朝の一杯の「おいしい」コーヒー。これと「しっかりたんまり朝ごはん」無くしては、一日が始まらない。
コーヒーは大抵私が入れる。入れ方は昔、Alloccoに教わったんだけど、今は私のほうが断然うまい。
家にコーヒーメーカーがないので、「ペーパードリップ式」。タイマーをセットしておいて、朝、コーヒーの香りとともに目覚める、ということができないのがダウンサイド。それから、ペーパードリップ式だと、全てのステップが「マニュアル式」だから、基本的に入れている間、コーヒーのそばにいなきゃならないのが面倒くさい。
でも、味では勝る。
コーヒーを入れることに、ものすごいこだわりや情熱を持っているわけではないけれど、「ペーパードリップ式」、試したことのない人にはちょっとおすすめです。
豆はTorrefazione Italiaのものを使ってます。
5年ほど前まではビクトリアにもTorrefazioneのコーヒー屋さんがあったんだけど、強豪スターバックスにのっとられ消えてしまいました。ビクトリア店はカナダで最後のTorrefazioneだったそうで、本当に残念。でも、幸いなことに、ローカルのスーパーのひとつが今でも限られた種類だけを売ってます。私達の好きだったのは、一番ダークローストの “Parelmo”。この豆はスーパーで仕入れていないので、ミディアムにひとつ近い “Napoli”で妥協。
コーヒーの入れ方:
- コーヒー豆をひく(量は適当に調節しているうちに「これ」というのにいきついた。挽く時間はゆっくりと20秒ほど)
- フィルターの紙の端をきちんと折って、「ドリッパー」にセット。
- 挽いたコーヒー豆をドリッパーに入れて、中心部分をくぼませる(クレーターの様に)
- これを魔法瓶の上にのせる
- お湯は完全に沸騰させて、沸騰したら火からおろし、ふつふつという音がおさまるまで待つ
- おさまったらゆっくりと静かに中心にお湯を注ぐ(一回目):コーヒーの粉全体が「湿る」分だけ注ぐ (こんな感じ)
- 一回目のお湯が下に落ちてしまうまで待つ(コーヒー豆を「ひらかせ」て「ふやかせ」る):20~30秒かな
- そっとお湯を注いでいく。円を描くといいらしいが、描いたり描かなかったり。ポイントはゆっくりと全体に注いでいく。泡がたってくるのは良い証拠
- ドリッパーの上部のふちまで注いだらストップ。これ以上はお湯を足さない。
- あとは完全にお湯が落ちるまで待つ
おいしいよ。