森林浴。とは、よく言ったものです。
お風呂上りになんとものほほんと気持ちよくなるように、森の緑のエネルギーにどっぷりつかるとすぅっと気持ちが落ち着く。すっかり忘れていた。
ほんの少しのぞいた青空に気づき、「森へ行こう!」とお昼前に出発。行き先は「マッケンジー・バイト(McKenzie Bight)」といって、ビクトリアの中心から車で30分くらいのところにある、プロビンシャルパーク。

久しぶりでした。

マッケンジーバイトを訪れたのも。

森のエネルギーにすっぽりと包まれたのも。
森の中はまだ空気がひんやりとしていた。

Gus は、ずぅっとずぅっと匂いをかいでました。彼にとっては、真新しい長編小説を読むのと同じくらいの情報量。本当に嬉しそうに笑っていたGus。犬も嬉しいと笑います。

Trilliumsという、ネイティブフラワー。花びらが三枚、葉っぱも三枚。こういう深い森でしか見かけない花です。

ほんの少しの陽の光を受け止めている苔が微笑ましい。

ここはプロビンシャルパーク(州立公園)だから、州によって守られている。とはいえ、この辺りで見かける木々は、一番大きなものでも「セカンドグロース (second growth)」。この森が生まれて以来、育ち続けてきた「ファーストグロース」が伐採されて、その次に育ったものたち。バンクーバー島には、たくさんのファーストグロース(100歳以上の木々からなる森)があったのに、人の手に寄ってほぼ伐採されてしまい、ファーストグロースフォーレストはもうほとんど残っていない。

ヒトが足を踏み入れる前の森を思い浮かべると、そのエネルギーを想像するだけでため息がでる。

マッケンジーバイトを流れている小川。もうこの先は海です。
先週かなりイライラと憤ってしまった職場での事情も、今日はさっぱりと忘れることができました。感謝。