三月は二月よりも早く過ぎてしまったような気がするのは私だけ?
昨日の春分の日は、どんよりとしていて「はぁ〜、今日から日の長さがどんどん長くなる!」という実感がなかった。でも、確実に春の要素があちらこちらで溢れ出している。
散歩コースで見かけるひとりぼっちのプラムの木。ここから遠くの海を眺めている。Cherry plumというものだと思う。桜よりも早くに咲き、色も桜よりも淡く、幹や枝の色が濃い。このプラムたちを見ると、いつも「鈴木春信の夜の梅 」を思い出す。
黄水仙やムスカリや、名前がわからない野の花もあちらこちらで見かけるようになり、春だ春だと楽しくなる。散歩中にも今週末の時間配分を考えながら、まずするべき庭仕事はどれだ。。。と頭の中でリストにする。今週末も細々とした予定が入っているので、合間に片付けたいことは:ラナンキュラスの準備、種の整理、ダリアの分球。雨じゃなかったら、花壇をすこしずつ整えたい。
シマシマの花びらがオシャレでしょ?
玄関脇の背の高い鉢用に買ってきた。前庭は鹿とうさぎたちのサラダバー状態で、彼らが食べないものだけを植えている。わざわざ「鹿は食べません」っていうものを買ってきて植えても、去年は3種類の苗を見事に食べられてしまった。プリムローズとヘザーなら大丈夫かな。食べるなよ〜。
プリムローズ(プリムラ)って、色合いがどれもとても人工的であまり好きじゃなくて買ったことがなかった。でもご近所さんのを見ていて、足元に咲く元気な姿がかわいいな〜って♪ 初めて迎えた。
Gusも春になると、伸びてきたばかりの柔らかい「しゅっ」とした草を好んで食べていた。土を掘って食べることもあった。
チューイも同じ。散歩で会うわんこたちも食べてる。笑。ここ数日は、この草を見つけるとその場から動かない。
なんていう草なんだろ。裏庭で見かけたこともある。ぴとぴとくっつく草で、どんどん伸びて他の草や花に絡まって育つ。厄介なので庭で見つけたらすぐに引っこ抜くもの。美味しいのだろうか。
おいしいじょ。かおにくっつくけどね。
お腹をこわしたりしてないから、大丈夫な種類だと思う。毒のあるものを好んで食べたりはしないだろう、と信じているんだけど。
↓↓ これ、何かわかる?
7〜8年ほど前に義姉さんからもらった「しだれ桜」の枝の矯正。「しだれ桜」なんだから、自分でちゃんと勝手に「垂れる」と思って放っておいたら、変な寝癖のように中途半端に空の方に向かって伸びたり、地面と平行に伸びたりし始めた。あんまり格好良くないので、今年は枝の何本かに石を吊るしてみた。海岸から拾ってきたもので、♡の形のものもひとつ。この「矯正」もね、優しく加減しながらするものなのでしょう。「こんなもんかなー」と、重石を吊るした紐を結びつけて手を離した途端に、一本枝が折れてしまった。。。 かろうじて一点でつながっていたので、マスキングテープでぐるぐる巻いて固定した。こういうの、くっついたりするんかな。何事も Learn it by doing it という感じだ。
夕方、ザザぶりの雨がぴたりとやんで外を見ると大きな虹。同じタイミングで友だちも虹の写真を送ってきてくれた♪ 空に七色の光の橋がかかるなんて、よくよく考えたらマジカル。だからみんな、良いことあるかもって思うんよね。わたしも。虹の始まりの場所を掘ったら宝ものが出てくるという。その場所に実際に行ってみたら見えるのでしょうか、科学的には見えないのかな。
ゆったりと、気持ちの良い週末を!