紅茶卵

中国の「紅茶卵」、大好きです。ピータンとは違うよ。あれは3〜6ヶ月、土の中で発酵させたあひるの卵だもんね。雑食の私も、初めてピータンをまるごと見たときは、あの怪しい青黒さにはおののいたっけな。

じゃなくって、紅茶卵ね。Tea Egg。おいしい〜♪ 中国人のお友達が作ったのを味見させてもらって、かっちーんとハマってしまった。

ほら、おでんにはいっている卵もさ、長い間おでんのお出汁に使っていると味がしみておいしいやんね? 中国の紅茶卵も同じ要領で、中国のスパイスがきいていて独特な美味しさがある。卵が「一パック買ったら二つ目がタダ」だったので、一パック使って紅茶卵を作ってみたっ。

紅茶卵

作り方を教えてくれた友人のレシピはすっごく適当で、「分量はつくっていくうちに自分で調節すればいいんだよ。とにかく、スパイスがあることと、卵がヒタヒタにかぶさっていることだけ覚えておくべし」とのこと。

ゆで卵を8〜10個、八角二つ、五香粉(中国の5つのスパイスが混じってるらしい)小さじ4分の1程度、紅茶パック1、濃口中国醤油を大さじ2、薄口中国醤油を大さじ1。これを全部混ぜてお鍋に入れ、ゆで卵を加えてヒタヒタになるまでお水を足す。20〜30分ほど煮詰めて、あとは一晩そのまま放置。

紅茶卵

私はしっかりと味が染みている方が好きなので、カラを全部むいたけど、卵の殻にひびを入れたものを浸しておく人もいるよ。そうすると、殻のヒビの模様が卵についてきれいです(↓↓右端)。

紅茶卵

こーんな感じ♪ すんごい濃い色になった。友だちが作ってくれた紅茶卵は、確か、長時間煮詰めた「トンポーロー」の様なお肉料理の残り汁を使っていたので、私が作ったのよりもずっと味に深みがあって美味しかったな。次回は私もそうしよう。うん、少し甘みが加わっても美味しいと思う。

紅茶卵がたくさんできたので、今週のお昼ごはんは毎日紅茶卵♪ 味の染み込んだ卵っておいしいね〜。

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