昨日、ちらりと「ベアーミネラル」を使うのをやめました。と書きました。
「Bare Mineral/ベアーミネラル」のお化粧品を宣伝した手前、それを使うのをやめた理由を説明しておかないと、なんだかとても申し訳ない気がするので。
ベアーミネラルのキットは、個人的に「とっても」気に入りました。さらっとしているし、塗ってる!という印象を与えないし、色も豊富、健康色に仕上がる、などなど。1ヶ月半ほど使って自分でも「良し」と思ったので、このブログでも紹介しました。
が、使い始めて2ヶ月〜3ヶ月したあたりから、なんだかおでこがかゆい。ほっぺたも、ベアーミネラルのチークを使わなくても「赤らんでいる」。そうこうしているうちに、おでこの真ん中にぽこっとふくらみができました。直径1cm弱。そして数日のうちにほっぺたの、それこそチークをつけるあたりにも、ぽこぽこっとできました。にきびではなく、ただふくらんで赤みをおびるのね。かゆくもないんだけど、そのふくらみが消えず、そこからぼろぼろと乾燥してきたという訳です。
で、3週間ほど前、食あたり(生ガキ?)か単なる Stomach Fluの流感にかかり、体調を崩しました。そのあとすぐにまた、大学でひろまっている風邪をもらってきた。
なんだかおかしい。肌のトラブルは、風邪をひいたせいかもしれないけど、それにしてもおかしい。
それで、ベアーミネラルを使って、肌のトラブルを経験した人たちのブログなどを読んだところ...
いたいた。全く同じ症状で、惜しくもベアーミネラルをあきらめた人たち。
ベアーミネラルに含まれている、ちょっと恐ろしい成分がひとつ。
「Bismuth Oxychloride」(=オキシ塩化ビスマス)(←なんとも恐ろしい名前)
この成分、ファンデーションにはよく使われているんだって。あの「さらりとした絹のような感触」や「化粧崩れしにくい」というナイスな性質は、オキシ塩化ビスマスによるものだそうです。(ほっほう。)それに、「パールのような仕上がり」や「うまく光をキャッチする」という、女性には嬉しい効果もあわせもっているらしい。(←これは、本当。だからベアーミネラルにもはまったワタシ)。
オキシ塩化ビスマスはオーガニック(有機物)では「ありません」。「ビスマス」の部分はオーガニックで自然のもので、元素記号で「Bi」、元素表では#81。でもビスマスは、自然の状態では少量しか手に入らない。それで、もちろん人工的に作り出す。その過程ではいくつかの鉱物が使われ、その中の一つが「鉛」だというからびっくり!ナマリかよー!
北米の規定にそって生産されている成分で、安全な域に入って入るものの、人によっては「肌のトラブル」を経験するんだそうです。
...ということで、大好きだったベアーミネラルとも、短いおつきあいとなりました。ワタシの記事のあとにベアーミネラルを試してみて、同じように肌のトラブルをおこしてしまった方がいらっしゃったら...
ごめんなさい!
オキシ塩化ビスマスを全く含まないミネラル化粧品もある。
懲りないワタシ。肌がもとにもどったら、今度は「オールナチュラルのミネラルパウダー」(良さそうなのを見つけたのだ...)を試してみるかも...