Tiny House Movement・タイニーハウスムーブメント

Tiny House Movement、聞いたことありますか?きっと、欧米人よりも日本人の方が馴染み深いコンセプトなんじゃないかな。日本ではエアロハウスが同じような「最低限で無駄がなく環境にやさしい生活空間」というコンセプトで、いくつかのデザインを提供している。エアロハウスの小さな家の方が、増設もできて柔軟性があり、耐久性・耐熱性・機密性も考慮されているし、Tiny Houseでよく見るタイプよりも大きい。北米で注目されているタイニーハウスは、本当に小さなキャビン。自分たちで建てて、実際に生活をしている人がいるらしい。小さなものでは畳6畳分の床面積+ロフト。地価が上がり、自分たちの家を持てない若いカップル達のあいだでは魅力的なオプションになっているみたいです。

そんなTiny Houseに住んでいるカップルの楽しいビデオクリップを見つけた(英語)。

彼らのTiny Houseは約14平米(=畳8畳分、4坪強)。「一人になりたいときはどうするの?」という質問に対して、「ドアを開けて出て行けばいいの」って答えている彼女がかわいらしい。こういうカップルって微笑ましいよね~。自分たちの手造りの小さな家。毎日キャンプしているみたいだし。何より、自分たちで建てた家だから、隅から隅まで仕組みを把握している、っていうのが素晴らしい。ここまでスペースが限られていると、必要最低限のモノだけを丁寧に選んでいるのだろうし。それに、ソーラーシステムや排水のリサイクルなど、環境へのインパクトも最小限に抑えているというのも理想的。

このTiny House Movementを広めたきっかけとなった建築家の中には、日本人の手塚貴晴さんの作品も含まれているよ。代表作は「House to Catch the Sky(空をつかまえる家・85.9平米)」。その他、スペインの建築家Eva Prats と Ricardo Floresの「House in a Suitcase(28平米)」という作品。彼らの作品は、家具を含めた生活必需品がすべてスーツケースに収まってしまっている、というもの。

オモシロイでしょ?

最近、私たちの家の周りでは、まだ十分に住むことができる古い小さな家をつぶしてしまい、敷地面積いっぱいいっぱいにお屋敷を建てる人たちが増えている。フロアーの面積で460平米(畳で280畳分の広さ)とかネ。そんなばかでかいスペースがあったらそわそわして落ち着かないと思うけどな。

Tiny Houseほど小さかったら、二人と一匹で住むのには辛いな。でも、もし歳をとって一人になってしまったら、こういう小さな家を庭のあるスペースに置いて住むっていうのも悪くないかも。日当たりが良くなるように方向も変えられるし、小型トラック(スズキのKトラックがいいな)を持っていたら移動もできちゃいそうだし。

自分たちの手の届く無理の無い範囲でのライフスタイルを選ぶカップルたち。そんな素敵な人たちも静かに増えてきているのかな、と思うと嬉しくなるネ。

今日もご訪問どうもありがとう。↓↓ぽちっと One Click嬉しいな♪
にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ