デンマーク風 ‘hygge’ なとき。旧正月。

今日は旧正月。Chinese New Year’s Day☆ 「酉年」、鳥の中でも「Fire Rooster」。火の鳥ネ♪

しかも、お月さんは新月なので、新しいサイクルの始まり。始まりは気分がいい。

この間、相方が見つけた記事が面白かった。デンマークの人たちの「Hygge」というコンセプト。カタカナで書くのに少々無理がある「ヒュグァ」という発音のこの言葉。英語では「Cosiness」とか「Happiness」っていう風に簡単に訳されがちなんだけど、デンマークの人にとっての「Hygge」って、もっと哲学的なんだそうな。バタバタとめまぐるしい日常のペースの中で一息ついてみること、シンプルであることの豊かさ、そういう「暮らし方」「時間の過ごし方」「在り方」がHyggeなんだって。

例えば、暖かい部屋にろうそくを灯してホットチョコを飲みながら読書する、はとっても「Hyugg」。温かくて柔らかい毛布に包まれるのも「Hygge」。好きなカフェで一つのクッキーを友だちと半分ずつするのも「Hygge」。きっと、先週末のダーニングもHyggeだな〜っ♪ ふふっ。

今日は職場のトレーニングがあったのでちょっと早起きの土曜日。hygge な朝の散歩。

帰ってきてからGusを連れて丘の上まで。原因がよくわからないのだけど、右の後ろ足を少々引きずっているGus。寝そべっていて起きた時などは特にひどくて、びっこをひいている。数日様子を見て治らないようなら、来週お医者さんだなぁ。困ったなぁ。

歩き始めるとそれほどびっこを引くわけでもなく、笑っているんだけどね。こういうときに「ここが痛いの。こないだ走ったときにひねったみたい。」とか言ってくれると助かるのになー。

Hyggeな小道をてくてく。陽が差すと小鳥たちのも賑やか。春はまだ少し先だよ〜。

丘の上でゴールデンリトリバーのパピーくんとぐるぐる周ってごあいさつ。

お年を召したご夫婦が、それぞれのカメラをじっくりと構えて写真を楽しんでいた。素敵ね〜。Hyggelig (←ing形)なときの過ごし方。

これといって何か楽しい予定がある日ではなくても、「Hygge」はたくさんあるものだなぁと思う。で、今夜はスカロプポテト(ポテトをレイヤーにして、間に玉ねぎ、チーズ、サラミの細切りなどを挟んで上から牛乳をかけてオーブンで焼いたもの。グラタンみたいかな)。これはとっても「Hygge」な一品!

シンプルな夕食だけどほっこり。そうだ、ほっこり!は「Hygge」だよっ。

英語だけれど、コペンハーゲンの町で「Hygge」の例を訪ねているビデオ・クリップ↓↓

大きな箱が前についている自転車が「Hygge度が10点満点」っていうのには笑っちゃった。大好きな友だちを前に乗せていっしょにサイクリングできるから、なんだって♪ デンマーク、行ってみたーい。
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神様と悪態とコシビ君のはなし

この間同僚グレッグと「新しい言語を習うと、必ずみんな悪態のつきかたを知りたがるよねぇ」と話していた。でしょ? 汚い言葉の吐き方と「I Love You」の言い方。この2つは「お元気ですか?初めまして。私の名前は…」を学んだ次くらいに皆知りたがる実践フレーズ。でしょ?

で、思ったのね。日本語で悪態をつこうと思っても、結構限られているということ。「馬鹿野郎っ!」「アホちゃう。」「ちくしょー」「めっちゃ腹立つ。」「ってやんでいっ」「ふざけんな。」
今考えただけでもコレくらいしか浮かばないし、こんな表現実際に使えそうにない。みなさん、他にどんな悪態ついてます?
明らかに女性が言うにはおかしいものもあるし。ヤーさんが言い放つとしっくりくる表現を普通の人がいうとおかしかったり。男女関係なく「気軽に使える悪態」がすっと出てこない。でも、日本語って、普通のフレーズの語尾やイントネーションを変えるだけで、ぶっきらぼうになったり、攻撃的になったり皮肉っぽくしたりできるよね。

一方。英語だと毒舌表現の仕方は様々で、時と場合により強弱(どれだけ嫌なインパクトを与えたいか、どれだけクソ腹たっているか)をかなり自由に表現できる。私も、悪態つくならえ・い・ご

今ざっと思い浮かべただけでも…

  • Shoot!
  • Stupid.
  • Idiot.
  • Jerk.
  • Shut up.
  • You,bastard.
  • Asshole!
  • Get lost.
  • Damb ass.
  • Oh…Shit!
  • F**k!

組み合わせてこんな風にも言える(↓)
You stupid mother F**ker. とか、F**kin’ ass hole! とか Shut the F**k upとかね。「Fワード」はかなり強い罵倒でオフェンシブなので、英語が母国語でない私でさえも聞くと「どきり」としてしまう。相方も子供の頃、よくわからないままこういうフレーズを口走ってしまって、お母さんに石鹸で口の中を洗われた(実際にごしごしとはしなかったけど、口をあけさせられて石鹸を入れられたらしい)。大人が使っているのを聞いて、「なんとなく自分を強く見せたくて」こういう悪態をついて見る子供、いるよね、きっと。

そう、「お母さん」を取り入れたものも聞く。日本語でお母さんを入れた悪態と言うと。。。「おまえのかあちゃんデベソ。」くらいかな?

他にも女性や男性の性器を叫ぶ悪態もある。。。

そして、忘れちゃいけないのは「神様」を取り入れたもの! 思いつくだけでもこんなにある。

  • Oh My God!
  • Jesus (Christ…) (Jee… とだけ言うときもある)
  • God damn it!
  • God sake.
  • Holy Christ.
  • Holy shit!
  • Holy crap!

日本語で例えば「(大)仏さん」を呼び捨てにしたような罵倒ってないもんねー。Buddha-damn-it!!! 言いにくいし。悪態表現に神様がここまでバラエティあふれて登場するということは、それだけ神様が日常生活に浸透しているということなのかなぁ、ってふと思ったのでした。ま、罵倒表現の度合いとか使い方とか(TPO?)がよくわからずに「とりあえず言ってみよう」と言い放つのやめたほうがいいですね。逆に、これらのいくつかを自由に使いこなせるようになれば、すぐに「あ、そーりーそーり!!」って言っちゃうレベルから卒業した印、かな(笑)。

色んな言語というと。大学での授業は全部英語だから耳にするのは英語がほとんどだけれど、休み時間のキャンパスでは時々英語以外の言葉も飛び交う。最近はアフリカや中近東の学生さんも少し増えた気がする。昨日のこと、よく見かける黒人の男の子がカウンターに質問をしにやってきた。IDを確認するのに名前を聞いたら、「僕の名前長いからカード見せるよ」と学生証をみせてくれた。コシビ君。いつも太陽のような笑顔で明るい子。「コシビ君はどこから来たの?」と聞くと「トーゴさっ!」と言ってまた笑った。

それでトーゴの人たちの名前の話になり、「名前を聞いたらトーゴのどの町・村の出身でどの曜日の生まれなのかわかるんだよ」って説明してくれた。19世紀にヨーロッパ諸国がアフリカの植民地化をする以前は、現在のガーナ、ベナン、トーゴは大きな一つの国だったのね。その当時も今と同じように「◯◯の村の火曜日生まれの男の子は☆☆君」っていう風に名前をつけてきたんだって。だから今でも、初めて自己紹介をして名前を聞いたときに、その人がベナン出身でも、「ああ、君はあそこの出身で金曜日に生まれたんだね」ってわかるんだって。ちなみに、コシビ君は「日曜日」生まれ。日曜日に生まれた女の子は「コサワちゃん」。

「生まれた曜日から何かわかるの?」って聞くと、「性格がちがうんだよっ。例えば日曜日生まれの僕は、大人しくておっとりしていてハッピーなんだ。大抵のコシビとコサワは良く似た気質を持ってるんだよ。」といってまた笑った。決して大人しいようには見えないけどなー、って思ったけど、トーゴの基準でいうと彼はきっとおとなしくておっとりなんだね。

色んな国があって言語があって文化があって、でも明るい笑顔は万国共通だなーって思いながら、眩しいコシビ君にまたね〜と手を振りました。

神様と悪態とコシビ君。むりやりくっつけてみた〜。うはは。

ほーりーちっと!くっきーもらうのわすれたー。

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炊飯器で乾燥米麹の甘酒できたー

この冬はとても寒かったせいか、まだまだ寒い日が続いているからか。ネットやブロガーさんのところで「甘酒作ってます!」っていうのを見るたびに、「あーん、私も飲んでみたい~」って唸っていた。子供の頃、お正月やおひなさんのときに出される甘酒は好きじゃなかったけど、きっと子供って皆そうよね? それに、うちの甘酒は時には酒粕バージョンだったようにも思う(匂いが明らかにお酒だったし…)。

ネットで作り方などを見ていると「(米麹の)甘酒は飲む点滴」だと言われて一時期ブームでもあったらしいね~(今もなの?)。発酵ものって大好きだし、体がほくほく温まる、というのにとても惹かれる。その上元気が出てきて美容効果もありだなんて(ホントか?)、すごいぞ甘酒!甘酒でなく、腸の環境をスッキリと整えてくれるものは健康食の王様よねー。そうそう、この間、健康とかバクテリア などに妙に詳しい(?)同僚の一人が、「便秘こそがボケの原因だ」って言っていた。瞑想を終えて穏やかな気分で歩いていたときに飛び出してきたトピックだったので「ぎょっ」としてしまった。「ひどい症状のひとは他人のう◯ちを移植(?)してバクテリアの活動を高めて腸内環境を改善するんだよ」って、そんな具体的な話もしてくれた。

あれ、話がそれましたが。。。 私の言いたかったのは、健全な腸内環境こそが健康の基本! ということでした(笑)

で、米麹と炊飯器があったら簡単に甘酒ができるよー!っていうのをたくさん読んだので。やってみた~。母から送ってもらった貴重な乾燥米麹。200gに対してお米1合分のおかゆ。そこにぬるま湯(57度前後)を300ccほど加える人もいる。よく読むと、一番のポイントは6~8時間炊飯器の保温で温める(発酵させる)ときの温度。大抵のネット情報では55度~60度が良いとのこと。

うちには2つ炊飯器があり、古い5号炊きの方はご飯は炊けない(途中でストップしちゃう)のに保温機能はオッケー。そういう中途半端な壊れ方をしているので、捨てられずにベースメントに置いてある。甘酒作りにはこの半分壊れた炊飯器の保温機能だけを利用したよー。蓋は開けたまま、中蓋を半分だけ閉めて(完全に取ってしまうと温度が下がりすぎたので)ふきんをかけた。2~3時間おきにかき混ぜ、8時間発酵。

ちゃんとできたよ~♪

これがさ、すんごい甘い。分解・発酵したお米の糖分、なんよね? お砂糖ゼロでこの甘さ、信じられなーい!甘すぎてこのままじゃ飲めないっ!

で、豆乳で薄めて飲んでまーす。豆乳だけを少し温めて混ぜてます(生きている甘酒を温めすぎると効果がなくなるそうなので)。美味しいよ~。しょうがも入れて試してみた。これもいける!一週間ほどで飲みきりたいけど、飲みきれないようなら次は小分けして冷凍しようかな。

今日のニュースでこちらでもノロウイルスが広がって大変なことになっているそうな。アメリカの高校では学校閉鎖になり、10%(だったかな?)のブリーチ(漂白剤)で学校中を消毒したんだって〜。怖いなぁ。私の周りでも熱があったりゴホゴホしながら働いていたり、学校に来ている学生さんがいる。お願いだから家にいてくださーい!

甘酒飲んで腸内環境整えて、元気に冬の終わりをのりきらなきゃねっ。

はーるよこい。

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