好きなブロガーさんの一人が「ブログの夏休み」で、ブログを少しお休みされることになった。その方も、「長いことブログをしていて、ブログの在り方などを色々と考えている」と。スマホが普及してFacebookやインスタグラムやツイッターなどのソーシャルネットワーク（SN)のツールが便利になり、ページを開いてじっくりと書くとか読むというスタイルのブログから離れていくひとたちも少なくないのだろう。私もちょうど同じようなことを考えていた。ブログの在り方とか、なんでブログやってんのかとか、FBやインスタは自分に必要なのかとか、どれかひとつに絞っちゃえばとか、しばらく休んで考えてみればいいんじゃないか、とか。そいういうこと。
振り返ってみると、このブログも今年の５月で６年だった。６年！！ まぁ、よく続いたなぁって感心する。何気なく通過するだけの毎日では良くない！と思ったのがきっかけで始めたブログ。特に決まったテーマもないし、めぐる季節に合わせて毎年同じようなことを書いているなぁ～って思う。何故書くのか、続けているのかって考えてみた。
- ここは私にとって安心して好きなことを好きなようにつぶやける場所
- ブログを通してお友達になった人たちが好きで、とても大切
- この場所があるから、平凡な毎日のなかの楽しいことを拾い集めるようになった
- カメラを通して見えるものがあってそれを記録に残しておきたい
- 質問すると答えを教えてくださるひとがいる！
- 自分はどんなものやどんなことが好きなのか、何にわくわくするのか、うかびあがってくる
正に、自己満足のアウトレットスペース！
じゃ、Facebookとインスタは？ というと。
Facebookには昔の友人や職場で知り合ったパートの子たちなどなど、「私のことを少しは知っている」ひとたちがリストにのっている。こないだ帰国した時にも、私のブログは見ないけれど、FBなら見る、という人がいることに気づいた。卒業して街を去っていった可愛らしいパートの子たちのことを、時々「あの子は今どこでどうしてるのかなぁ」って思うこともある。なので、FBは住所録でもあり、はるか遠くの何処かで元気にしているであろう友人（知り合い）へ「やっほ～」を送るトコロ。「私の今日」を一枚で表すならコレかなっ、っていうのを一枚だけ。多くても２ポスト。Facebookはそんなところ。
インスタグラムは… フォローしてくださっているのは、名前さえ知らないという人もたくさん。ボーダーテリアが好きで、私をというより、Gusをフォローしてくれているっぽい人とか（笑）。だから、自分の生活のことをアップする気はあまりなくて、ただ「Gusを見てください」的なスペース。そもそもボーダーテリアやワンコやにゃんこやイタリアや素敵な暮らしショットが見たいからアカウントを作った。めんどくさくって、ハッシュタグも無視。あとで自分のアカウントを見てGusのパッチワークになっているのが面白くて、それでいい。ただバンバンと撮ったものをアップするのは避けたくて、FBが「私からの今日の一枚」をアップするスペースなら、インスタは「今日のGusちん」のスペースかな。２つが重なりあうことも多いけど。
ツイッターは見ないしやらない。めんどくさーい！
フリッカーは「cronological visual stroage」として使わせてもらっている。３ヶ月毎にフォルダーを作って、iPhoneで撮った写真だけを保存している。こちらにもタグは付けず、時間の流れの中でどんな風景を切り取ってきたのかを記録するスペース。ブログの右端にもフリッカーのサムネールを貼り付けている。
。。。と。こうしてみると、一応、自分なりに「使い分けている」みたい。FBもインスタも、最初の方は「Like！」の印がつくのを見ていた。あれって、何故か気になるものなんだね〜。「誰が見てくれたのかな～？」って。不思議。でも、あるときを境にLike!もどうでも良くなった。
FBやインスタはタイムラインにのってどんどん流れて消えてしまうようなところがある。実際、一日に一回だけ（←私のSNチェック頻度）チェックする程度だと、見ないで終わってしまうものが大半！ 一方、好きなブロガーさんの記事は、写真を見ながら文章をきちんと読めるのが好き。SNに手軽に気軽に瞬時にしてアップしたものって、瞬時にして人の記憶から消えてしまうものなのかも。
一体何が言いたいのかよく分からなくなってしまった。
冒頭のお友達が、ブログやSNは「仮想現実」を生み出す、と言ってられた。確かにその通り。私もその「仮想現実」の中の自分について思い巡らす。今の時代、ネット無しでの生活は考えられないし、仮想現実の中での「つながり」も私にとってはとても大切なもの。で、自分はデジタルの世界に浸りすぎてはいないかなって振り返ることもよくある。そうなりたくはない。ポケモンGoとか、すんごく気持ちのいい日に海岸を歩きながら顔は下を向いてスマホを見ている人を見かけると、
「ここに戻っておいでよっ! Be Here!! Look around, it’s so beautiful!!!」
って声を掛けたくなる。
「生の暮らし」や「実際に流れている今というとき」は何にも置き換えられない大切なもの。かけがえのないもの。そんな風に感じる瞬間や日常の一コマ二コマをおさめる場所が、私にとってのブログなのかなって気がする。何事も、「Too Much」は良くない。デジタルもアナログも、仮想、空想、現実も、バランスよく。
と、まぁ、そんなことを考えながら今日もGusと歩いたのでした。
そう！こうして続けていられるのは、読んでくださっているひとがいるから！これからもどうぞよろしくお願いします〜♪
。大学の図書館で借りて読み始めたら、すぐにリコールがかかってしまった一冊。蜂のコロニーの中でも一番下のランクとして生まれたフローラ７１７。彼女の視点から描かれたミツバチ社会の物語。面白そうだなぁ〜、と思って♪ 蜂のシーズンが終わるまでに読み終えられるかな（私、読むの遅いから〜）。 この他にもイシグロカズオの作品を一冊ピック。 もう少しさくさくと速く読めるようになれるといいんだけどな〜。