数週間前だったかな、あの「完全に分離した豆乳ヨーグルト」を紹介したの。
あれからも、何であんなふうに分離してしまうのか、気になってました。前回、発芽玄米の付け水を使って豆乳ヨーグルトを作ったときは、常温に約12時間放置しておいた。その次に試したときは、少し暖かいところに10時間。これも全く同じで、完全に分離。そのときに参考にした豆乳ヨーグルトの作り方の例のひとつはココ→☆(とてもわかりやすいです)。
で、そのあと、なんと、私と同じように分離してしまう!という記事を見つけた〜♪ココ→ローベジライフ
このローベジライフの山崎さんいわく、発芽玄米から作る豆乳ヨーグルトは「野性的」だって。同感。
で、時間を短くして、余り暖めすぎず、もう一回だけ試してみよう!… とやってみた。
常温放置で7時間後。
おお〜、プリンみたいで前回よりもいい感じ♪
。。。ところが。これを速攻冷蔵庫に入れて、発酵を抑えたはずなのに。冷蔵庫に入れた後もぶくぶくが止まらず、3時間後には前回の分離豆乳ヨーグルトと全く同じ状態になっていた。
すくってみると、中はどろどろでぶくぶく。
なんなんだっ!冷蔵庫に入れても止まらない「反応」の意味がよくわからない。それから、とてもまずい→捨てた。
発芽玄米の付け水から作るヨーグルトは、私にはムズカシすぎるみたいです。やっぱり「無調整」の豆乳を使うべきなのかもしれません。
豆乳をかなり無駄にしてしまい、それでもどうも納得がいかず…
引き続き、豆乳ヨーグルトの英語サイトなんかを色々と読んでみた。で、わかったことは:
- 豆乳には牛乳のように糖分がたくさん含まれていないので、あらかじめ糖分を加えてから作ると良い
- 豆乳ヨーグルトからはたくさんのWhey(ホエイ、ホエー)ができるけど気にしない
どちらもヨーグルトメーカーを使っている。どちらも発芽玄米の水なんて使わないで、ヨーグルトスターターか、普通の牛乳ヨーグルトを使っている。なんでも、豆乳ヨーグルトは発酵温度にも敏感なんだって。42度くらいがちょうどいいらしい。
で、ヨーグルトスターターとタンパク質がちょっと多めの豆乳を買ってきた☆
普通の牛乳ヨーグルトと同じように、豆乳を沸騰直前まで温めて、それを人肌まで冷まして、アガベシロップを少しとヨーグルメットを一袋いれまーす。熱湯消毒した瓶にいれて、(ヨーグルトメーカーがないので)ディハイドレーターの中で約7時間。
じゃんッ☆
あはっ。固まってる♡
Whey・ホエイ(栄養たっぷりの水分でーす)が表面にできている。
ゆるい絹ごし豆腐みたいなテクスチャー。
シュワッとする舌触りがあるものの、酸っぱすぎず、なかなかおいしい。発芽玄米からの分離豆乳ヨーグルトの味とは違う!
わーい☆ 朝ごはんにたどり着いたぞーい☆
やっぱり普通の牛乳ヨーグルトと比べると、Wheyがたくさんできてしまい、ゆるいめのヨーグルトです。これをチーズクロスでゆっくりと「こして」、水分を取り除いたり、「寒天」を少し加えて固めてみたりする人もいる。あと、作るときに大豆油(その他の油ではいけません)を少し加えてあげると、クリーミーな豆乳ヨーグルトになるんだって。こうして作った豆乳ヨーグルトを継ぎ足していくうちに、硬さも増していくらしい。
今回の豆乳ヨーグルトの実験で気づいたコトは、発芽玄米のお水に含まれていた「菌」の不思議。植物性の乳酸菌、なのだろうけど、その他モロモロの菌も含まれていたのかな。同僚のフレイザー君は、菌たちはそれぞれ特徴を持った働きをして、それが発酵食品の味を決めるんだって言っていた。あの発芽玄米の「菌」が豆乳にもたらしたマジックは、ニンゲンの舌には美味しくなかったけど、彼らも彼らなりの働きをしていたのでしょう。
とりあえず、ヨーグルメットにばんざーい! お付き合いくださってどうもありがと〜♪