庭のシルバー・グリーンとGusの新しいセーター

ふぅ。なんとも落ち着かない一週間。心はざわつき、流行っている風邪だかインフルエンザの「はしくれ」を体の中に感じ続けて疲れた。

気持ちのざわつきは、先週末から月曜日にかけてBC州を襲った豪雨とその被害の規模にもある。土砂崩れと浸水で主要なハイウェイを含めたいくつもの交通機関がが破壊された。バンクーバー東部の農場地帯なども2m以上の水に浸かってしまっている。非常事態宣言が出され、数百万のひとたちが避難している。ビクトリアもあの日は怖いほどの雨が降り、その後強風にさらされた。今回の水害で避難を強いられた人たちの中には、夏の山火事で全てを失ったひともいる。心がいたむ。

わたしは普段どおりに毎日をおくれているというのに、ざわざわと落ち着かない。今日は雨が降っていなかったので、庭の「簡易グリーンハウス」を骨組みから外して片付けた。次のストームでぶっ飛ばされないように。簡易、なので、ビニールの部分もひとシーズンで随分傷んでいた。来年どうしようかなー。

冬がもうそこまできている。冬を超すたくましい草花たちはシルバー・グリーンに光っていてきれいです。

↓↓これはこぼれ種から出てきた「セリンセ」。ゆっくりと大きくなり、来年の春に花が咲くよ。こうして冬を越した株のほうがずっと元気に花を咲かせる。

地味〜な葉っぱたちを見ているだけで、ざわざわがおさまるのだから不思議です。

今年の春に種から育てたシルバーセージ。

今の家を買ったときに、前に住んでいた家のお向かいのカーミーさんが、このセージ(乾燥したの)を束ねていぶして(?)家のなかの良くないものを「お祓い」してくれたっけ。カーミーさん、今はどこでどうしているのかなぁ。

↓↓ これ、今日植えたのです(笑)。こんな時期に植え替えていいのか?って思いながらも植えました。

秋の初めにポットに蒔いておいた「白いオダマキ」の苗。すごく繊細にみえるけど、オダマキさんたちは結構タフなので、きっとだいじょうぶ!

最高気温が8度くらいになってきたし、Gusはおじいちゃんだし、新しいセーターを買ってあげた。フリースのセーターで、とても着せやすい。Wilderdogっていうところのものです。

アウトドア派のわんこたちのためのブランドのようです♪ セーターやブランケットや寝袋まである〜。

Gusはもう全然アウトドア派じゃないけど、ぬくぬく過ごそう!

今日は車でいつもの丘の下まで行って、そこからゆっくりと丘の上まで歩いた。それもなかなか足が進まなくて時間がかかったんだけど、丘の上のにおいは大好きだから喜ぶかなーと思って。足が痛むわけではないみたい。ただ、うまくコントロールできないし安定しない。家の中の階段はもう登るのも降りるのもできない。またできるようになるかなぁ。視力もぼんやりとしてきているのかなぁ、という気がする。不安じゃないかなと少し心配にもなる。

でも、丘の上でぶらぶらとしていると、少し嬉しそうに笑った。

なんだか、色んな思いがめぐって。みんなおじいちゃんやおばあちゃんになるんだなぁと。

今日も良い日やねー、わたしたちはちゃんとここにいるからねーって言いながら、Gusのおでこや目にいっぱい「ちゅー」をする。

明日も歩くよ、Gus!