Goodies#29: ピルの良し悪し&愛用の薬

小鼻の上の方にまたひとつ。にきび。最近、ひとつ消えたと思ったらまた次、という風に「にきび」で賑わっている。うーん。

長いこと「にきび」(30過ぎたら吹き出物っていうの?)なんて出なかったのに。今年の始めに、Birth Control Pill低用量ピル経口避妊薬OC=Oral Contraceptivesと呼ばれるもの)をやめてから「にきび」復活。仕方ないか。

ピルは4年ほど飲み続けた。欧米では女の人のほとんどが「現在ピルを飲んでいる」か「以前ピルを飲んでいた」のカテゴリーに入るらしい。中学や高校生の女の子達は学校の性教育で「避妊の仕方」をきちんと学ぶ。高校生の子供をもつ親が、彼氏や彼女ができた自分の子供に対して、「避妊ピル」や「コンドーム」についてオープンに念押しするのも普通。私のファミリードクターのローラも、最初に会ったときに「ピル」について色々と説明してくれた。

私がピルを始めた理由は、生理痛が年々ひどくなり量も多くなり、ふらふらし出したから。まともに活動できない状態で、ローラに相談したところ「子供をつくろうっていう時期でないなら、ピルを飲んでみたらどうか」と勧められたのです。日本ではピルに対して今でも「抵抗」を感じる人も多いし、「ネガティブ」なイメージを持っている女の人もたくさんいる。なので、当然、私も一瞬ためらいました。

が、思い切ってピルを飲み始めてみたところ、変化有り。

ピルを飲んで「良かったこと」:

  • 生理痛がとてもとても楽になった
  • 量もすごく軽くなり、ふらふらしなくなった
  • 日数も減った
  • にきびが出なくなった
  • 旅行に行く予定のときに生理日が重なっていたら、ピルを飲み続けることで生理をスキップできる(便利)

ピルを飲んで「悪かったこと」:

  • 生理前になるとものすごくIrrational & Emotional(理由もなくイライラしたり感情的になったり涙もろくなったり)になるようになった(ピルを飲まないでいたときの3倍くらいの違い:私の場合)
  • 毎日忘れずに飲むのがめんどくさい

「良し」のポイントの方が高い。のだけど、今年の始めにピルを飲むのをやめることにした。自然なホルモンのバランスをピルを飲むことで調節し続ける、ということにやっぱり抵抗があったし。自分でもコントロールできない程の「生理前の感情の高まり」が恐ろしくなってきたというのもあり。人にイライラをぶつけたり、意地悪なことを言いたくなったり。こちらではそういう嫌な女たちのことを Bitch と言いますが、生理前の私は完全にビッチィでした。

で、ピルをやめてみたところ、ホルモンがもとの自然なバランスに戻るのに、約5ヶ月ほどかかったかな。最初の2ヶ月はひどかった:

  • 肌がぼろぼろと荒れ出した
  • 吹き出物いっぱい
  • 髪の毛もばさばさになった
  • 胸がはった
  • 感情の起伏あり

半年ほどたった今、からだが落ち着いた感じがします。予想通り生理痛はひどくなったけど、ピルを飲んでいたときのように狂った猫のごとく訳もなく泣き出したり、ビッチぃになったりしなくなった。ほっ。

「にきび」だけが困りものです。

で、最近、手放せなくなったにきびクリームがこれ。

pimple cream

Clearasilというクリームで、塗るとにきびの治りが早まる(気がする)。肌色だから目立たないのも嬉しい。しかしこの「にきびの出没率」は、本当にピルをやめたせいなのか、ただチョコレートを食べ過ぎているだけなのか、怪しいところです。
さて、鼻にぬっておきますか。

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