6月はじめの庭より:バラ、ラナンキュラス、ルピナス

6月に入りようやく、桃色のバラ「コンスタンス・スプライ」と「マダム・アルフレッド・キャリエール」が咲き始めた♪

このふたつが植わっているのは、朝日を浴びる西側のフェンス沿い。庭の真ん中に植わっているバラたちのように、強い風をまともに受けることはないものの、2週間ほど前の強風(昨夜も結構きつかった)で突っ伏している枝もある。気づく度にフェンスに結びつけている。

コンスタンス・スプライは、細いつる枝の先に蕾を3つつけることもあり、風でバランスを失って地面の方に突っ伏しているのもいくつかある。そういう蕾たちも、朝日を浴びたくて、またゆっくりと顔を持ち上げるから大したもんだ。

M.A.キャリエールさん。

自由な姿が大好きだ。今年も会えてうれしい。 M.A. キャリエールの香りはとろんとしたライチのよう。

バラの足元に。白いラナンキュラス。

Gusがお空に行ってから、Gusを想って育てるようになった花。コロンとしたかたちがかわいらしくて、それがGusの雰囲気に重なって。

しっかし、ラナンキュラスはなかなか難しい。どのタイミングで苗を育て、いつ外の鉢や地面に植えると良いのか、いまいちコツがつかめない。私が思うよりも、ラナンキュラスは涼しい家に発芽させる方がよいらしく、去年は遅すぎた。今年は植えたものの8割にツボミがついている。安定しない春の気温で苦戦した花のひとつだ。

かわいい。ミルフィーユ。

ね? なんとなく、Gusなんよね、この姿が♪

この春、一番びっくりしたのが、このスポットで育っているルピナスの大きさ。↓↓

私の背丈ほどまで育ち、幅もものすごい。。。枝分かれして次の小さなツボミも出てきている。

この場所がよっぽどルピナスに合っているのか、土が良かったのか。とにかくデカい。他の場所に植わっているのはコレの半分ほどの大きさだもん。

↓桃色からモーヴへのグラデーションのルピナス。これもかわいい。

今も昔も、草花や自然をモチーフにした服飾デザインは多い。草花の姿・かたちも、その美しい色も。

このルピナスを見ていても、こんな色合いの軽い素材のサマーセーターに、爽やかなグリーンのスカートを合わせたら素敵だろうなぁと思った。足元は白いKedsのようなシンプルなスニーカーで。

ビクトリアはいよいよ初夏の気候。これからどんどん乾燥していく。この潤いのある短い期間を楽しもう♪

ルピナスとマルハナバチ

ビクトリアデーの三連休、スルコトリストを8割ほどチェックできたので満足。

土曜日は妙に寒かったものの、日曜+月曜はいいお天気で風も穏やかだった。そんな週末は、朝からエンジンが入る。朝の8時に、ホースの先に窓の洗浄洗剤をくっつけ、ジャーーーーっと窓洗い。内側は窓拭き。グッジョーブ、わたし!起きてきた相方に、「なにか違うと思わん?ほらっ、窓がクリアーやろ?めっちゃクリアーやろ?窓がクリアーやと気分ええやろ?わたし、グッジョーブやろ?」と、褒め称えさせた。笑。

ゆっくりと。順番に花たちが咲いて、終わって、次の花が咲いている。

気づいたら。

ルピナスが大きくなっていた。去年は半分の背丈だったのにねぇ。

ルピナスは、種から育てると、花を咲かせるまで2年はかかる。まっすぐ地下に長く伸びる根っこなので、植替えを嫌うらしい。こぼれ種から発芽した小さな苗を、適当に間隔を開けてフェンス沿いに植えている。

昔はあまり好きではなかった花で、数年前に試しに育ててみたら花の形が面白く、この群青色のはとてもきれいで好きになった。それに、マルハナバチたちが大好きな花だから♪

かわいくて。今日は写真をたくさん撮ったので、見てね♪

一つ一つの花を上手に開き、中の花粉を集める。

鮮やかなオレンジ色の花粉玉を両足にくっつけて。

かわいいなぁ。

こんな姿を見ると、幸せだなぁって思えるものは、とても素朴ですぐそばにあることに気づく。

ショートショート:動画を撮ってみた♪ そう、ピンクとえんじ色のもあって、この2つは同じ株から咲いている。

火曜日、夕方の庭より。

今日で五月も終わり。

早い。明日から六月だなんて早すぎる。

なにせいつまでたっても寒くって、きちんと春を感じることもなく初夏に突入、なのかなぁ。今年は。まだフリース着ております。シーツも冬用のフラネルシーツのまんまだし。

そんな涼しすぎる庭で、春の・初夏の花たちが咲いていてるよー。

この季節、朝の出勤前にコーヒーカップを片手に草花たちのチェックをするのと、夕方家に帰ってから「ただいまー」って挨拶して周るのが愉しい。朝から夕方の間につぼみを膨らませていたり、葉を大きく広げていたりする子たちもいる。

見てみてー。

今年、十分に大きくなって初めて花を咲かせてくれたルピナス!

何色のが咲くのかわかんなかったので、つぼみが開き始めるのを毎日楽しみにしていた。青紫でしたー。ルピナスって別名「のぼり藤」とも言うらしいよ。普通の藤もちょうど今咲き始めてます。でも、今年はその普通の藤の花の付きがとても悪くて寂しい。

さて。小さな畑。

吹きっさらしの風、夕方から吹き付ける冷たい風が年々強くなっている気がするので、今年は特に、畑の周りやボックスの縁にお花を植えたりしてみた。風よけもあるし「みんな一緒」感を高める目的もあって。あはあは。

まだ朝晩、冷えるのでお野菜たちは小さいんよね。

今年はアンチューサが去年よりもしっかりとして、たくさん花を咲かせてきれい☆ アンチューサの鮮やかなきりりとした「青」が好き。

アンチューサは乾燥にも強いし、ずいぶん長い期間花を咲かせてくれる。ハチドリたちもやってくるよー。

六月は一番華やぐ季節。もう少し気温が上がって安定しますように。せめて蜂たちが活動しやすい程度まで上がってねー。