我が家で一番大きな部屋のペンキ塗りを始めた。…作業をしているのは全て相方なのですが… ものを動かしたり片付けたり釘を抜いたり、というペンキ塗りとは直接関係のないところでサポートしております。あと、頑張れ~と応援したり、すっごい上出来っ!と褒めたたえたりという、メンタルサポートも。あはは。
言い出したらきりがないのだけれど、前に住んでいた人たちは家の修繕をとってもいい加減にしていたと思う。ぱっと見には全く問題がないところも、一つフタを開けるとエンドレスにボロが出てくる。水回りや電気の配線なんかはひどいもので、「何でこんなやり方なーーんっ!きーーーっ!!」と唸ることばかり。大雑把とは違って、「Does not make sense、意味不明」なやり方なのです。
とにかく。
このファミリールームには問題が2つあり:
その1.ペンキの色:黄色とクリーム色とベージュの混じったような…まるで「病院の壁」の様な色。
もってけ泥棒!大安売りだよっ!の色だったに違いない。しかも、天井も含めて部屋全体がこの色。
その2.天井と壁の境目:何なんだこの隙間はっ! 見えますか??
天井と壁の90度の角度に合わせて打ち付けてある細い木材を「Molding」と呼びます。このMoldingをくっつけることで、カクカクした箱状の部屋が少し柔らかい感じになる。Moldingにはシンプルなものから装飾性の高いものまであるよ。どんなスタイルのMoldingを選んだとしても、片面は壁にもう片面は天井にぴったりとくっつけるのが「普通」です。なのに。。。この部屋と台所の天井のMoldingは何故か、天井との間に8mmほどの隙間があるのー!
「何の意味があるの?」と知り合いにも何度も聞かれた。
というわけで。私達のゴールは、ペンキの色を塗り替える(天井は白、壁は色、Molding とベースボードと窓の周りは白)のと、Moldingを全て取り除いて新しいものをぴったりと取り付ける。
以前に別の部屋のペンキ塗りをした時にも書いたけれど、ペンキを塗り替えの「正しいステップ」というのは:
- 天井と壁をきれいに洗う(びっくりするほどホコリや汚れがついている)
- 必要なラインにテープを貼る
- プライマー(下地)を塗る
- ペンキ(色)を塗る
Moldingをとりはずし、壁を洗い、プライマーを塗り始めたところ。
真っ白なプライマーと比べると、黄色っぽいベージュの壁の色がよく分かる。
プライマーを塗り終わったところ。
白くなっただけで部屋がずいぶん明るく大きく見える。
お洒落なカントリースタイルだとか、北欧のシンプルさの中に温かみのあるスタイルだとか、部屋そのものにキャラクターがある(古い家で梁がむき出しのアクセントになっているとか)そういうインテリアデザインができれば「全てが白い部屋」もアリなんだと思う。私たちの持っている家具はそういうものではないので、これだけのスペースを全て白にしてしまうことにはとても抵抗がある。なので、天井は白で、壁には色を塗ります。↑↑の白はプライマーの「白」なのでとても冷たい白。実際に天井に塗るペンキの白は「クラウドホワイト」という、少しやわらかい白です。
そしてもう一つ新しくしたのは、天井のポッドライト。天井に穴があいてるでしょ?古いポッドライトは、白いポッド(囲い?)に白いリングだった。ところが10年以上のうちに汚れと日焼けで「汚いベージュ色」に変色してしまった。漂白しても白くならない!今、ポッドライトを設置しようとすると、4インチが標準サイズ。私達のは古いので6インチ。6インチのポッドを4インチに変えようとすると、専用の交換ケースやらなんやらが必要になり、一つが90ドルもするっ!大きく予算オーバーです。
で、どーするー?と、電気屋さんに行ってみたところ、なんと同じサイズのクリアーなタイプが9ドルであった!
右がクリアータイプと呼ばれるもの。左が汚い古いの。
古いのはこんな感じだった。
取り替えてみた。
わーい。9ドルにしては、なかなかのアップデートだ。小奇麗になったのが嬉しい。
さて、色を塗っていく段階なのですが、選んだ2色のうち、アクセントカラーの方がどうも納得がいかない。。。相方も唸っている。
ま、その話はまたこの次に~。
この部屋は食べたり、テレビを見てうだうだする空間なので、早く元通りにして欲しい~。Happy Friday☆☆