京都でリセット。その2.緑に癒やされる

京都二日目には、朝から南禅寺に!一度訪れてみたいなと思っていたところ。
(また記録写真が多いです。)

が! 今思うと。。。国宝の「南禅寺の方丈」見てこなかったよな。。。

きっと多分ね、大きな三門に登ってお山を仰ぎ、周りをゆっくりと歩いて緑に包まれ、それですっかり気持ちが満たされちゃったからだ。緑が、本当に気持ちよかった!

どっしりと。三門。歴史を刻んだ木材が温かいな。

登りはどうってことないけれど、降りるのに少々足がすくみそうだった。一つ踏み外すと一気に下まで転げ落ちちゃうね。

あぁ。気持ちがいい。

三門をくぐった東側。やっほ〜、お山!

火曜サスペンス劇場を思い出さずにはいられない、この水門。「生」で見たのは初めてで、思っていたよりもさっぱりと「健全」な印象を受けた(笑)。ほら、サスペンスの中では、なんだか良くないことが起こりそうな、迫ってくるものがあったから。

ざざざぁ〜っと勢いよく流れる水音が爽やかだった〜。

人気のスポットだもんね。人けも少ない金曜の午前中だというのに、三脚たててしっかりと撮影している人もいたし、アーチからひょっこり顔をのぞかせてポーズをとっているひともいた。この水路に沿って歩いていくこともできる、とどこかで読んだことがあったけれど、それらしきトレールが見当たらなかった。その前の台風で閉められていたのかなー。

この後、南禅院のお庭を見た。でも、どんな風に歩いて回ったのか、細かいところがぼんやりとしてしまっている。ふわ〜っとした気分で歩いていたんだと思う。

琵琶湖疏水からの水が流れ込んでいる、とどこかに書いてあった。小さな池の周りをくるりと歩けるようになっているのだけれど、本当に、ここも、どこに立って眺めても目に映る風景が素敵だった。

見える角度でお庭の表情が変わって。この紅葉が色づいたら最高だろうな。

緑に陶酔する、ってきっとこのことだよ〜。と思う。

ぐる~りと歩き、特にここに行こうという計画もなく行き着いたのが、南禅寺の北にある禅林寺(永観堂)。ここがまた広くて大きくて、上り下りもあってびっくり!唐門を入ってすぐのところの中庭の池には鯉が泳いでいた。水があるとひとはほっとするんだね。

色づき始める手前の木々の緑と、金木犀の香りにすっかり癒やされた。顔を近づけてかぐ花の香ではなく、「香りに包まれて緑の中を歩く」というのがなんとも贅沢でした。そしてコロコロロロっていう虫の声。すっかりリセットしてもらった♪ 私の中に残った南禅寺のイメージは、「緑」と「水」。

そしてこの後、友達が探して予約を入れてくれていたお店で「湯葉定食」をいただいて。。。お腹、ぱんっぱんっ! 食べた後、籠に入れてもらってそのまま運んでいってほしいほど、歩くのも苦しかった!

遠くから出てきてくれて、素敵な京都の散策に付き合ってくれた友達に感謝です。京都で無理なくすすすぅっとリセットができました♪ また行きた〜い!