海外ドラマって、今では日本でも普通に放送されてるのかな。「24」とか「ロスト」なんかは人気だって聞いたけど。「Fringe(フリンジ)」や「Flash Forward(フラッシュフォーワード)」、「Weed」「90201」など。見てます。
Breaking Bad(ブレイキング・バッド)というテレビ番組のシーズン3が終わった。相方と二人、かなりはまった。最近、リアリティー番組やバラエティ番組が多く、ドラマも「警察ドラマ」「病院ドラマ」が目立つ。そんな中、ブレイキング・バッドは、珍しく、きちんと「書かれている」ドラマだと思う。なんていうのかな、アクションで埋めてストーリーを流しているのじゃなくて、台詞やキャラクターがとてもしっかりとしている。シーンの細かな「カット」も良いと思う(太鼓判!)。
あった、あった。Breaking Bad 日本語サイト
あまり詳しく紹介してくれていないし、あらすじもいまいちなのが残念。どんな風に話が始まるかというと: 真面目な化学の高校教師が末期の癌だと宣告され、家族に残すお金を稼ぐために自分の「化学」の知識をもとに「ハイグレード・ハイクオリティ」の「メス=メタンフェタミン」というドラッグを作り始める。という具合。
北米で「メス」って呼ばれるドラッグは、戦争中、日本の神風特攻隊が「ヒロポン」といって利用していたものと同じらしい。最近では「スピード」って呼ばれるものと同じだと「ウィキ」に書いてある。依存性がものすごく高いんだそう。とにかく、ブレイキング・バッドの主人公のウォルターは、化学物質を慎重に配合して、ピュアなメスを作り出す。
で、いつもこの番組の始めに “Breaking Bad” というタイトルが出るんだけど、それが昔高校の時に無理矢理覚えさせられた「化学元素周期表」なのです。Brakingの「Br」とBadの「Ba」の元素記号は、それぞれ「臭素」と「バリウム」。高校のときには、こんな記号、将来どこで役に立つんだろ。と、実用性のないものを覚えることをとても疑問に思った。語呂合わせの覚え方もあったなー。グーグルしたら、「水兵リーベ僕の船。七曲がりシップス、クラーク牛乳。」確かに、そんな感じだったと思う。今時の高校生もこのゴロアワセで覚えてるのかなー。
実は、ブレイキング・バッドをみるようになってから、この「化学元素周期表」が妙に気になりだした。
自分の身の回りの「物質」は全てこの「元素」から成り立っているわけで。たった一つの「元素」からなるものは「単体」で、複数の元素の一様なパターンなどで構成されていると「化合物」。なつかしい。そうやって回りに目をやると、これにはどのアルファベットの元素が含まれてるんだろ、と少し楽しくなる。
そ・こ・で。化学元素周期表をカラーでプリントしてみた。あんまり質がよくないんだけど、うれしい。
ダウンロードできるものがたくさんあったのでいくつか紹介:
ちなみに、私の名前をローマ字で書くと、その中には「酸素」と「イットリウム」と「モリブデン」が含まれていました。わはは…