初めての病院+手術

先週の金曜日、生まれて初めて病院に行って手術を受けた。今まで大きな病気も怪我もしたことがない(一度足を切って3針縫ってもらったのみ)ので、今回のが初めて。日帰り(?)なので入院経験はできなかったけど、「良くないよ〜、ひどいよ〜」って噂で聞いていたカナダの病院を見ることのできる初めてのチャンス!手術は少し不安だったものの、ちょっぴりどきどきわくわくしていた。

個人的なことだしこんなところで書くのもなぁ、というためらいもある。でも、きっと、私と同じくらいの年齢の女性で経験したことのある人や、これから経験するひともいるだろうから、簡単に書いておこうと思う。

私の受けた手術というのは子宮筋腫の摘出。正確にいうと「子宮鏡下手術」というもの。子宮筋腫の手術といっても、筋腫のできる場所やできかたや大きさによって、その手術方法も違ってくるらしい。私の受けた手術は一番体に負担のかからないものだと思う。 体にメスを入れることもなし、手術そのものは45分ほどでした。

カナダは「ファミリードクター制度」で、日本とは違う。どこか調子が悪かったら、まずファミリードクターに診てもらう。全てはそこから。耳や肌の調子が悪くても、自分で耳鼻科や皮膚科を探して予約を入れるのではなく、ファミリードクターの診察を受けてドクターに照会してもらわなきゃいけない。幸い、私たちはとても親身になってくれる女性のファミリードクターについてもらっているので、安心です。この制度の良い所は、ファミリードクターは自分の体のことを全部把握してくれている(記録してくれている)ということ。

私の生理は一年半ほど前までは、本当に判で押したように定期的にやってきていた。その規則正しい月のものが何故か突然、とても不規則になり、3ヶ月近くなかったり、やってきたと思ったら2週間以上終わらないとか。自分でも「何かが狂ってしまったなぁ」と少し心配になり、ファミリードクターに診てもらった。そして婦人科の専門医(女性のS先生)を照会してもらった。血液検査と2度のエコーの結果、子宮の壁からぶら下がるようにできるタイプ(?)の筋腫が見つかったのが3ヶ月ほど前。S先生が「あぁ、コレが原因ね。放っておいても閉経すれば自然となくなるケースも多いけれど、大きくなるだろうし、生理不順とひどい出血は続くわねぇ〜。だから採ってしまったほうが楽になりますよ。」って。先生自身が手術をしてくださるとのことで、どういう手術なのか、必要性やリスクなど、絵を描いて詳しく説明してくれました。それが「子宮鏡下手術」。先生の話では、50歳までに子宮筋腫ができる女性の割合は7割、そして色々な症状が出てくるのはそのうちの2割〜5割なんだって。

春の草はおいしいのですよん。

前日の夜中の12時以降は絶食。前日と当日の二度、決められた消毒スポンジ(?)で体をきれいに洗っておくようにとも言われていた。11時15分にチェックインして、1時15分のオペレーション、と言われ、相方と一緒に11時頃病院の受付にいきましたー。すぐに手首に名前などが書いてあるバンドをつけてもらい、その後はちゃっちゃと「Day Care」のエリアの待合室へ。そこには大きなテレビがあり、子供のおもちゃのセールス番組ががんがん流れていた。ホント、バービーみたいな人形の番組。何故? 待っている人が二人いて、相方が「コレ、見ているの?」と聞くと、女性のほうが「Yah, kind of(まぁ、見てるっちゃぁ見てるかな)」と答えた。…ので、消せなかった相方。座って数分したら私の名前が呼ばれたので、相方も一緒にベッドがたくさん並んでいる(カーテンで仕切ってある)部屋に移動。そこでガウンに着替え、これからの手術の説明を受け、腕に点滴の針をつけてもらった。

ガウンも、テレビで見るような「後ろ閉じ」でお尻が見えたりするものかなぁ〜と思っていたんだけど、ちゃんと腰のところで結べるようになっていた(ほっ)。点滴をしてもらうときに、暖かいシーツをかぶせてくれました。一枚は腕に(血管を浮き出すため?)、もう一枚は体に。1時過ぎにこのエリアからオペレーションルームの手前まで運ばれて、そこで麻酔をしてくれる先生(女性)から説明をうけた。そのあと、S先生がやってきて「お腹すいてるでしょー? もうすぐだからねー。」と、もう一度手術の手順などを説明してくれましたー。

オペレーションルームに入ってからはあっという間。もっとこじんまりとした普通の部屋で行われるものだと思っていたら、ちゃんと大きな丸いライト(?)が天井にあり、色んな機械があちこちにある部屋だったので少しおどろいた。運ばれてきたベッドから、手術台(?)に移り(自分で)、そのあとすぐに看護師さんが私の口に酸素をかぶせてくれた。これが妙に息苦しくて咳き込んでしまった。麻酔の先生が反対側に立ち、「眠くなるからね〜。どこか美しい場所を思い浮かべるといいわよ〜。」という声が最後に聞こえ、「美しい場所かぁ。それよりお腹すいた…シャーベットが食べたいな…」と、食べ物のことを思い浮かべて寝てしまった。

名前を呼ばれて目がさめたのが3時過ぎ。「気分は悪くない?はい、水飲んでね〜」と、氷水を渡された。なんでこんな冷たいもの飲まされるのだろう? 頭がぼーーーーっとしていて、看護師さんの質問がよくわかんなかったのだけど、そこでも「お腹すいた。」と答えていたワタシ。「すぐにいろんなもの食べちゃダメよ。今夜はスープだけね、MISOとかねっ!」と看護師さん。「あぁ。ミソスープね。」そのあと、服を着替えて帰って良し!でした。一番つらかったのは、待ち時間と空腹だな。

今日で2日。ようやく体の疲れがとれてきた感じです。金曜の夜と翌日は、何故か顔がぱんっぱんに腫れた!アンパンマンみたいっ。 土曜の朝なんて、目が開かないくらい腫れて自分でもびっくりした。頭がぼーーーっとして体がだるい以外は、特に痛みもなし。

初めてのカナダの病院。思ったよりもすっすっと進んだし、「ひどい」とか「汚い」とか感じなかった。看護師さんたちは親切でテキパキしていたと思う。でも、まぁ、半日以上はいたくないトコロだなぁ、って思いました。40代になると気をつけていても、体にはいろんな変化が起きてくるもの。女性器・男性器のことって、周りのひとに相談しにくいからと放っておくひとも多いかもしれない。でも、少し気になったらすぐに診てもらった方がいいと思います。私の友人にも私と同じような症状で悩んでいる子がいて、診てもらうことを薦めたところ全く同じ結果がでて同じ手術を受けるそうです。

2週間してすっきりしたら、久しぶりに泳ぎに行こうかな〜っておもってま〜す。終わって良かった!

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Gus10歳の誕生日

昨日、4月5日でGusは10歳になりました〜♪

ぼくちん、10さい、おっさんです。

毎年同じ、恒例の(?)「きゅーきゅーなるぬいぐるみをボロボロにして笑うGus」、見てね〜。

もうすぐイースターだし、10歳の誕生日の犠牲となったぬいぐるみは「うさぎさん」。

この種類のぬいぐるみは、中に綿がはいっていないのです。音の鳴るプラスチックは2つはいってます。ブンブン振ってボロボロにしても、綿があちこちに散らばらないので、片付け役の私には嬉しいぬいぐるみ。昨日、夕方の散歩に行っている間に、相方がクローゼットから取り出してテーブルの上に置いておいてくれた。

戻ってくるなり、Gusはテーブルに一目散。ぼろぼろにされる前のうさちゃんを写真に撮っている数分の間も、鼻息荒く私の足元をぐるぐる周り目をぎらぎらとさせていたGus。本能ですな〜。

誕生日とクリスマスの年に二回のことだもんね〜。嬉しくてたまんないんよね〜。

私の手の平にのってしまうほどの大きさだったGusも、もう10歳。いい年したおっさんです。

私が名前を呼んでちゃんと戻ってくる、という関係ができるのに4年ほどかかったかなぁ。ずいぶん落ち着いたとはいえ、やることや表情はパピーのころとあまり変わらない。Gusを眺めていると、「まんま」だなぁって思う。嬉しいときは思いっきり嬉しいし、臭いもの見つけたら思い切りなすりつけて得意な顔してるし、ひだまり見つけたらゴロンとして爆睡、クッキーおばさんが遠くに見えたら二本足で(私がリードを握るので、首がひっぱられて立ち上がって二本足になっちゃうのです)走りだそうとするし、相方の手の平の下に滑りこんで「マッサージして〜ん」と足をおっぴろげてるし。過ぎたことや先のことを考えないよね、動物って。そのときに一番楽しいこと・好きなことをよく知っている。そしてそれだけ、「いま」だけに思いっきりになってる。

うさちん、やっつけましたよ。

庭に来るウサギもこの勢いで退治しておくれ。

きゅーきゅーたのしかったです。これからもよろしくおねがいします。

怪我したり病気しないで、いつまでも元気いっぱいでいてね〜。

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春の光とストロベリーパイ

週末リポートの続き〜♪

あんなに晴れていたのが嘘みたいに、今日はどんよりと曇っていてまたまた寒い。今(夜の9時)、外では冬のストームの様な強い風がふきすさんでいる。週末の写真を見ながら「お日さま恋しいモード」です。今日で学期も終わり、試験期間にはいる。あぁ、今学期も早かったな。

学期末のペーパーの提出に追われる学生さんたちが忙しそうだった。中には「このペーパーが最後の最後のペーパーよ!そして6月に卒業!」と嬉しそうに笑っている女の子もいて、思わず「おめでとう~。嬉しいね~」って私も笑顔になってしまう。 若いっていいなぁ~。春の光のようにキラキラなんだもん。

去年のブログのエントリーを見ていると、すでにルバーブはいい大きさになっていて、シーズン初のルバーブパイを作っている。 今年のルバーブはまだ20cmほどだよ~。 週末に苗の上にかぶせていたカバーを外したんだけど、昨日の朝にはまたうっすらと「霜が」降りていたっぽかったので。。。またかぶせた。今年はイースター(16日)のあたりまで気が抜けないのかなぁ。

それでもね、先週末はあんまりにもキラキラできれいだったので、「ストロベリーパイ解禁!!」と、無性にいちごのパイが食べたくなった。 今お店に並んでいるイチゴはカリフォルニア産かメキシコ産。ちょうどメキシコ産のオーガニックのがあり、あんまり甘い香りもしていなかったのだけど、パイ食べたさに買ってしまった。

作っちゃったよ。

初・ストロベリーパイ☆

うちのイチゴたちは今年は育つのだろうか… とぼんやり思いながら。

パイのレシピを見ていると、9インチ(約23cm)型のパイなら大体4C(250cc=1C)の果物がいる。買ってきたイチゴ1パックがちょうど4カップほどだったんだけど、そこに去年作っておいたルバーブのジャムを半カップほど加えた。果物にはいつも大抵、大さじ2.5~3ほどのクイックタピオカ(タピオカ粉の様なもの)を加える。果物の果汁がゼリー状に固まるよ。私は小麦粉やコーンスターチを加えるのよりも、このタピオカバージョンが好き。

こんな気分だったんだ〜♪

早く春らしい春になってくれますように。

明日はGusの10歳の誕生日。

きゅぅきゅぅ鳴るぬいぐるみは買って隠してありま〜す♪ 中年おじさんだけど、まだまだかわいいGusちんです。

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