Goodies#357: 夏至の夜の夢【夢】

ちょうど一年と五日前の6月17日、夢の話を書いた(記事:Audi TT Red / 赤のアウディTT)。

そのとき同様、人の夢の話を聞くのってとてもつまらないと思います。が、昨夜の夢。まだ体にその感覚が残っているほど鮮明なので、興奮が覚めやらぬうちに書き残すことにした。

何がってね。「崖っぷちから海にむかって飛び降りた

古い町でした。小魚を揚げるにおいに誘われて、石畳の小道をぐるぐると歩いて行った先に、古い大衆食堂(←レストランとは呼べない)があった。天井が高く、地元の訛で話す人たちの声がこもるように響いていた。イタリア語。日に焼けて色づいた年季の入った肌。ごつごつとした働く人の手。異色の日本人女をためらいなくじっと見る目。私はイタリア語は話せない。でも言葉ではないもので会話をしていた(←夢の中ではよくある)。

漁師であろうおじいさんが「何を探してるんだい」と聞く。「飛びにきた」と私。おじいさんは、食堂の向こう側、ガラス窓のない窓の先を指差した。だまって立ち去ろうとする私に「飛ぶときには、シャツをぬぐんだよ」と。

食堂をぬけたところからは海が見えた。ちょうど「湾」の様になっている。風もなく穏やか。私は先へと進み、崖の淵に立ち海を見下ろしてみた。建物4階分くらいの高さかな。それまで飛ぶ気まんまんだったのに、淵に立つと急に怖くなってきた。「やっぱりやめとこ。」と振り向いたところに8歳くらいの男の子がしゃがんでいた。「飛んだことある?」とその子に聞くと、「うん。腕を胸のところで交差してできるだけ遠くに飛んだら大丈夫。」とさらりと答える彼。

その言葉でやっぱりやっぱり飛んでみようと決めた。Tシャツを脱いだ。

飛んだ。

jumping off the cliff

最初の2秒ほど、血が体中を逆流するような興奮と「しまった。」という後悔の念。

そのあと、目の前の海がはっきりと目に映り、ふっと「楽」になった。

jumping off the cliff

変な興奮も恐怖心も消え去って、ただ「在る」ということの気持よさだけを感じた。重力から自由になるとこんなに楽なのか、っていう感じ。

数秒してつま先から着水。すっとーんと海へ。水は思ったよりも冷たく、海は崖の上で見たように深く青かった。

***という、経験***

不思議なのは、ちょうど一年前のアウディの夢でも宙に浮いていたということ。思い切ってどこかに飛び出したいという欲求の現れなのかも。

あの数秒間、本当に爽快だった。

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Goodies#139: 崩れ去るというプロセス【夢】

「ばく」は悪夢を食べてくれるという。

獏

これは靴屋で靴を選んでいる「マレーバク」だけど。昔描いた「絵」の一部デス。

怖い夢を見たときは、その話を誰かにすれば、二度と同じ夢を見ることはないんだって友達が言っていた。

ので、吐き出そ。

9日間休暇をもらって、仕事に戻る前夜(昨夜)、案の定 Anxiety Dream にうなされた。ほら、海外旅行なんかをする前に、ちょっとナーバスになって、パスポートを家に置き忘れて空港でパニックになる、という夢。見たりするでしょう? それと同じ。朝はきちんと起きれるだろうか、メールはどれくらい溜まっているのだろうか、とか。心配から悪夢をみます。昨夜の夢も怖かったなー。

私の怖い夢のテーマは、「The End of the World」。この世の終わり、的なものが多い。感情的に肉体的に破壊されて、Humanity が終わりを告げる。というような。←こういうアイデアが、どこからわき上がってくるのかは知りません。

*

昨日の夢では、私は大勢の人ごみの中でまみれていた。野外コンサートが開かれる様な、だだっぴろくて薄暗い原っぱに、老若男女、黒人白人黄人、が叫んだり、走り回ったり、おろおろと泣き崩れていたりしていた。

何が起こっていたかを簡単にいうと、全てのひとたちが「崩れ去る」プロセスを経験していた訳です。野菜のはし切れなどが、コンポストの中で堆肥になるように。そうだ「decompost」。

私は、結構、冷静にみんなを眺めていた。悲しいけれど、みんなが一緒に堆肥になるのは、地球の立場でみてみれば、それほど悪くはないことだと。

プロセスというのが、徐々に、からだの「外側の要素(?)」:髪の毛とかまつ毛とか爪とかが、まず抜け落ちる。ぽろぽろと。不思議なもんでね、「毛」が全部ぬけてしまうと、男も女も似た様な感じだった。みんな、てるてるぼうずのようでした。ふと見ると、目の前で、大好きな友達のアリちゃんがかなりヒステリックになって泣いていた。まつ毛が全部抜けてしまったって。「大丈夫。私のまつ毛も抜けてきたよ。ほら、ね?」と、慰めてみたけど効果なし。

外側の要素が、落ちてしまうと、次は、内蔵が徐々にひとつずつしぼんでいく。このプロセスを終えると、まるで空気の抜けたビーチボールの様になる。

さすがに、これは、恐ろしかった。痛いとかではなく、「徐々に崩れていく」という事実が恐ろしかった。

*

ガバっと目覚めて心拍数が上がっているのに気づく。

怖いでしょ?
ハロウィンの余興ということで...

こうしてここで「話した」ので、今夜は大丈夫でしょう。

読んで下さって、どうもありがとう。サンキューサンキュー♡