今日は節分。家にあるものだけで恵方巻きを巻いてみた。恵方巻きには普通、7つの具がはいるらしいのだけど、今年のは卵、きゅうり、ニンジン、スモークサーモン、胡麻、で5つだ。今年の恵方は西南西。相方といにちのさんでかぶりついた。
うちの父は去年の春から毎月「通信」を書いていて、月始めにそれが届く。口数の少ないひとなので、父の通信は唯一のといってもいいほどの表現の一般公開の場、かもしれない。日本人の人質の二人が救われなかった事実は、私の心にも重くのしかかり、振り切れないでいた。父もこの通信の中で、人間のなすことではない、と辛い思いをこぼしていた。若いころ、父はシリアとイラクを一人旅し、現地では沢山の人の優しさに触れ助けられて旅をすることができたらしい。タリバンに破壊されたあのバーミヤンの遺跡も見てきたらしい。 その地を少しでも知っているだけに、深く突き刺さるものがあるのかもしれない。
知るのが辛いからといって無関心にはなりたくないけれど、一つの事実や偏ったアングルから捉えられた事実に縛られて、気持に自由がきかなくなるのも大変です。平和を祈る、ことしかできないのかな。
こういうときには沖縄民謡が良い。てぃんさぐぬ花。
色んな人が唄っていて色んな演奏の仕方もあり、どれも好き。これはR&BのリズムとRAPというユニークなバージョン。沖縄で育ったわけでもなく、訪れたこともないのに、沖縄民謡を聞くとゆりかごで揺られているような気分になるのはどうしてでしょう。
*コメントへのお返事が遅れてごめんなさーい。明日、しますね♪