昨日の日曜日、相方はボートを持っている釣り友達のGuyと二人の中国人の友人を連れて「サーモンフィッシィング」に出ていた。
朝、4時起きで帰ってきたのが夕方の6時半。ここから北に120kmほど行った「ポートレンフルー」から船を出した。まあ、一日仕事ですわな。
この時期にとれる鮭は「サーカイサーモン (sockeye salmon)」と呼ばれる「紅鮭」で、このあたりで釣れる鮭の中で一番おいしい種類のサーモンです。
夫が漁に出るのだからと、私も4時起き。
っつうか、一人で順序良く準備できない人なので、日の出前から「あれがない、これがない」とわーわー騒がれるよりは、さっさと手伝ってあげたほうが私にとっても良い。「今日はしっかりと写真もとってくるから、カメラも入れておいてよ」と、はりきる相方。ブログ用に私が使ってるカメラを貸してあげた。
...んだけど、先に結果から言うと、彼が撮った写真の8割がぶれていた。で、もちろんそれを古いカメラのせいにしていた。
これが、ガイのボート。左端にいるのが彼で、残りが中国人の楽しい友達、カールとフランク(彼らは英語名を持っている)。
この、中国人の友達は、中国から小金持を招待して「カスタムメードの旅:スーパーナチュラル・ビューティフルブリティッシュコロンビアの大自然を肌で感じるブティックツアー(タイトル、長過ぎ)」をやろうじゃないか、とビジネス案を持っている。それで、相方 と Guy が試しに釣りに連れて行ったというわけ。
もちろん、彼らにとっては、生まれて始めてのオープンウォーターフィッシング。
船を出して30分たった頃、カールの顔が緑に変わり、げぼげぼと吐き出した。続いて、フランクもげぼげぼ。それでも、海に出た興奮を抑えきれず、「レッツゴー。アイアム ベリー OK.ノー プロブレム」とフィッシングを続行したそうです。
一匹目の紅鮭。カール、満足。
あとの写真はほぼ全部ぼやけているので省略。
船着き場で、い眠る「トド」。(余談ですが、トドの耳がこんなに小さいの、知らなかった)
そして、これがとれたてのサーカイサーモン。
今晩のおかず。身がひきしまっていて、魚臭くなく、大変おいしゅうございました。
ごちそうさま。
船を出したポートレンフルーというところは、小さな漁村なので、トドも安心して昼寝ができるんだと思います。この島には、幸い、まだ自然がたくさん残っています。これ以上人口が増えず、自然がこわされることがないことを祈るばかりです。
小川洋子さんの本、母に頼んで送ってもらいます!大学の図書館にも一冊ありました(ミーナの行進)。早速、借りてみます。バンクーバーには日本の本屋さんがあると思いますが、値段は倍くらい擦るんじゃあないでしょうか。わたしの住んでいるビクトリア(バンクーバー島にあります)には、日本の本屋はありませんねえ。なので、やはり、日本の活字が恋しくなります。
素敵な一冊、紹介してくださってありがとうございます!