ポーリッシュ種のえんどう豆のパン【レッスンより】

先週末は「@classMapan教室」のパンレッスンだったー☆

五月のパンは「枝豆バゲット」!クープナイフを持っていないひとでも焼けるバゲット、として先生が紹介されているパンなんだそうです。中に枝豆とチーズが入っているバゲットで、しかも形が「お豆・えんどう豆」! めちゃめちゃかわいいです。なので、私は「えんどう豆のパン」と呼ぶことにしました〜。

インスタのお友だちの紹介で知った青山先生のパン教室、参加し始めてもう半年くらいかなぁ。毎回とても楽しみです。時間を合わせて教室に参加できないとか、ライブでは無理だからとか、私初心者だし…でもパン作り教わりたいな、っていうひとにおすすめです☆ 私がそうだったから!

さてと。今回も自分用に注意事項をメモしておこう。

ポーリッシュ種といって、前日に粉と水とイーストを混ぜたものを準備する。ポーリッシュ種って、中種とはまた違うみたい。レッスン中の先生の話では、普段作るパンの材料の「一部」を前日に混ぜて常温に少し置き、一晩冷蔵庫で寝かせればポーリッシュ種になるそうです。水と粉を同量混ぜたもの。当日、常温に戻すためにカウンターにおいておくと、ぷくぷくとし始めた♪

室温が17〜18度。

先生のレシピでは枝豆とプロセスチーズ。相方は多分、パンに枝豆が入っているということに抵抗を感じるだろうと思ったので、オリーブとチーズを用意した。一つのレシピで二つ「お豆パン」が焼けるというのを知らなくて。。。いきなり倍量でポーリッシュ種を仕込んでしまった。こりゃ大変だ。。。こなせるのか、と最初から焦ってしまった。

↑↑ ほらポーリッシュ種がぷくぷくしてるのわかるかな。当日の材料の粉、塩、イーストをサクサクと混ぜ合わせたところに、ポーリッシュ種を入れる。Tip: 種の入ったタッパーに分量の水をいれると、するりと種が容器からとれる☆

かなりベトベトするので、いつものように切って重ねてを繰り返す。5分ほどココで休憩すると扱いやすくなる。

その後、100回捏ねてちょっと休憩。そしてもう50回捏ねた。合計150回ほど。

捏ねあがりの温度は20度ちょっと。

ここで「お豆の皮(鞘)の部分」と「お豆部分」に生地を分ける。皮の部分の生地をとりわけて先に小さめのボールに入れてラップをかぶせて一時発酵開始。

お豆の部分の生地に材料を混ぜ込む:生地を長方形にひろげる。チーズ+枝豆をぱらぱら。折る。具材ぱらぱら。折る。

細長くなったらくるくると巻く。よいしょっ。よいしょっ。ったく、何を思ったかいきなり倍量でやったりするから、焦るぅ〜。気温は高くないので発酵はそれほど進まないけど、乾燥がね。

「普通にスーパーで売ってるプロセスチーズでいいですよ」とのことだったので、冷蔵庫にあったチェダーを使おう!と思って当日の朝取り出したら。。。思いっきり青カビに包まれててさーっ(汗)。ポーリッシュ種を常温に戻している間にスーパーに走りましたっ。

具材を混ぜ込んで(折り込んで)まとめたら、ボールに入れてラップを被せて一次発酵開始。オーブンの発酵機能を利用。

一次発酵終了後、「パンチ」をする。

Tip:ボールから取り出すときには、生地の周りに粉を少しふりかけてあげるとするりととれる♡

そう。ここで鞘の部分の生地とお豆の部分の生地(具材が混じってるもの)を「パンチ」するんだけど、言われなかったら思いっきりごんごんとげんこつでパンチしていたと思う。

パンチはやさしく。

そう、やさしく!とんとんと、たたむ感じで。まとめたらボールに戻してラップをして15分休ませる。大小、両方の生地、同じように休ませる。

鞘の部分の生地を2分割。お豆の部分を6分割。

2分割した鞘の部分の生地は「おいでおいでの手の形」でころころとして楕円形に。

乾いた布巾、その上にかたく絞った濡れ布巾をかぶせて15分やすませる。(濡れた布巾を直接かぶせるなー

お豆の生地(具材入りで6分割したもの)は、やさしく押さえて中央に折りたたむようにして丸め直す。両手で生地を張るようにして。綴じ目はしっかりと閉じる

さぁ、成形ですっ!(いつもちょっぴり緊張して、気合がはいる成形タイム)

こんな感じなんですわ。

鞘の部分の生地を楕円に伸ばすのが、うまく伸びなくて難しかった。伸ばしたあとに裏返してオーブンシートの上にペタっとね。

お豆の成形は、オーブンシートの上で!成形してしまうと移動できません。

先生のビデオを見てメモして、成形して写真撮って… もー、しかも倍量だし、乾燥させちゃいけないし。。。焦るぅ〜!

でも。かわいい。

せんせーい、こんな感じでいいのでしょうか?って作りながら呟いた(笑)

チーズをもう少し小さく切ればよかった。。。いくつもコロンコロンと飛び出てきて。。。Gusと一緒に食べたけど。

成形できたらまた、乾いた布巾、その上に濡れた布巾をかぶせて二次発酵。40分ほど。

オーブンにスチーム機能がないので、お湯を下段にいれておいた。

華氏460度で予熱、440度に下げて10分、お湯を取り出してもう15分。

やーけーまーしーたーっ!!

ちっ、ちっ、チーズドロドロ事件っ!

あーーーーん♡

でもかわいい〜♡

枝豆とチーズのお豆パンが二つ、オリーブとチーズのが二つ。

ぱちぱちいってた。

背中の方からの姿がとても可愛いと思う。カモノハシのくちばし(?)のようで(笑)

粗熱がとれたところで、早速試食してみた。

これがっ。

美味しかったーっ! 枝豆とチーズの方が断然に美味しい。中はもちぃ〜っとしていて、外側はパリッ。枝豆の甘みとチーズの旨味をうまく包み込んでいる生地。丸いお豆ひとつをもぎ取ってもぐもぐと。。。

こりゃおいしいわ。ほんま、これ、めっちゃ美味しいで。

って誰かに言いながら食べたくなるようなパンでしたっ♡

オリーブの方は、ふぅ〜ん。という程度で。パンそのものは美味しいのだけれど、枝豆+チーズの方のような感動はなかった。翌日、お豆の部分二つをお昼に持っていって、冷たいまま食べたんだけど、変わらず美味しくて、ひとりでまた「これほんまめっちゃ美味しいわ。。。」と呟いたのでした(笑)。

普段の生活の中で、きゅっと集中してちょっと緊張しながら作業をするっていうことがあまりないので、こうして月に一度のパンの成形プロセスで感じるドキドキは新鮮。普通のイーストと普通の粉で、こんな驚きのパンが作れるなんて嬉しい♪

青山先生、今回も焦りながらもとっても楽しくて、かわいいお豆のかたちに「きゅん」となりましたー!ありがとうございました☆

「ポーリッシュ種のえんどう豆のパン【レッスンより】」への10件のフィードバック

  1. 砂漠人 より: 返信

    お庭もパンもすごい! 見ているだけで本当に楽しいです!

    1. 砂漠人さん、こんばんわ!
      見て楽しんでもらえてうれしいですよ〜☆ 砂漠人さんのトマトの成長の速さにびっくりしています。それからあのバジル!笑っちゃいましたよ〜。うちのバジルは種を撒いたけれどうんともすんともです。寒すぎるのかもしれませーん。

  2. MITSUKO AOYAMA より: 返信

    おいでおいで。
    まさにおいでおいでですね。

    いつも丁寧に記録に残していただけて嬉しいです。
    私自身が一人で話しているのでほとんど記憶にないので、改めてへーーーっという感じで読ませていただいております。
    鞘の麺棒伸ばしはちょっと私のレシピのベンチ時間が早いのかもですが、「おいでおいで」を長くやりすぎると生地が固くなるので、ふんわり「おいでおいで」してみてください。
    日本は室温が26℃くらいになってきていますので、成形に時間が掛かると豆の部分が緩みすぎるのもあって難しいですね。自家製スチームオーブンは仕上がりいいですね!焼き色もしっかりしててとてもいいと思います。チーズ爆発しないためにお手頃価格のプロセスチーズを推奨しているだけで、爆発チーズの方がぜったい美味しいと思いますよ。いつも臨場感あるブログ楽しみです。今回もご参加ありがとうございました。

    1. 青山先生、こんばんわ!
      そう、あの手の形は「おいでおいで」ですよね!
      はぁ。。。なるほど、あまりころころおいでおいでをし続けると生地が固くなっちゃうのですね。うまく形が整わないと、生地を触りすぎてしまう傾向があるので気をつけます!お豆の部分を丸くするのも、生地を張らせようと頑張っているときに「具」がぽろぽろ落ちて、そんなことにも焦ってしまいました(で、きゅきゅっとむりに押し込んだり…汗)
      こちらは夏でも湿度も低いし涼しいので、そういう意味ではパン作りがしやすい気候なのかな。でも乾燥しますね〜。
      なるほど、プロセスチーズだとチーズドロドロにならないのですね! チーズ爆発しちゃってましたが、このバゲットは本当に美味しくって感動しました!
      成形段階ではいつも「よしっ」っと気合をいれ、オーブンから取り出すときにはワクワクドキドキで、試食をしながら感動してます。月に一度のお楽しみです☆
      六月も楽しみにしていまーす! 今回もどうもありがとうございました♡

  3. おおっ~、またまたの力作。美味しそうですぅ。パン作りは本当にbe patientですね。
    チーズ青カビ事件もスリリングでした。 笑。

    1. Cecileさん、こんばんわ〜♪
      枝豆とチーズの組み合わせってこんなに美味しいのか!とびっくりしました!
      成形はあまり得意じゃないので、いつもドキドキなのですが、月に一度こうして気を引き締めて新しいことを習うのって楽しいです♪ 
      チーズ青カビ。。。ったく、Typical Me… moment でしたよ。ちょっとやそっとのカビじゃなくて(苦笑) 材料は前日にちゃんと確認しろよ、ですね。

  4. 枝豆が入っているけれど
    形は エンドウ豆なのですね~
    とっても楽しい形ですね。

    バゲットだから
    硬めの感触なのですね。

    近くに 柔らかいバゲットの店ができました。
    バゲットは あのカリッとした感触がいいのに
    不思議なパンを作るものです(笑)
    高そうなので たぶん買わないでしょう。。。

    近くに
    新しい触感(たいていふわふわ)のパン屋さんが
    増えてきています。

    中高生の頃
    フランスパン~というのが
    学校の売店で売られていて
    教室のスチームの上に置いておいて
    温めて食べていました。
    衛生観念ゼロ~(笑)

    1. nonさん、こんばんわ!
      そうですね、枝豆入りのえんどう豆。。。 あ、でも枝豆も鞘に入っていて同じような感じですよね〜♪
      先生の「予告」写真を見ながら、どうやってこんな形にするんだろうって不思議だったんですよ。作ってみてなるほど!でした。
      バゲットのように外はパリッとしていて、中はあまり気泡の入っていないもちもちっとしたパンでした。本当に美味しかったですよ〜。
      日本人はふわふわとか柔らかいパンを好む人が多いのでしょうか。
      あのふっわふわの食パンは、こっちでは見かけませーん。時々食べたくなるんですよねぇ。。。あの分厚いふわふわの食パン(笑)

      中学の売店でフランスパンですか? それをスチームで温めて。。。(笑) すごいー! なんだかとってもハイカラな中学生の女の子たちを思い浮かべてしまいました!

  5. 枝豆の形をしたパン!すごくかわいらしいですね!中身だけでなく、成型にまで凝ってるのがすごいなーと感心しています。作る時だけでなく、食べる時も楽しくなれちゃうパンですね。
    おまめとチーズの入ったパンのお味、私も試してみたいです…美味しそう!

    我が家の薔薇、ようやく昨日から咲き始めました。ここ1週間ほど急に気温が上がり始めたので、葉っぱももっさもさになってつぼみも大きくなりましたよ。またいっぱい咲いたころに写真あげますね。

    ごんたくん、ご愁傷さまでした。これだけご家族の皆さんに愛されて、きっと幸せな一生を送れたんじゃないかなって思います。いつかは来るお別れだって、分かっていても、やっぱりさよならは寂しいですよね。でもいつまでもご家族皆さんの心の中でごんたくんは元気に生き続けてると思います。私も時折見せてもらえるお写真見て、ほっとなごんでいたので、寂しい気持ちでいっぱいです。

    1. Saoriさん、おはようございます!
      お豆パン、かわいいでしょ〜? 先生のはもっとこう。。。お豆がきちんと鞘におさまってたのですが、私のは今にもお豆が逃げ出しそうで笑えましたっ。成形って性格が出るそうです。。。(笑) えんどう豆とチーズ、このコンビ、さいっこうに美味しいです♡ ぜひぜひ試してみてください!!

      Saoriさんのバラたちを見せてもらえるのが楽しみです!Saoriさんのには黒い点がついたりしませんか?私のは二つのばらにその病気が出ていますよー。スプレー欠けてみましたが、ここの気候では難しいみたいです。

      ゴンタへのメッセージもありがとうございます。犬や生きものとは小さい頃からずっと一緒に暮らしてきましたが、何度見送っても、それぞれがとても悲しくて寂しくなって、なれるものではないですね。でも本当に、ゴンタは皆に愛されて幸せいっぱいの一生を送ったと思います☆ 母がまだとても寂しがっていますが、こればかりは時が慰めてくれるのを待つしかないですね。