ころんとかわいいパンオセレアル【レッスンより】

週末は月イチの「classMApan教室」のパンレッスンでした〜♪

10月はライ麦粉のオートリーズを使った「パンオセレアル」! 毎月、今月はどんなパンかなぁ、どんな味がするのかなぁととても楽しみ。私はライ麦の味が好きなので、このパンオセレアルのレシピを見てからわっくわく。ころんとかわいいパンオセレアル。

先生のお話では、食べやすいセミハードのライ麦パンとのこと♡ 食パンの型に入れて焼いても美味しいパンなんだそうです(食パン型はないけれど、ローフパンならある。できるかなぁ。)。

ライ麦粉を使った「オートリーズ」っていうのが初めてだった。前日にライ麦粉に同量の水を加えて混ぜ合わせ、一晩冷蔵庫で休ませるというもの。「え?それだけ?イーストはいらないんっすか?」って何度もレシピをチェックしてしまった(笑)。

それではいつもの、自分用の覚書き+写真。すごく長いのでさら〜っと流してください。

材料はいたってシンプル。青山先生のパン教室では、こんな風に身近にあるもので作れるパンを習うことができるのもうれしい。粉だってフツーーの粉。だけどいつも感動の美味しさなんだもん。それは先生が試作に試作を重ねてレシピを作ってくださってるからです。はい♪

オーツはロールドオーツ(押し麦)。お湯でふやかしておきます。右下の茶色っぽいのが私のオートリーズ。ペーストのようなテクスチャです。

今回はまんまるのコロンとした成形、っていうのがわかっていたので、最初からちょっと気持ちが楽だった(笑)。

さて、今回「はっ!」と気付かされたのは「温度」のこと。今まで私は室温がどうであれ、常温のフィルター水を使っていた。今回始めて先生が「室温が19度〜20度くらいなら、43〜45度の水を使いましょう」って言われてたのを聞いて、「はっ?!今なんて???45度?!」と。。。びっくりした。慌てて水を温めた〜!聞き逃して常温水を使っていたら生地が硬くて捏ねるのが大変だったと思う。

ClassMApanのレッスンを初めて受けたのが、ちょうど一年前だったんじゃないかなぁ。おしりの形の(?)ごはんパンだった。捏ねるのもずいぶん慣れてきたし、べとっと手にくっついても焦らずに捏ねるようになった。今回は100回。ボールを被せてちょっとお休み。

塩をオートリーズの方に混ぜて「しめる」。それを広げた生地の上に伸ばし、生地で包み込む。

切って切って。切って重ねて混ぜ合わせ、優しくたたむようにして折る。左を掴んでたたむ。叩きつけないこと。

オートリーズが大体まんべんなく生地に混じったら、広げて予めふやかしておいたオートミールをちりばめる。

メモ:オートミールは湯で戻しておくこと。乾燥したままで使うと生地の水分を吸って、生地そのものが硬くなる。ふやかすことで甘みが出て、パンにしっとり感も加わり老化が遅いぱんになる。なるほど〜。

メモ:ゴマやひまわりの種などを入れる場合は、10gくらいにする。その分オートミールを減らす。ゴマなどを入れるタイミングはオートミールを入れたあと

ここでも手に少し粉を付け優しくたたむようにして捏ねる。

捏ねあがり温度は先生の(24〜25度)よりも低かった。

ので、一次発酵は先生よりも長めにとって80分。で、こんな風。

6等分(80g弱)して軽くまるめる。硬くまるめないこと。

成形〜♪

ぱんぱんと叩いてしっかりとガス抜きして平たい円にする。それを上下、左右、斜め、と、中心に向かって折る。綴じ目をしっかり閉じて台の上(綴じ目下)に置き、両手でお椀を包み込むようにくるっくるっと成形。

綴じ目をつまんで持って、濡らしておいたペーパータオルで表面を湿らせる。オーツをつける。

パーチメントペーパーの上に並べていく。気持ち、少し上を押さえてあげる

二次発酵は45分とのことだったけれど、私は60分ほど。40分でオーブンの発酵機能を予熱445Fに切り替えなきゃならなかったので、残り20分はカウンターの上で二次発酵だった。

生地にしっかりと霧吹き!

上段に鉄板いれる。428Fに下げたオーブンに生地をイン!シュッシュともう一度霧吹き。10分。

上段の鉄板を抜き、生地の向きを変えて、もう11分。

だっだっだーーーーーーーーん☆

ころりんかわいいパンオセレアル!!

ころ〜ん。

焼き上がりのアーカイブ動画の中で、先生の「半熟卵とチーズに合いますよ」というコメントにぴぴぴっ!あぁー、それそれ美味しそうっ! このパンを半分に切って、半熟卵をのせちゃうのかなぁ。あぁ、美味しそうだわ〜。

転がしたくなっちゃうまんまるさ。オーツもちゃんとくっついてくれていてうれしい。

粗熱がとれたところで切ってみた♪ 食べてみた♪

セミハード!ぱりっとしているけれど、手でちぎれるし、中はしっとりふんわり。とても素朴なんだけれど優しい味わい。うんうん、クリーム系のスープやシチューなどにすごく良く合いそうです。

青山先生、10月も素敵なパンのレシピ+レッスンをありがとうございました!丸い成形でローストレス(Low Stress)なので、近いうちに少しゴマを混ぜたりして作ってみます!

 

「ころんとかわいいパンオセレアル【レッスンより】」への10件のフィードバック

  1. このパン、ドイツのパン屋さんで売られているのとソックリ!どうやって作るんだろう?って思ったいたところ。今はこちらのパン屋さんとは言え、こんな風に手で作っているところは少ないだろうけれど、参考になりました。本当に美味しそう!

    1. Sachieさん、おはよう〜!
      ほんと?!そちらのパン屋さんで見かけるのー? わぁ♡ 
      青山先生はフランス人の先生からパン作りを教わったんだそうです。それを家庭でも気軽に作れるように、試作を重ねてレシピを作ってレッスンしてくださってるのー。Sachieさんも、どぉ〜お? 楽しいよ〜♡ 一回1000円だよ〜♡ 時差があっても参加できるよ〜♡ むふふ。
      室温が低かったのと、私の手って冷たいので生地がどうしても硬めになっちゃうみたい。また作ってみるよ!

  2. すんばらしいではないですか!!
    温度管理、面倒だけど大事なんですよね。季節はどんどん巡って室温も変化するし、わたしも環境についていくのが大変です。
    オートリーズ。ふふ、ついに知ってしまったんですね。

    1. 砂漠人さん、おはようございます!
      わぁ〜、砂漠人さんにそんな風に褒めてもらえるとうれしい〜!やっぱりオートリーズのこともご存知なのですね!私は初めて知ったんですが、こんなペースト状のものでいいのかなぁと、何度もレシピを見てしまいました(笑)。
      あと温度管理。室温はもとより、水温や捏ね台、手の温度まで関わってくるんですね!砂漠人さんは自分で色々と試作して酵母の扱いや温度管理、タイミングをつかまれたの、ほんとすごいです。いつか砂漠人さんのパンを食べてみたいです!ハリルさんのケバブも〜(笑)

  3. AOYAMA MITSUKO より: 返信

    いつも可愛いパンの焼き上がりとても楽しみです。時差の関係でライブでの参加は難しい中、先生の説明がいいのかもですねwwww素晴らしい焼き上がりですね。
    今回はノーストレスで作るパンにしてよかったです。
    忙しい毎日の中でも、「そうだパンを焼こう」と思える簡単で美味しいレシピにしました。
    気温がどんどん下がってきて温度管理が大変な季節ですが、食欲の秋ですので秋冬の美味しい食事に合うパンがいいな~と考え始めてスタート。
    食べていく中で、半熟卵に合う!トリフ塩もいいな~ともぐもぐしちゃいました。
    私は牡蠣がNG(大好き)で残念なので半熟卵で我慢しますが、牡蠣グラタンともぜったいおすすめです。キャラウェイシードとかハーブ入りや雑穀を変えたりでいろいろアレンジ聞くと思います。
    パンセレアルもお家の定番パンに加えていただけると嬉しいです。
    いつもご参加ありがとうございます。

    1. 青山先生、こんばんわ♪
      そうです!毎回とても丁寧に繰り返し説明してくださるので、本当にありがたいんです。レシピをただ読んでいるだけではわからないことがたくさんあるんだなぁ、と気付かされます。捏ね始めのコツや室温・水温(手の温度や台の温度まで!)のこと、具材の扱いや混ぜ入れるタイミングなど、パン教室に参加して初めて学ぶことばかりです。
      「秋冬の食事にあうパン」というのが、これまた嬉しいチョイス(しかも丸い成形!)!うはぁ♡ 牡蠣グラタン!めちゃくちゃ美味しいでしょうねー(牡蠣、私も大好きなのですが、一度食中毒になって死ぬかと思った経験があるので怖いんです。。。)。半熟卵なら気軽につくれるので早速やってみまーす!
      あ、質問です:ゴマや種類を入れるタイミングは、オートミールを混ぜ入れて捏ねたあとでしょうか? オートミールを混ぜて、少し捏ねて(畳んで捏ねるをして)から入れればいいですか?
      今回の表面のオーツも、きちんとくっついてくれたので嬉しかったんです〜。焼き上がりに全部取れてつんつるてんになってたらどうしよう〜って、ドキドキでした(笑)
      次回のクイニアマン、んもう、すっごい楽しみです!本物を食べたことはないのでワクワクです♡ いつも美味しいパンのレッスンをありがとうございます!
      p.s. 先生のパンって、リベイクすると焼き上がりのように本当に美味しいです!感動〜。

  4. AOYAMA MITSUKO より: 返信

    わたしも牡蠣で毎年病院に行っていたら、医者に牡蠣アレルギーなのでしょう!食べるのはあきらめてと言われました。そこから我慢していて食中毒は無くなりました。
    雑穀の混ぜ方としてはシード系(固いもの)はオートミールの後に切って重ねて最後に混ぜて下さい。ヒエやキビもち麦のように柔らかく下準備したものはオートミールと同時でいいと思います。シード系の生は焙煎していれてくださいね。ハーブも楽しめそうですね!寒い冬乗り切りましょう~~

    1. 青山先生、おはようございます。
      なななんとっ!アレルギーだと食中毒症状がでるのですねっ! やーーーん、悲しすぎるぅーーー(涙) 前回の症状が本当にひどかったので、怖いんですよね。でも食べたい気持ちはあります。
      シード系の下準備と混ぜるタイミングについて、ありがとうございます。焙煎したシード入り、香ばしくておいしそうです♥
      暖かくして美味しい秋冬をお過ごしください。

  5. 今回もスリリングなレポート、そして素晴らしい焼き上がり♪ 100回もこねるのですね。
    パン焼きへの道は私にはないかも…笑。

    1. Cecileさん、おはようございます♪
      あははっ、スリリングでしたか? 今回はおおきくずっこけることもなく焼き上がってほっとしました。つけたオーツが焼いてるうちに全部剥がれてつんつるてんになってしまう、なんてことは私にありがちなのでドキドキでしたよ~。今回は100回こねましたが、200回のときもありました!Meditativeな作業です。
      新しいことを学べるのは楽しいです♪