【世界が私を愛してくれるので】by 谷川俊太郎さん

谷川俊太郎さんが亡くなられたニュースを読み、しばらくぼぅっとしてしまった。

「あぁ、空に帰っていかれたんだなぁ」と思った。

図々しくも、谷川さんがいなくなっちゃったら淋しくなるなぁ、とも思ってしまった。

このブログの中でも、過去に3回(3偏)谷川さんの詩をシェアさせてもらった。時代を超え、老若男女、多くのひとの心にすとんと落ちてきた谷川さんの作品。わたしが谷川さんの詩に惹かれるのは、子どもでもわかるようなことばで、なんだかわかりそうで、わからなくて、でもわかるよ!っていう、ちょっと不思議な宇宙人的な印象さえ受ける言葉で書かれるから。

普通に生きていて、目に見えるものに振り回され、人に言われることなどを聞き、社会が良しという流れの中で当たり障りなく毎日を送っていると、すっかり忘れてしまう・見えなくなってしまう、なんていうのか、生きものとしての人間の自分。子どものころには見えていたのになぁ、というようなこととか。谷川さんは、そういう生きもの的なメッセージを言葉にしてくれた、と感じた。

谷川さんって、地面と宇宙とつながってるんじゃないか、って思うことも多かった。そう、詩だけを読んでいると、やっぱりちょっと宇宙人的。うまく言えないけれど。

日本人で、日本語で、谷川さんの詩を読むことができて良かった。

ありがとうございます、谷川俊太郎さん。

世界が私を愛してくれるので

谷川俊太郎 詩

 

世界が私を愛してくれるので
(むごい仕方でまた時に やさしい仕方で)
私はいつまでも孤りでいられる

私に始めてひとりのひとが 与えられた時にも
私はただ世界の物音ばかりを 聴いていた

私には単純な悲しみと喜びだけが 明らかだ
私はいつも世界のものだから

空に樹にひとに 私は自らを投げかける
やがて世界の豊かさそのものとなるために ……

私はひとを呼ぶ すると世界がふり向く

そして私がいなくなる

気づいたら10月最終日。ハロウィンだ!

チューイとの朝の散歩の時間はもう真っ暗。だいたいいつも6時20分ごろ家を出て、20分ほど歩く。

今日はリモートの日だったので、ほんの少し遅い時間に散歩に行けた。

曇っていて暗いなぁ…と思いながら海沿いまで出て「はっ」とした。

青みがかった黒い雲。きれいだな。

久しぶりに一息ついて、普通の朝を味わった、気がした。

九月、十月と、バタバタとしていたしな。マーケットの準備でわくわくもドキドキもしていたし、チューイの足のことで気持ちがずっときゅぅっとしていたし、いらいらも山積みになったり、まぁまぁ。。。気持ちが散らばっていた。気づいたらハッピーハロウィンじゃないか!

チューイにかわいいことをしてあげようかと思っていたけれど、手が回らなかった。苦笑。

なので、この間の「オレンジスライス・襟巻き」の写真をのせておこう。笑。

ハロウィンというので、いつも見るローカルのニュースのお天気お姉さんが気合を入れて「101匹わんちゃん」に出てくる悪役「クルエラ」になっていた。インスタからお借りした画像。愛犬ルーシーと一緒にお天気リポートやってたよ♪ こういうところ、カナダって良いなーと思う。

ハロウィンとは全く関係ないのだけれど、今日は朝起きて「レーズンパンにバターをたっぷりぬって食べたい」と思った。昼休みにイタリアンベーカリーまで突っ走り、プロのレーズンパンを買ってきた♡

あったよ、あったよ♡ 右の列、下から二段目!

食べたいものを食べたいときに「美味しいなぁ」と口に出して食べることほど幸せなことはない。

やっぱりプロのレーズンパンは美味しい。レーズンいっぱいで、何より生地が美味しい。満足。

また風がびゅうびゅうと吹き荒れている。今週末もまた落ち葉集めかな。

明日から11月。

もうちょっと地に足つけていこう!

お得なタイヤ交換サービス【夢】

最近また夢をよく覚えている。

車のタイヤを冬用のスノータイヤに交換するサービスを広告で見つけた。私の運転する車(夢の中の)は古いピックアップトラックだった。軽トラよりも少し大きくて、赤いペンキが剥げていた。早速、その広告に載っていたところに行ってみた。
雪がちらつく薄暗い午後。

車の修理場のような大きなガレージで、前に「スノータイヤ交換!今ならお得!」という立て看板が見えた。

それが何故お得なのかというと、そこでタイヤを交換するともれなく「一週間パピーお試しサービス」がついてくるのだ。そのガレージの奥に大小さまざまな子犬たちがわらわらとしていて、自分で一匹好きな子を選び、連れて帰って一週間一緒に過ごすことができるという。楽しいじゃないか! 犬と暮らしてみたい、もう一匹迎え入れたい、というひとたちが、コミットする前に「お試しわんこライフ」を経験できるなんて。

この他にももう一つ「お得」がついてきた。それはですね、タイヤ交換が終了するまでの間、「イタリア語のテキストブック」を借りれるという。これの「お得さ」は、借りれるテキストの全てに「ポイント書き」がしてあったり大切なところにハイライトがされてある、ということ。今思い返すと、そんなもののどこが「お得」なのかという感じだけれど、並んでいるテキストの初級編を手に取り、パラパラとめくってみて「おおおっ、これはすごい!」と、お得感でときめいた。

私は大きな白いパピー、グレートピレニーズ、を選んだ。かわいいっ!ふっわふわでぽてんぽてん歩く。この子ならチューイと仲良くできそうだと思った。それから、伊語初級テキストをカバンに入れた。

自分のトラックを預けるので、帰りは「タイヤ交換サービス所」のトラックを借りて家に帰ることになる。貸してもらえたのは、ポンコツの軽トラ。荷台に白い大きなパピーを乗せて帰るのだけれど、ひとりじゃない。どういうことかというと、そのサービス所のスタッフが私と一緒に乗ってきて、そのひとがまたそれを運転して帰るというわけ。で、私のトラックのタイヤ交換が済んだら、またスタッフが迎えに来てくれる。

とにかく。
雪が強く降り始めた中、ポンコツトラックで家路につく。スタッフは80年代のチンピラの様な風貌の若者だった。安っぽいブリーチをかけたパーマ頭で細く、姿勢が悪い。彼が運転するものだばかり思っていたら、「さ、どうぞ。」と言って運転席のドアを開けた。なんでワタシが運転するんかな。。。
しかも、ワタシが運転を始めると、その若者はまるで自分が教習所の教官であるかのような厳しい口調に変わった。だもんだから、私も緊張してきて、曲がるべきところで曲がらずに随分遠回りをしてしまい、おまけにいつもは徹底して避けていた細い道に入ってしまった。若者は前のめりになって行き先を確認し、「いつも通っている道なんでしょ。もっと自信をもって走るんですよ。ためらっちゃいけないんです、こういう細道では!スーーッと行きましょう、さぁっ!」と言った。

なんとか家につき、白いパピーは荷台からぴょんと飛び降り、チューイと絡まって走り回り始めた。ホッとする。

そこで気付いた。お得な伊語のテキストがない。確かにカバンに入れたのに!

運転席のドアを開け「それじゃ」と軽く頭を下げた若者に、テキストが見当たらないことを伝えた。「そういうことなら、乗ってください。おそらくタイヤも交換できているでしょう。」と言う。えーーーっ。

彼が運転し、私は助手席に。雪の降る夕方、またタイヤ交換所に向かった。なんとも言えない「うーーーん。。。」という気分で。

というところで目が覚めた。

なんとも言えない、うーーーーん。だったなぁー。 白い大きなパピーはとてもかわいかったけど!