきたんだもんね。昼も夜もずっと一緒だったんだから、「もう帰ってこない」っていうことを理解できずに戸惑うのも当たり前だろう。
ごんたも少しずつごんたらしさを取り戻してきていたものの、ふとしたときの表情が寂しげでね。両親が、できるなら、小〜中型犬の成犬を迎えることはできないかなって考えていた。自分たちも「歳」なので、また新しい仔犬を迎えるというのはハードルが高すぎる。そんなときに、縁あって、妹たちも母もインスタでフォローしていたハナさんという方に連絡がついたのです。ハナさんは、保護犬をたくさん集めている団体(?)と新しい家族の「仲立ち」をされているボランティアの方。ハナさんもブルドッグと暮らされていて、先代ブルのいろはちゃんが、モモにすごくよく似ていて、そういうことから、そして家もそれほど遠くないっていうこともあって、インスタで繋がっていたんだって。
そのハナさんに、「小〜中型犬(フレブルかパグくらいの犬)の繁殖引退犬を紹介してもらえませんか」って、妹が思い切って聞いてみたところ、とても快く「わかりました!」って言ってくださって。話がとんとんと進み、、、私が帰国している間に「顔合わせ」をすることができた!!!保護犬を迎えるのに「要件」を出して良いものか、とためらいもあったけれど、「元気な子」をお願いした。
顔合わせの日☆
6歳パグの「こころ」ちゃんと、5歳フレンチブルドッグの「なごみ」ちゃん。
どちらも生まれてから今まで、繁殖犬として生きてきた子たち。
日本の「繁殖犬」たちの多くがどれほど非人間的な環境の中で生かされているのか、わたしもつい最近までよく知らなかった。クレートの中だけの生活。草の上でおしっこやうんちをしたこともない。季節のにおいを嗅いだこともないし、他の犬たちと自由に走り回れる世界があることも知らない子たち。繁殖犬たちは「役目」を終えて用無しになると捨てられることも多いんだって。思い浮かべるだけで涙がでてくる。最近ではそういう繁殖犬たちを保護する団体が少しずつ増えてきていて、第二の犬生をおくることができるよう手助けをされているらしい。
顔合わせで一番見ておきたかったのが、「ごんたとの相性」。
ごんたは、仔犬の頃からモモと一緒でモモにしつけられてきた、というのもあり、とっても「リラックス」した性格の子だと思う。ちゃらちゃらしないし、ゆったりとしていて動じない(←こういうところ、ちょっとチューイにも分けてほしい)。だから、なごみちゃんともこころちゃんとも、静かに挨拶をしていた。
でも、どちらかと言うと、パグのこころちゃんの方のあとをついて回ることが多かった。
なごみちゃんも、こころちゃんも、寂しんぼ。なごみちゃんの方は特に、ひとにくっついていることが多い。繁殖引退犬はそんな寂しがり屋さんが少なくないって、ハナさんが言ってた。
ごんたとの相性も良さそうで、ぺちゃんこの愛嬌のあるお顔のこころちゃんを「ココ」って呼ぶことにして、迎えさせてもらうことに決まりましたー♡ トライアルは私がこちらに戻ってからの26日に始まったんだけど、二日後、両親は正式に迎えようって決めましたっ。
フレブルのなごみちゃんも、すごーく愛らしかった。母が、自分たちがもう少し若かったら、2匹とも一緒に迎えてあげたかった、って言ってた。早く新しい家族が見つかりますように。心から願います。ハナさんのインスタのアカウントは:hana0420towa
ココは驚く速さで新しい環境にも慣れていってるみたい♡ もう、普通にゴンタと一緒に散歩にも行けてるし、なんと、今日は「(妹んちの)ふくちゃん」とゴンタと一緒に、生まれて初めてのドッグランにも行ってきたらしい!その様子は、妹たちのインスタアカウントに早速アップされてますー。良かったら見てあげてください♪
yocchan.massunとyuki_fukudays
帰国中にココに会えて良かった!みんな仲良くできているようで安心したー!